結婚式を挙げたい気持ちと、挙げたくない気持ち。両方持ち合わしているのは当然のことだと思います。
ちなみに、結婚式を挙げないカップルは全体で約50%、約半分の割合で、結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択しているそうです。
なぜ挙げないのか?
理由は幾つかあると思いますが、
①お金
もっとも多い理由がお金。結婚式や披露宴にかかる費用の総額は平均で約360万円。
招待客よりご祝儀をいただいたとしても150万円ほどかかるといわれています。
新生活にかかる費用も考え、結婚式を諦めるという選択に繋がっているのかもしれません。
②恥ずかしい
大勢の人を招いて、お祝いしてもらう。そのこと自体がとても恥ずかしいというカップルも当然多くいます。
必要性を感じない、付き合いで来ている、派手ではないことをすると節約してるんだろと思われそう。などと考え始めると、とても苦しくなってしまうかもしれません。
③家庭の事情
両親が離婚している場合や、親族をそろえることに不安がある場合、絶縁している、療養中、結婚式を挙げることによってなにかしらの「不安」を抱えてしまいそうな場合など見送るケースもあります。
④その他
理由は様々です。再婚だから、授かり婚だから、準備が大変そう。ああいう、セレモニーみたいなものが嫌、などがよく聞かれます。
挙げない場合の後悔
では、結婚式を挙げなかったとして、その後の生活で「後悔」などないのか?
あるアンケートでは7割以上の結婚式を挙げてない夫婦が後悔していることが分かっています。
男性の後悔として、
ウエディングドレスはを一度は着せてあげたいと感じる時がある。
相手や、相手の両親に申し訳ないと思う。
女性の後悔として
花嫁衣装を着たかった。
父親と一緒にバージンロードを歩きたかった。
どちらも、「晴れ舞台」と「両親への思い」が、気になるところなのかもしれません。
また、あるデータでは離婚歴のある方で、結婚式など「何もしなかった」と答えたのは8割以上。一概に言えませんが、結婚式を挙げることは、その後の夫婦関係に何かしらの影響があるのかもしれません。
もちろん挙げなくてもいい。けれど、様々な式も。
一通り見ていくと、挙げないのは、「お金」、後悔として「想い」が浮き彫りになってきました。
余裕があるなら予算を使って「一般的」な式も良いかもしれません。
けれど、「よくあるあの形式」にこだわる必要もありません。
予算10万円でも、とても心のこもった式が出来ます。
◆こちらの記事で紹介。
節約で言えば、会場をホテルからお寺などに変えるだけで100~150万円の差が出てくるといわれています。写真やビデオを式場専属ではなく外部に依頼すると半額以下になる場合があります。
写真だけのフォト婚も増えています。その場合はドレスを新婦に着せることが出来ます。
ちいさなチャペルで少人数の結婚式場もあります。その場合は父親とバージンロードも歩けます。
沢山呼ぶことが恥ずかしい場合に、それぞれの想いに見合った「結婚式」をサービスとして提供している式場は増えています。
もちろん、どこかで集まって、ドレスを着て、手作りの式も素敵だと思います。
どうか、二人のこれからが祝福の思いとともに、素晴らしい日々になることを願っています。
わたしたちの結婚式