結婚式のエンドロールは、式の締めくくり。だからこそ、こだわりたいという新郎新婦の方が多くなってきています。おかげさまで弊社も、注文を頂くことが増えるようになりました。
昨今のトレンドでは、インターネット動画の流行もあり、時間があり編集にも手が回るカップルさんは自作。よりハイクオリティな動画を作りたいカップルさんは、業者への依頼というパターンが増えてきました。
この記事では、2022年のトレンドを踏まえて、結婚式のエンドロールムービーの自作と業者の依頼について、メリットやデメリットをまとめてみました。
ぜひ演出ムービーを作成される際の参考にしてみてくださいね。
結婚式のエンドロールムービーを自作するメリット&デメリット
まずは結婚式エンドロールの自作について。
近年、動画編集が可能なスペックのPCが容易に手に入るようになりました。
結婚式エンドロールムービーを作成するためのソフトウェアが充実してきたこともあって、確実に自作の敷居は下がっています。
自作の場合は、自分で構成を考えたり、演出を工夫したり、自分たちでオリジナリティを出した結婚式ムービーに仕上がるのが良いところですが、動画編集の難しさであったり、どういったテキストを挿入すべきかなどで苦労することもあり、初めての作成では完成までに時間がかかってしまう点も考えておく必要があります。
自作するのに向いているのはこんな人
結婚式エンドロールムービーの自作がオススメなのは次のような方です。
・動画編集ソフトが購入できる(予算8,000円から)
・自作ムービーを式場で流せる
・BGMや挿入写真などの素材を準備できる
・動画制作に時間を使える
実は最後の「動画制作に時間を使える」というところが少し厄介です。ぶっちゃけ、パソコンがある程度使える方だと、スライドショー形式のエンドロールムービーなら、動画編集ソフトを買って、写真を取り込むだけで作れちゃうと思います。
けど、どうしても時間がかかってしまいます。例えば、文字テロップの挿入や、動画編集素材を探したり、初めてだとだいたい5時間ー10時間くらいはかかってしまうことを想定しておくといいかもしれません。
エンドロールムービーの自作については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
2022年の流行はクラウドソーシングでの編集依頼
2022年のトレンドということでお話すると、手軽に依頼ができるクラウドソーシングが流行してきています。
例えば、「ココナラ」というサービスを使うと、予算5,000円から編集経験のある気に入った方に直接お願いができるので、「動画編集ソフト購入+作業時間」と比べると、かなりオススメな方法です。
ココナラのサンプルムービーを見ていただくと分かるかと思いますが、エンドロールムービー程度なら、動画編集を仕事で行っている方ならとってもキレイに仕上げてくれます。
ぜひ、ご検討されることをオススメします。
クラウドソーシングで頼むのは、動画の発注のやりとりメールが少し面倒なのがデメリットかもしれません。ですが、お値段とクオリティを考えると圧倒的に安いので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
確かに安く済むけど、多くの人に見せることを考えると不安
一番のネックは沢山の方に見てもらうクオリティに仕上げることだと思います。
結婚式場の雰囲気、食事の様子、演出のこと…総合的に考えていくと、エンドロールムービーが少し子供っぽくなってしまうと、自作したところだけ浮いてしまって不安。
弊社でもそういった方から、ムービーの作成依頼を受けることが多いです。
自作するポイントは、もちろんいくつかあります。
先ほど紹介したこちらの記事のようなポイントを外さなければ、基本的に問題はないと思います。
そこからさらに、こだわりポイントや編集にも力を入れていきたいところ。
動画編集は知識が大きくクオリティに関わってきます。ですので、沢山の作例を見たり、編集ソフトの使い方を学びながら、作りたい印象に近づけていく試行錯誤が絶対に必要です。
>>参考記事: 3時間で出来る!結婚式のムービー作成 人気編集ソフト10選
結婚式エンドロールムービー自作のメリット
結婚式エンドロールムービーを自作するメリットはこちら。
一番の理由は、やはり節約になることでしょう。
他には、オリジナリティを出すことが出来るのも大きいです。動画編集が出来る方なら、ぜひ自作されることをオススメします。
・数万円の節約になる
・オリジナリティが出せる
・動画編集が思い通りにできる
動画編集ができる方の場合ですと、自作で作成されたときの満足度は高くなる傾向が強いです。そのため、時間に余裕を見つけて頑張ってみると納得のいく作品に仕上がるはずです。
結婚式エンドロールムービー自作のデメリット
結婚式エンドロールムービーを自作するデメリットはこちら。
よくあるデメリットをまとめてみました。
やはり動画編集が出来るかどうかで、大きく変わってくると思います。
・多くの時間がかかってしまう
・動画編集が初めてだと難しい
・クオリティに問題があることもしばしば
動画編集について、基本的にスライドショー系の動画テンプレートに、画像をはめこんでいく方法が一番外さないのでオススメです。これについては、便利なソフトウェアが安価で入手できるので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
結婚式のエンドロールムービーを業者に依頼するメリット&デメリット
クラウドソーシングが流行してきていますが、まだまだ結婚式ムービーの作成業者の人気は健在だと考えます。
実際に、オリジナリティの高い動画を作成していて、式場の流行を考えてビデオ商品を作っているところがほとんどです。
「ココナラ」のようなクラウドソーシングと業者でのクオリティには大きな差はないと思います。
しかしながら、結婚式場でのトレンドを知っている業者に依頼することは今でも高い需要が残っています。
予算1万5千円程度までならクラウドソーシング。予算3万円から4万円までなら業者。といった相場になってくると思います。
結婚式はその他の項目でも想像以上にお金がかかります。
予算と照らし合わせてどの選択を取るか考えてみると良いでしょう。
業者に依頼するときの注意点
まず注意すべきなのは、編集の修正についてです。
業者によっては、編集の「修正が2回まで」「無制限」など、編集回数が決まっていることも多いです。
その場合だと、追加の編集には別途料金が発生してしまいます。
他には、インターネットみ窓口対応をしている業者も多いです。
例えば、「ラインのみ」「メールのみ」といった電話連絡ができない業者が近年増えてきています。
弊社サイト「わたしたちの結婚式」では、24時間電話での対応を行っておりますが、業界全体ではインターネットで完結するタイプが多いので、まだまだ少数派です。こちらもぜひ注意されるべきだと考えます。
納品される動画については、基本的に問題ないと思います。
時々、「内容がサンプルと少し違う」といったお声も聞きますので、しっかり納品実績の多い業者に依頼するといいでしょう。
結婚式エンドロールムービーのオススメ業者
詳細については先述の記事に14つの業者を比較・まとめをしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
わたしたちの結婚式
弊社では、式場でも扱われているムービーを作成し、結婚式の撮影までも手がけています。ウェディング系の雑誌でも紹介された実績もあり、式場でも好評頂いているムービーを安価(およそ2万円程度から)でご提供させていただいております。
ナナイロウェディング
ナナイロウェディングは、ウェディングムービー作成の専門店です。オープニング・プロフィール・エンドロールムービーを全て一律料金で制作依頼ができるのが魅力です。修正回数は無制限と安心のアフターケア。 有名なファッションショーや音楽フェスなどで活躍してきた映像クリエイターをはじめ、映像制作のプロフェッショナルが作成する映像に定評。制作実績は5000本以上と抜群の安定感があり、オススメです。
プリンセスネット
プリンセスネットは、今風な感じのオシャレな結婚式ムービーを作成してくれるサービスです。制作から納品まで、専属のクリエイターが担当についてくれるので、なんでも相談しながら制作を進められるのが魅力となっています。ご利用のカップル数が15,000組突破の安定感抜群のサービスです。
結婚式エンドロールムービーを業者で作るメリット
結婚式エンドロールムービーを業者で選ぶメリットはなんでしょうか?
自作ムービーと比較して考えると、次のようなポイントがあると考えます。
・実際に式場で上映されているので、安心して発注できる
・プロ仕様のソフトを使うのでハイクオリティ。音楽著作権に配慮した制作をしてくれる
・自作ではないので時間に余裕がもてる
1本2万円からが相場になってくるので、安いとは言えないですが、それでもハイクオリティの動画を納品してくれるのは根強い人気を誇っています。最近では、業者もクラウドソーシングの値段に引っ張られて各種割引を充実させている傾向もあります。ぜひ、業者をご検討の際はこちらの記事のような比較も参考にしてみてください。
実は、結婚式場での音楽利用には「ISUM」という基準に照らし合わす必要があります。
なので自作の持ち込みで著作権楽曲を使用するのはグレーという見方も存在します。
個人利用なので、それで問題に発展したことはないので、現状では問題はないかと思います。
結婚式エンドロールムービーを業者で作るデメリット
結婚式エンドロールムービーを業者で作るデメリットは、やはり金銭面。
また、納期も重要なポイントです。
繁忙期などに発注をすると1ヶ月程度は最低でも見ておかないといけないでしょう。
各社によって違いはありますが、スピード納品をしてもらうと追加料金がかかってしまうことがほとんどです。
弊社でも早期納品には追加料金を頂いております。
・納品に時間がかかる
・相場が2万円程度になってくるので少し高い
ただ、金銭的な面でのデメリットが大きい分、トータルで見るとデメリットは少ない印象があります。サービス料に面倒な手続きが含まれていると考えることも出来るかもしれません。
まとめ
エンドロールムービーの自作、業者委託、クラウドソーシングとの比較を簡単にお伝えしてきました。
金銭面では、ウェディングの撮影に比べるとそこまで大きくはないのですが、やはり一番大切なのは演出からトータルに考えたときに、カップルのお二人が一番満足のできるエンドロールに仕上げることだと思います。
そのため、紹介したようなエンドロールムービーの作成方法をそれぞれ一度調べて頂いて、ぜひお好みのムービーを探して楽しい結婚式にしてくださいね。