披露宴やウェディングパーティーを開く際、どんな会場でも新郎新婦が自分たちで決めなくてはならないものがいくつかあります。
その一つが、BGMです。
BGMは、パーティー全体の雰囲気を決定付ける、とても重要な要素でもあります。
ここでは“選曲のポイント”と“オススメ使用シーン”を併せて、ヒット曲から通好みのちょっとマニアックな隠れた名曲まで、一挙ご紹介します!!
今回は、歓談中のおすすめ曲をピックアップ!
歓談中は自分たちはもちろん、ゲストが気持ちよくお話ができるようBGMを選んでいく必要があります。
ぜひBGM選曲の参考にしてくださいね。
歓談中は…アルバム一枚でOK!!
選曲で意外と手間取るのが、歓談中のBGM。
尺が長い分多くの曲を選ばなければなりませんが、他のシーンとのバランスを考えると突飛な音楽も流せないし、やはり手は抜けません。
でも、結婚式に向けての準備は色々とあるため、選曲ばかりに時間を取ることも出来ませんよね。
そこでオススメなのが、アルバムを上手に利用する方法。
先程も少し書きましたが、アルバムは一連の流れを考慮して制作されているため、当然ながらとてもバランスよく出来ています。
それをそのまま利用してしまえば、統一感やテーマ性も出せるし、何より選曲の時短になります。
アルバムをそのまま使用する場合の、選び方のコツは次の通り。
・好きなアーティストにこだわる
・二人がドライブデートの際によく聴いていたなど、思い出の一枚を選ぶ
・歌の無いインストゥルメンタルにする
最初の2つはこだわりたいポイントだと思いますが、その上で3つめのインストゥルメンタルを選ぶのも一つの方法。
ポップスのアーティスト曲でも、オーケストラバージョンやオルゴールでのカバーなど、様々なタイプのアルバムが制作されています。
アーティストにこだわりが無ければ、クラシックやジャズなどの幅広い年代にも受け入れられやすいスタンダードを選んだり、
近年は人気と実力兼ね備えたインストバンドも多く活躍しているので、この機会に色々聴いてみるのもオススメです。
では、オススメのインストゥルメンタルCDをいくつかご紹介しましょう。
「フィギュアスケート・ミュージック 2017-2018~Road to Gold」
ウィンタースポーツの中でもファンの多いフォギュアスケート。オリンピックイヤーの今年は、TVなどで目にする機会も多かったと思います。
フィギュアにおいて音楽は、演技を構成する重要な要素の一つであるため、どんな曲を選ぶかということも、とても重視されているようです。
そんなフィギュアスケートで使用された楽曲を集めたコンピレーション・アルバムも、数多くリリースされています。
その中から最新シーズン使用曲を集めたこちらのコンピは、クラシックを中心に、聴けば知っているような曲ばかり。
ホテルのバンケットで流しても、聴き劣りせず、高級感を演出してくれることでしょう。
<収録曲>
1. だれも寝てはならぬ~オペラ『トゥーランドット』
2. 『四季』~冬 -競技サイズ編集版-
3. オペラ『蝶々夫人』~ある晴れた日に
4. 映画『SAYURI』~SAYURIのテーマ
5. バレエ『ドン・キホーテ』~第2幕 ジプシーの踊りII
6. カビリアの夜
7. オペラ座の怪人~序曲
8. ガブリエルのオーボエ/滝~映画『ミッション』
9. バラード第1番ト短調 -競技サイズ編集版-
10. 組曲『惑星』~火星
11. ピアノ協奏曲第23番イ長調~第2楽章
12. バレエ音楽『春の祭典』~春のきざし
13. スマイル
14. ノクターン第20番 嬰ハ短調「遺作」
15. 牧神の午後への前奏曲
16. オペラ『道化師』~プロローグ
続いて、日本のインストバンドのアルバムをご紹介します。
「太陽の花嫁」/LITTLE TEMPO
1992年に結成され、和製インスト・ダブバンドとして25年にわたり活動を続けている、リトル・テンポ。
心地よいスティールパンの音色を中心に、温かくてご機嫌な楽曲を世に送り出しています。
彼らが2011年に発表したこちらのアルバムは、タイトルもウェディングシーンにピッタリ。
レストランやガーデン、リゾートや二次会などのカジュアルなパーティー、また春先や初夏など温かい日差しを感じられる季節に、会場をふんわりと包み込んでくれそうです。
「渋彩歌謡大全」/渋さ知らズ
1989年からアングラシーンを支えてきた、大型ジャム系ジャズ・バンド。フジロックへも出演し、その名は広く知られることとなりましたが、
ダンサーを交えた大型編成だけあり、サウンドの厚みは半端なく、とにかくライブは盛り上がります。
そんな彼らが、誰もが知る名曲をカバーすると、こうなりました(笑)
友人を中心としたパーティーや二次会などにオススメです。
「SAKEROCKの季節 BEST 2000-2013」/SAKEROCK
俳優業やラジオパーソナリティとしても活躍し、コント番組にも出演するなど、その多才ぶりを発揮している星野源が率いたインストバンド。
ドラマからヒットした「恋」を知る人は多いと思いますが、星野源のルーツはやはりここにあることがよく分かります。
こちらのアルバムはベスト盤。
彼ららしいテンポのいい楽曲が続きますので、こちらも友人を中心としたパーティーや二次会などに良いでしょう。
「ウクレレ栗コーダー」/栗コーダーカルテット
バンド名通り、リコーダーを中心にしたインストバンド。
NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」や、通称「やる気のないダースベイダーのテーマ」などでもお馴染みの、脱力系サウンドが売りです。
そんな彼らが、クラシックから映画のテーマ曲まで、誰もが知る名作をウクレレをフィーチャーしてカバーしたのがこちらのアルバム。
ハードなロックナンバーも、リコーダーの音色でなんとも和みますよ。どんな会場にも馴染みそうです。
<収録曲>
1.アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第一楽章
2.冷たくしないで
3.夢の人(I’ve Just Seen A Face)
4.ウルトラセブンの歌
5.パワー・トゥ・ザ・ピープル
6.The Luck Of The Irish
7.ハイウェイ・スター
8.ボヘミアン・ラプソディ
9.ガンダーラ
10.帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)
11.サイモンの夢
12.となりのトトロ
13.もののけ姫
こちらから試聴が出来ます⇒試聴
「あの歌この歌」/栗コーダーカルテット
栗コーダーカルテットから、もう一枚。
日本の童謡や唱歌をカバーしたアルバムがこちら。改めて日本の歌って優しくて、懐かしいなぁと思わされます。
選曲としては異色ですが、広い年齢層の人が出席する結婚披露宴にはピッタリです。
ちょっぴり切なくなってしまう楽曲もあるので、この中から数曲選んでつなぎ合わせてもいいかもしれません。
<収録曲>
1.花
2.若葉
3.故郷
4.朧月夜
5.みかんの花咲く丘
6.かわいいかくれんぼ
7.ニコニコピンピンの歌
8.富士山
9.茶摘
10.海
11.椰子の実
12.浜辺の歌
13.砂山
14.シャボン玉
15.紅葉
16.黄金虫
17.埴生の宿
18.庭の千草
19.冬景色
20.ペチカ
21.冬の夜
22.蛍の光
こちらから試聴が出来ます⇒試聴
BGM選曲のコツ~記事一覧~
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