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【参考映像で分かりやすく】花嫁の手紙、書き方のコツ、ポイント。

 

披露宴のクライマックス、とても心動かされる「花嫁の手紙」。

いざ、自分が書くとなると、何を書いていいか分からず、戸惑う事も多いと思います。

 

ここでは、参考映像を交えながら、書き方のコツ、ポイントを紹介していこうと思います。

 

【まずは三つのポイント】

文字数で600800文字

朗読時間は、3前後

手紙の構成は「書き出し」「エピソード」「結び」をベースに「3部構成

 

実際の花嫁の手紙、こちらの参考映像をご覧ください。

 

一度ご覧いただいて、①文章の量、②時間など大まかな内容は理解していただけたと思います。

3部構成について、先ほどの映像より、手紙を「書き出し」「エピソード」「結び」をベースに振り返ってみます。

 

【書き出し】

〇ポイント

書き出しはゲストへの断りや、お父さん・お母さんへの呼びかけの言葉です。

堅苦しい言葉ではなく、ゲストも親しみやすい普段の会話のように書くと印象が良くなります。

最初に「みなさま、本日はご多用のところ、私たちの結婚式へご列席いただきましてありがとうございます。この場をお借りして、私を育ててくれた両親への感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください。」

 こちらのような文章を最初につけると丁寧です。

 

父さん。母さん。

入籍するまでの29年間、本当に大切に育ててくれてありがとう。

お嫁にいく嬉しさと、ほんの少し寂しい気持ちで胸がいっぱいです。

 

【エピソード・父、母、それぞれ】

〇ポイント

小さい頃の思い出や迷惑をかけたこと、両親の尊敬しているところや似ているところなど、親子の絆を感じられるエピソードを交え、また日頃言えなかった思いなどを交えながら書くと深みが増します。

エピソードが浮かばないという方は、写真を見返したり、兄弟に聞いたり、特に伝えたい気持ちなど、自分が両親に「何を伝えたいか」を先に書き出しておくとスムーズです。

 

お父さん。

小さいころは休みの日は母さん抜きでよく遊びに連れてってくれたね。

子供向けのイベントが来るのを探してくれてミーと三人で色々行って楽しかったのを覚えているよ。

小中高と学生の時はよく学校まで送ってもらっていました。

朝、家を出るときにお父さんが家にいるか必ずと言っていいほど。送ってーって起こしに行ってたよね。

高校生になったら、帰る時に困らないように

車に自転車を載せて学校の前でまた降ろしてってしてくれてたよね。

 

雨の日、お父さんがいないと、もう何でおらんねんって、文句言うほど当たり前のように

してもらってたけど、今振り返ると、自分には絶対できません。

ありがとう。

 

お母さん。

小さいころから、看護師をしているお母さんを見たり、看護関係のテレビを見ることも多く、

看護師になりたいと思い、看護学校に入学しました。

だけど入学して一年ぐらい経つと、テスト、課題の多さ、必修などに追われて

看護学校に行ってない友達がうらやましくなり、もう辞めたいとお母さんに伝えると、

全力で反対し、学校に相談に行ってくれたね。

あの時は、なんで辞めさせてくれへんのやろって思ったけど

あの時学校を続けさせてもらえたおかげで、看護師になれました。

そして大好きな友達も増えて、小さい時から夢だったICUで働くことができました。

ありがとう。

 

家を出て母さんの偉大さを毎日感じてるよ。

当たり前に補充されてた日用品。ほったらかしててもきれいに帰ってくる洗濯物。

ご飯も文句ばっかり言ってたけど、帰る頃に準備されて出来立てを食べれること、

すべて当たり前ではなく、お母さんの優しさやったって気づけました。

 

まだまだ未熟な娘で、わからないことはすぐに電話で訊くけど、

これからもよろしくね。

 

妹のミズホ。(~中略)

 

【結び】

〇ポイント

エピソードからの流れを断ち切らないように意識しながら、感謝の言葉をまとめます。義両親へのメッセージも盛り込むと、気遣いが感じられます。そして最後に、感謝の気持ちと今後の抱負で締めます。

 

お父さん。お母さん。二人の娘に産まれて、大切な妹を産んでもらえてすごく幸せです。

これからもヒロくんと私を温かく見守ってください。

 

最後にヒロくんのおとうさん、おかあさん。

兄弟の皆様、親族の皆様、こんな私を温かく受け入れてくださって本当にありがとうございます。

結婚する前から家族の集まりに参加させてもらえて、おとうさんおかあさんにはよく

ご飯や旅行にも連れてってもらいました。

至らないところばかりですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

【NGワードをいくつか】

結婚式では、使用すると縁起が悪いとされている『忌み言葉(いみことば)』があります。

別れを連想させる言葉、不幸を感じさせる言葉、再婚を連想させる言葉などですが、

例えば、別れる、切る、切れる、離れる、 壊れる、壊す、消える、戻す、繰り返す

などなど。

しかし、堅苦しい言葉や忌み言葉にとらわれ過ぎると、気持ちが伝わりにくい場合もあります。 それらの言葉を使ったほうが気持ちが伝わる場合もあります。 最低限のマナーを守りながら、あなたらしい、素敵なお手紙を書き上げてください。

 

【参考映像】

〇最後に、幾つかの参考映像をご紹介させていただきます。

忘れられない、最高の一日になることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしたちの結婚式

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