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アマチュアの大人に人気のピアノコンクール5選

アマチュアの大人に人気のピアノコンクール5選
音楽の世界には、プロだけでなくアマチュアの大人たちにも輝く舞台が用意されています。
とくにピアノコンクールは、その中でも人気の高いイベントです。

趣味でピアノを弾いているけれど、何か目標があったほうが

もっと楽しく続けられそうだなぁ。

音楽の學校に行きたかったけれど行けず、趣味でピアノを弾いてるだけだけど

そんな私が出られるコンクールってあるのかな?

こんな悩みを抱えるアマチュアの方は意外と多いのです。

そこで、クラシック音楽「ピアノ指導者の竹下忍」監修のもと、「アマチュアの大人に人気のピアノコンクール5選」をご紹介します。これらのコンクールは、予選から本選まで、参加者の演奏レベルを試す絶好の機会を提供しています。

主催者はアマチュアの情熱を支えるべく、様々な部門を設け、多様な年齢層や経験を持つ参加者を歓迎しています。入賞を目指すだけでなく、自分自身の成長を感じることができるのも大きな魅力です。

コンクールごとに異なる課題曲や自由曲が設定されており、参加者はその準備を通して技術を磨きます。これらのコンクールは定期的に開催され、音楽を愛する多くの人々が一堂に会し、共にピアノの魅力を分かち合う場となっています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

アマチュアの大人に人気のピアノコンクール5選

アマチュアの大人に人気のピアノコンクール5選
ピアノは子供から大人まで多くの人々に愛される楽器であり、音楽の世界において特別な位置を占めています。

とくに大人になってからピアノを始めたり、再び挑戦したりする人々にとって、腕試しの場としてピアノコンクールは大変魅力的です。アマチュアの大人を対象としたコンクールは、技術の向上や自己表現の場を提供するだけでなく、同じ趣味を持つ仲間との交流の機会ともなります。それぞれのコンクールには独自の特色や魅力があり、参加者の個性や情熱を引き出す舞台となっています。

ここでは、アマチュアの大人に人気のあるピアノコンクールを5つご紹介します。これらのコンクールは、参加者にとって忘れられない経験を提供し、さらなる音楽的成長へのステップとなるでしょう。ぜひ、あなたの目標に合ったコンクールを見つけ、挑戦してみてください!

全日本ピアノコンクール

全日本ピアノコンクール
「全日本ピアノコンクール」は、年齢別にU30、U55、O56の3つのアマチュア部門があります。
地区大会、ブロック大会、全国大会とありますが、地区大会・ブロック大会は会場と収録(動画撮影)部門と2つの種類から選べます。

ピアノコンクールってとても緊張するから、動画審査があるのは

初めての方にとって挑戦しやすいですね!

項目 内容
レベル 初心者~上級者
課題曲 自由曲(地区大会5分/ブロック&全国大会6分)
開催期間 地区大会(~夏)⇒ブロック大会(秋)⇒全国大会(冬)
主催 日本音楽協会
公式HP https://classicmusic.tokyo/piano/

ブルグミュラーコンクール

ブルグミュラーコンクール
「ブルグミュラーコンクール」は、大人は年齢に関係なく1部門あります。
地区大会、ファイナルとありますが、各地区でのファイナル大会となり全国大会がないので、他のコンクールに比べて難易度は易しくなります。

大人になってからピアノを始めたから難しい曲はなかなか弾けない・・・。

でも、ブルグミュラーならチャレンジできるかも!

項目 内容
レベル 初心者~中級者
課題曲 ブルグミュラー25の練習曲または、18の練習曲より1曲(予選・ファイナル同一曲可)
開催期間 地区大会(秋)⇒ファイナル(秋)
主催 ブルグミュラーコンクール実行委員会
公式HP https://www.burgmuller.org/

国際アマチュアピアノコンクール

国際アマチュアピアノコンクール
「国際アマチュアピアノコンクール」は、年齢別に18歳以上でAB2つの部門、55歳以上で1部門の合計3部門があります。AB部門は、第1次予選、第2次予選、ファイナルとありますが、55歳以上のシニア部門は、ファイナル大会のみの開催です。

課題曲も難易度が難しくてレベルが高そうなコンクールだけど、

素敵な演奏を聴く機会があるので、刺激を受けそうだなぁ。

項目 内容
レベル 中級者~上級者
課題曲 B部門/シニア部門は全て自由曲・A部門は2次予選のみ課題曲あり
開催期間 1次予選・2次予選・ファイナル(秋)*年度により時期が異なる
主催 日墺文化協会
公式HP https://amateur-piano-competition.blogspot.com/

日本クラシック音楽コンクール

日本クラシック音楽コンクール
「日本クラシック音楽コンクール」は、大学・短大・専門学校生を除く一般部門があります。
予選、本選、全国大会とありますが、予選・本選ともに合格者数の人数制限はなく、審査員3-5名により、合格に達しているかどうかの判断で決まります。

また、すべて自由曲での演奏となりますが、1900年以降の作曲家を演奏する場合は、2曲目として、J.Sバッハ、ヘンデル、スカルラッティ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンを追加で演奏する必要があります。

予選・本選の合格者の数が決まっていないのは嬉しいな。

会場によってレベルが違うコンクールが多いから、自分の演奏ができれば

予選突破のチャンスがあるってことだよね!

項目 内容
レベル 中級者~上級者
課題曲 自由曲
開催期間 地区大会(夏)⇒ブロック大会(秋)⇒全国大会(12月頃)
主催 日本クラシック音楽協会
公式HP https://www.kurakon.net/

ピティナ・ピアノコンペティション

ピティナ・ピアノコンペティション
「ピティナ・ピアノコンペティション」は、アマチュア部門は下記年齢別や音楽大学/専門学校などでの学習経験の有無などにより8つのカテゴリーに分かれています。

カテゴリー ソロ/デュオ 参加資格
A1 ソロ 23歳以上
A2 ソロ 40歳以上
B1 ソロ 23歳以上 ※音楽大学/専門のピアノ専攻者・職業と
している者は不可
B2 ソロ 40歳以上  ※音楽大学/専門のピアノ専攻者・職業と
している者は不可
C ソロ 55歳以上
Y ソロ 高校卒業以上、22歳以下
J ソロ 中学3年以上、高校3年以下
D デュオ(1台4手) 中学生以上

レベルの高いコンクールだけど、地区本選になると、大きなホールで演奏できるし

講評も各審査員からいただけるし、チャレンジしてみたいコンクールだなぁ。

項目 内容
レベル 中級者~上級者
課題曲 自由曲(A1カテゴリー地区大会・地区本選と合わせて2つ以上の異なるスタイルの曲を演奏する)
開催期間 地区予選(~夏)⇒地区本選(夏)⇒全国大会(夏)
主催 一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会
公式HP https://compe.piano.or.jp/

こんなアナタにぴったり!アマチュアピアノコンクール3選

こんなアナタにぴったり!アマチュアピアノコンクール3選
ピアノを学び始め、練習を重ねていく中で、自分の実力を試してみたいけど、自分に合ったコンクールがわからないということはありませんか?

アマチュアピアノコンクールは、そんなあなたに、プロを目指すわけではなくても、舞台での演奏経験は大きな成長をもたらし、新たな音楽の楽しみ方を見つけるきっかけになるでしょう。

さらに、同じ目標を持つ仲間たちとの出会いが、あなたのモチベーションを一層高めてくれるはずです。今回ご紹介するのは、初心者から上級者まで幅広く参加できるタイプ別のアマチュアピアノコンクールの中から厳選した3つです。
あなたにぴったりのコンクールを見つけられるでしょう。ぜひ、次のステップに進むきっかけとして、この記事を参考にしてみてください!

動画審査で気軽に参加したい!

初めてのピアノコンクールで会場審査はレベルが高すぎて自信がないという方も多いのではないでしょうか。
時代に合わせてピアノコンクールの開催も多様になってきています。

全日本ピアノコンクール」は、会場審査×収録審査の2つから選べます。ハイブリットのピアノコンクールになっており、初めてコンクールに参加する方にはおすすめです。

動画審査は撮影された演奏を後日観て審査するので、会場審査のように当日その場で審査を受けるよりも、受ける方も普段の練習通り演奏できる可能性が広がります。

初心者向けのピアノコンクールに参加したい!

初めてのピアノコンクールなので、初心者向けのコンクールから参加したい!という方は、「ブルグミュラーコンクール」がおすすめです。

ブルグミュラーコンクールは、課題曲がブルグミュラ25の練習曲や18の練習曲から選べます。
25の練習曲は小学生低学年から弾き始める楽曲ですので、基礎的な要素も多く、アマチュアの方には弾きやすい楽曲です。

難易度が高すぎる課題曲が設定されているコンクールに始めから参加してしまうと、練習時間の確保も難しく、演奏のクオリティーも下がってしまうので、それぞれのコンクールの課題曲を比べてみるとよいでしょう。

レベルの高いピアノコンクールにチャレンジしたい!

初めてのコンクールではあるけれど、出来ればレベルの高いコンクールにチャレンジしたい!という方は、「ピティナ・ピアノコンペティション」がおすすめです。

ピティナ・ピアノコンペティションは、全国でも大規模なコンクールで、ピアニストになる方も必ず通るコンクールの1つでもあります。アマチュア部門のレベルも高く、小さい頃から参加していたピティナっ子が大人になり趣味としてピアノを続けている方も多く参加しています。

審査員も、ピティナ会員の方から厳選され、レベルの高い講評も貰えるので、ステップアップしたい!という方にもおすすめです。また、地区予選会場によってレベルも違うので、大きな都市で受けるとよりレベルも高くなります。

アマチュアピアノコンクールの疑問に答えます!

アマチュアピアノコンクールの疑問
ピアノを趣味として楽しむ方々にとって、アマチュアピアノコンクールは自身のスキルを試す絶好の機会です。しかし、初めて参加を考えている方にとっては、さまざまな疑問が浮かぶことでしょう。

どのようなメリットがあるのか、どんな服装が適切なのか、そして参加費や申し込みのタイミングについても気になるところです。さらに、選曲のポイントについても知りたい、といった声が多く聞かれます。

ここでは、これらの疑問にしっかりとお答えし、初めてのコンクール参加を成功させるためのヒントをお届けします。

アマチュアコンクールのメリットは?

アマチュアピアノコンクールに参加することには、さまざまなメリットがあります。

まず、演奏技術の向上です。練習の成果をステージで発揮することにより、自分の実力を冷静に見つめ直すことができます。さらに、他の参加者の演奏を聴くことで、新たな音楽の表現力を得たり、自分の課題を発見したりすることも可能です。

また、コンクールは新しい友人を作る絶好の機会でもあります。同じ趣味を持つ人々と交流することにより、音楽に対する理解が深まり、モチベーションが向上することでしょう。最後に、ステージでの経験を通じて自信をつけることができます。緊張感を持ちながらも一曲を演奏しきった達成感は、何物にも代えがたい自己成長の一歩となるでしょう。

コンクールの服装は

コンクールに参加する際の服装選びは、演奏の印象を左右する大切な要素です。服装は演奏者の個性を表現する重要な要素であり、ステージ上での存在感を高める役割を果たします。

まず、クラシック音楽のコンクールでは、フォーマルな服装が一般的です。男性はスーツやタキシード、女性はドレスやスカートを選ぶとよいでしょう。ただし、あまりに派手すぎるものや動きにくい服装は避けるべきです。

演奏に集中するためには、快適さも考慮に入れる必要があります。また、服装の色やデザインは、自分のスタイルに合ったものを選びつつ、清潔感や品位を大切にしましょう。アクセサリーも控えめにし、演奏に支障をきたさないように注意しましょう。

参加費や申し込み時期はいつ?

アマチュアピアノコンクールの参加費や申し込み時期は、コンクールの主催団体や規模によって異なりますが、一般的には数万円程度の参加費が必要です。

申し込み時期については、通常、コンクール開催の数ヶ月前から募集が始まりますので、早めの情報収集が重要です。具体的な時期や費用は、主催者の公式ウェブサイトや関連の情報誌などで確認できます。早めの申し込みが安心です。

上記でご紹介した5つのコンクールの参加費・申込時期を比べてみましょう。(2025年3月時点の情報です)

コンクール名 参加費 申込時期
全日本ピアノコンクール 地区大会:13,200円 各会場開催日の30日前
ブロック大会:15,950円
全国大会:18,700円
ブルグミュラーコンクール 地区大会:11,500円 各会場開催日の30日前
ブロック大会:開催無し
ファイナル:14,000円
国際アマチュアピアノコンクール AB1次予選:15,000円 各会場開催日の30日前
AB2次予選:18,000円
ABシニアファイナル:28,000円
日本クラシック音楽コンクール 予選:16,230円 各会場開催日の30日前(応募者多数の場合先着順で締切有)
本選:19,530円
全国大会:21,730円
ピティナ・ピアノコンペティション 予選:13,500円~ 各会場開催日の30日前
(カテゴリーにより価格が異なる)
本選:17,000円~
全国大会:無料

参加費には、会場費や審査費、プログラムの印刷費などが含まれており、コンクールによっては参加者への記念品が用意されていることもあります。参加を決めたら、早めに情報をキャッチし、スムーズに申し込みを済ませましょう。

選曲のポイントを教えてほしい

選曲はコンクールにおける成功の鍵を握る重要な要素です。まず、自分の得意なスタイルや作曲家を選ぶことが大切です。

自分の技量に合った難易度の曲を選び、演奏に自信を持てるようにしましょう。また、コンクールの規定に沿った選曲を心がけることも忘れてはなりません。

たとえば、特定の時代や国の作曲家に限定される場合もあるため、事前に規定をよく確認しましょう。さらに、聞き手に強い印象を与えるためには、表現力豊かな曲を選ぶことも効果的です。曲の構成やメロディーライン、リズムなどをしっかりと理解し、自分らしい演奏ができるように練習を積み重ねましょう。

これらのポイントを意識することで、コンクールでの演奏に自信を持ち、より充実した音楽体験を得ることができるでしょう。

アマチュアピアノコンクールで入賞するために大切な3つのポイント

アマチュアピアノコンクールで入賞するために大切な3つのポイント
アマチュアピアノコンクールは、ピアノ愛好者にとって、自分の演奏技術を試す絶好の機会です。しかし、競争相手が多く、入賞を果たすためには一筋縄ではいきません。

そこで今回は、「アマチュアピアノコンクールで入賞するために大切な3つのポイント」をご紹介します。これらのポイントを押さえて、しっかりとした準備をすることで、あなたの演奏が審査員の心に響くこと間違いなしです。

「練習方法の見直し」「選曲の重要性」「本番でのメンタル管理」の3つのポイントに焦点を当て、これらのポイントを習得することで、コンクールでの成功への道が開けることでしょう。

練習方法の見直し

入賞を目指すためには、まず自分の練習方法を見直すことが重要です。単に長時間ピアノに向かうだけではなく、効果的かつ効率的な練習を心がけることが求められます。

たとえば、練習を始める前にその日の目標を設定し、具体的な課題に取り組むことが大切です。難しいパッセージは繰り返し練習するのではなく、スローテンポでの演奏を通じて指の動きを確認し、徐々に速度を上げていく方法が効果的です。

また、自分の演奏を録音・撮影し、客観的に聴くことで、改善点を見つけることができます。さらに、定期的に他のピアニストや指導者の意見を聞くことも、自分の演奏スタイルを広げる手助けとなります。このように、練習方法を工夫することで、より高いレベルの演奏を実現し、コンクールでの入賞に一歩近づくことができるのです。

選曲の重要性

選曲は、コンクールでの成績に大きな影響を与える要因の一つです。

自分の得意な曲を選ぶことはもちろんですが、聴衆や審査員に強い印象を残すことができるかどうかも考慮に入れる必要があります。

選曲の際には、まず自分の技術レベルを正確に把握し、その範囲内で演奏可能な曲を選ぶことが大切です。無理に難易度の高い曲を選ぶと、演奏中にミスを犯す可能性が高くなります。

また、コンクールのテーマや規定に合わせた選曲も重要です。たとえば、バロック、クラシック、ロマン派など、時代や作曲家に縛られたテーマがある場合は、そのテーマに沿った選曲を心がけましょう。最終的に選んだ曲は、自分が心から表現したいと思える曲であることが理想です。選曲が適切であれば、演奏に対する自信が自然と湧き上がり、それが聴衆や審査員に伝わることでしょう。

本番のメンタル強化

コンクール本番でのメンタル管理は、演奏の成功を左右する重要な要素です。

緊張や不安を感じることは自然なことですが、それをコントロールできるかどうかが鍵となります。まず、十分な準備をしていることを自分自身に確認し、安心感を持つことが大切です。

リラックスするためには、深呼吸や軽いストレッチなどのリラクゼーションテクニックが有効です。また、演奏前には、ポジティブな自己暗示をかけ、「自分はできる」と自信を持ってステージに立ちましょう。

さらに、実際のステージを想定した練習を行うことで、当日の緊張感を和らげることができます。友人や家族を招いてリハーサルを行うのも良い方法です。こうしたメンタル管理のテクニックを身につけることにより、自分の演奏に集中し、最高のパフォーマンスを発揮することができるでしょう。

まとめ:自分に合ったピアノコンクールに参加しよう

自分に合ったピアノコンクールに参加しよう
アマチュアの大人に人気のピアノコンクール5選」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ピアノコンクールは、アマチュアの大人たちにとって、自己表現の場であり、音楽を通じた交流の場でもあります。音楽を愛する者が集まり、日々の練習の成果を披露し合うことで、互いに刺激を受け、成長する貴重な機会となります。

コンクールに参加することで、自分の演奏技術を客観的に見つめ直し、さらなる向上を目指すきっかけとなるでしょう。また、同じ趣味を持つ仲間たちと出会うことで、新たな友情が芽生え、音楽の楽しさが倍増します。

このような経験は、人生の豊かさを増し、心に残る思い出となることでしょう。

とくに、初めてコンクールに参加する方は、ご紹介したコンクールをご覧いただき、ご自身に合ったコンクールに参加することをおすすめします。

コンクールに挑戦することで、より音楽性が広がり、素敵な演奏が聴ける機会でもあります。
素敵なコンクールや音楽の仲間に出逢えることを、心より応援しています!

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