2人の永遠の愛を誓う結婚式に、なんらかのサプライズがあったなら、結婚式はより思い出に残る最高のものになるでしょう。
そんなサプライズで、新郎新婦の愛をより深めようとする様々な企画をご紹介!
サプライズを実行する上で注意したいいくつかの点もエピソードを交えながらまとめてみました。
■結婚式のサプライズってどんな意味・効果がある?
結婚式だからこそのサプライズには、新郎新婦だけでなく、そのゲストも取り巻いて感動を共有することができます。
サプライズは、「新郎から新婦へ」「新婦から新郎へ」「ゲストから新郎新婦へ」など、ターゲットは様々です。
ただし、注意点としてはいずれも、テーマは“サプライズ”だけあって、当日までこっそりと打ち合わせを重ね、ターゲットにはバレないように計画を立てる必要があります。
「私もこんな結婚式を挙げたい!」「私もこんなサプライズやってもらいたい」など、周りの独身友人たちを刺激することもサプライズの重要な役割になるでしょう。
では、そんなサプライズには、どのような演出があるのでしょうか?
おすすめのサプライズ演出の方法についてまとめていきます。
■サプライズその① インタビュー
結婚式ではわりとメジャーな企画となったアットランダムにゲストにインタビューをお願いする企画。
だいたいの人が、新郎(新婦)との楽しい思い出を語ってくれるでしょう。
もちろん、知られたくない過去もあるわけですから、そこはゲストも見極めて発言してくれるはずですが…。
ただし、中には、まさか自分にサプライズインタビューがあたるとは思わずに、緊張のあまり言ってはいけないことを口走ってしまうケースもあります。
ですから、表向きは“サプライズインタビュー”という企画ではありますが、必ずインタビューをする予定の人には「こういう内容のインタビューをするので考えておいてくださいね」など事前に告知しておくといいでしょう。
特に目上の人、会社の上司などには失礼の無いように要注意です。
また、言って欲しくないことがあればあらかじめ伝えておきましょう。
■サプライズその② ムービー
スマホのおかげで今や簡単に動画が撮れる時代になりました。
感動のサプライズムービーも気軽に作成することができますし、気軽にできるサプライズとして人気があります。
友人達で替え歌を作ったものをムービーにしたり、一人一人にhappyなプラカードを描いてもらってリレーのようにしたりする映像も素敵です。
また、新郎新婦の両親に幼い頃のエピソードをインタビューしたムービーも涙を誘いますね。
結婚式でのムービー上映はもちろん、二次会の席に使用するのも良いでしょう。
自作する際は、是非こちらの記事を参考にしてくださいね!
誰でも分かる!ウェディングムービーの構成・曲・制作ソフトの基本
♢オススメのムービー:パラパラ漫画動画
昔からあるパラパラ漫画ですが、最近は有名お笑い芸人が描く感動作品としても有名ですよね。
今までの披露宴オープニング動画などは、2人の誕生時の写真から交際時の写真など、様々な写真を集めて加工制作していく動画がほとんどでした。
それをパラパラ漫画にするというアイデアも多々メリットがあるようです。
例えば、
・一枚一枚丁寧に描かれた絵
・写真がなくても大丈夫
・ゲストの印象に残りやすい
・ストーリー化されているので見入ってしまう
ご検討のカップルは、こうしたパラパラ漫画を制作する会社へアクセスしてみましょう。その際、予算を含めて納得がいく制作を相談するのがベストですね。
コストを抑えてムービー制作する場合は、考えるべきポイントがあります!
■サプライズその③ ブーケトス
最近では定番化してきていますが、ゲスト向けの企画にブーケトスがあります。
新婦が後ろ向きの状態でブーケを投げて、そのブーケを受け取った独身女性が次に結婚という幸せをキャッチできるというもの。
未婚の女性ゲストからしたらすごくロマンティックなサプライズ企画ですよね。
ただし、最近は晩婚傾向にあり、結婚式を挙げる方も呼ばれる方も、あまり年齢や結婚の話題を悟られたくない女性も多いため、企画する場合は参加ゲストの年齢などをしっかり配慮しましょう。
また、いくら独身であっても他の人から「あの人独身なんだ」と思われるのが嫌でブーケに飛びつかない女性も少なくないのだとか…。そんな事情を考えたら、盛り上がらないのは目に見えていますよね。
ブーケトスは独身女子対象の企画というイメージがあるため、全員で楽しめるようにするためには、ちょっぴりアレンジするとサプライズ企画の対象者も広がるでしょう。
例えば、ブーケの代わりに、鮮やかなカラーのマカロンや可愛らしいぬいぐるみをトスして、「受け取った人に幸運が訪れますよ!」などとアレンジすれば、お子様をはじめ、ゲスト全員がサプライズに参加できるのでおすすめです。
■サプライズ④ ゲストへのメッセージ
こちらも最近定番化しているサプライズ。
特に、エンドロールムービーとして、ゲストへメッセージを加える新郎新婦が多いです。
大勢のゲストが集まる中、ひとりひとりにメッセージを書くのは大変ですが、より感謝の気持ちが伝わり、これからスタートする披露宴に対する期待がさらに高まるという効果があります。
記載する内容例としては、「あの時行った温泉楽しかったね」「今日は遠くから来てくれてありがとう!」「二次会ではゆっくり話そうね」など2人にしか分からない話題を記載するのがポイントです。特別感がより高まりますね。
ゲストひとりひとりの顔を思い浮かべながら、気持ちを込めて書いていきましょう。
席次表に一言メッセージを記載する方法もありますよ!手作りする場合は、こちらを参考にしてくださいね!
■サプライズ⑤ プレゼント
参加してくれたゲストや特に特別な思いれのあるゲストへのサプライズプレゼントも良いでしょう。
プレゼントのサプライズであれば、商品の自由度も高く選びやすいです。
中でも花束やフラワーギフトなどは定番ですね。
結婚式当日のサプライズプレゼントを計画する場合は、式の進行を妨げないことが重要になってくるので、式場のコーディネーターさんにしっかり相談しましょう。
■サプライズ ⑥ 有名人を呼ぶ
予算に余裕があって凝った演出がしたいなら、お笑い芸人やタレントを呼ぶこともできます。
知名度によってはギャラがかなり高額になってしまいますが、知名度の低い地元のタレントさんでも地方番組などで顔が知られている人は多くいます。
また、地元のお笑いタレントの卵さんなどでも、会場を笑いの渦に巻くテクニックは持っていることでしょう。
アマチュアの有名人や地方アイドルなどは呼びやすいので候補に入れたいですね。
こうした芸能関係のサプライズは所属プロダクションや個人に直接交渉をしてみるのが、一番手早い方法でしょう。
ちなみに、芸能人をサプライズ登場させた場合に発生する金額相場は以下のように幅があります。
▽全国的に有名な芸能人
200万円〜300万円
▽A級タレント・グラドル
50万円〜150万円
▽売り出し初期のタレント
50万円以下
タレントの場合が、低価格だとしても50万円くらいの予算が必要になるようです。
■念入りな打ち合わせが必要!
結婚式の流れは、数分刻みのスケジュールになります。
スムーズに時間枠に収まらなければ、次の余興や挨拶に支障が出てしまうほか、場合によっては延長料金を請求されるケースもあるでしょう。
そのためには、あまり長い時間は取らず、必ず5分程度のサプライズ計画にすることがポイントです。
また、必ず司会者や式場スタッフとの念入りな打ち合わせをすること。当日にスムーズにいかないサプライズほど悲しいものはありません…。
もちろん、“サプライズ”にならなければ意味がないので、絶対に本人に悟られないように言動には注意しましょう。
打ち合わせの日にちや時間などはきっちり管理してくださいね。
■サプライズをするにあたっての注意点
サプライズ演出をする際の注意点を以下にまとめます。
サプライズ演出は一歩間違えると、その場の雰囲気や空気を壊してしまうパターンもあるため、より注意が必要です。
以下の注意点には特に敏感になって、ゲスト全員が平等に楽しめる結婚式が行えるように計画しましょう。
・新郎新婦、友人だけが盛り上がるような不明瞭な企画は避ける
・動物などのサプライズはNG(本人は良くても犬や猫など苦手なゲストもいる)
・色のついたスプレーや、絵の具など、衣装を汚してしまうような企画は避ける
・ごく一部の人達しか楽しめない内容や、差別的な詳細は避ける
・過激な演出や目のやり場に困るような演出は避ける
・新郎新婦の過去を暴露する内容は控える
■結婚式サプライズでのエピソード
結婚式でのサプライズは思わぬエピソードが満載です。
実際にサプライズを体験した新郎新婦、ゲスト達はどのような体験をして、サプライズのメリットデメリットを実感したのでしょうか。
より素敵な結婚式が計画できるよう、実際の体験談を参考にてみましょう。
♢良かったエピソード編
・お色直しのカラードレスの時に持つサプライズブーケがお母様手作りのもので感動。親の愛情がしっかり詰まっている証だと実感した
・照れ屋の彼が新婦のためにこっそり練習したサプライズマジックが健気でステキだった
・いつも喧嘩ばかりだった兄弟が、泣きながらギターを弾いて“乾杯”を披露してくれたことに兄弟愛を感じた
♢残念だったエピソード編
・お酒を飲みすぎた友人が上半身ハダカになるなどの珍エピソード。周りが引くことも多々あり
・仲間何人かでサプライズの歌やダンスを披露するはずが、練習不足で声が小さく、踊りにも自信がなく、期待外れな結果に
・サプライズ余興が長すぎて途中で飽きてしまった
・お色直しの合間にサプライズムービーが流れて、新郎新婦が見ることができない
・ちょっぴり空気が読めない友人にサプライズエピソードをお願いしたら、過去の恋愛遍歴などを淡々と話されてしまった
こうしてみると、結婚式のサプライズにまつわるエピソードは良くも悪くもたくさんあります。
サプライズを成功させるためのポイントとしては、当日まで本人に悟られないよう慎重に行動することです。周りに口を滑らす友人がいると、せっかくのサプライズが台無しになっていまいます。メンバー選びも重要ですね。
また、過激すぎるサプライズは、失敗する確率も高く、リスクが伴います。
さらに、少なからずお酒の席でもあるため、サプライズを計画している側はあまり羽目を外さないようにサプライズを仕掛けるまでは自制することが成功の秘訣でしょう。
ぜひこうしたサプライズ体験談を実際に式を挙げた友人や親戚から収集して参考にしてくださいね。
結婚式のハプニング集はこちら https://omobic.com/happening
■サプライズの様子を一生の思い出として形に残そう!
素敵なサプライズを計画したら、その様子を一生の思い出としてビデオに残すのがおすすめです。
せっかくのサプライズなのですから、その一瞬の皆の笑顔や特別な思い出をいつまでも見返せる形として残しておきましょう。
ただし、結婚式のカメラマンの手配は相場が非常に高めに設定されています。
平均30万円ほどかかると言われているため、せっかく素敵なサプライズ演出を取り入れたとしても、ビデオの撮影を諦めてしまう方も多いようです。
しかし、一生に一度の結婚式。ビデオ撮影をしなかった新郎新婦は、後々公開してしまう方が非常に多いです。
そんなときは、持ち込みカメラマンの手配を検討してみてはいかがでしょうか?
弊社「わたしたちの結婚式」の結婚式では、59,000円と破格で記録ビデオ撮影を依頼することが可能です。
写真+ビデオ撮影のセットプランでも、116,000円と、式場カメラマンの相場に比べるとリーズナブルな価格設定になっています。
今流行中のエンドロールムービーのご依頼も可能。
ゲストへのサプライズ演出として、エンドロールムービーを作成してみるのも良いですね。
詳細は下記をご覧ください。
まとめ
結婚式を盛り上げるサプライズは、新郎新婦にとっては良い思い出になるもの。
もし、たくさんのゲストを巻き込んでの演出やプレゼントだとしたら、参加したすべての人の脳裏にまでしっかりと焼き付くことは間違いありません。
思いがけないサプライズを企画して、世界に1つの素晴らしい結婚式にしましょう。
実際に仕掛けてみたいと思ったら、インタビューやムービー、プレゼントなど、あらゆる角度から企画を検討し、対象者や会場全体が喜んでくれそうなサプライズを計画してくださいね。