結婚式の準備を進めていく中で、写真撮影を「式場専属のカメラマンにお願いするのか?」「外部業者やフリーランスのカメラマンにお願いするのか?」悩まれる方も多いのではないでしょうか。
式場専属のカメラマンの費用が想像よりも高く、もっと費用を抑えられないかと考えている方もいるかもしれません。
この記事では、結婚式での「外部カメラマンの持ち込み」について徹底的に解説します。
結婚式の準備で悩まれている方の参考になれば幸いです。
結婚式の撮影を行う方法は?
まず、結婚式の撮影を行う方法について解説します。
結婚式の撮影を行う方法は、大きく2種類に分けられます。
🔶 外部(持ち込み)のカメラマンに依頼する
結婚式を挙げる式場が提携している専属のカメラマンに依頼するという選択をされる一般的でしたが、近年、外部のカメラマンに依頼するという新郎新婦も増えてきています。
自分たちで「ブライダルを専門とした撮影を行う業者」や「フリーランスのカメラマン」を探して依頼する方法です。その他にも「カメラが趣味の友人に依頼する」というような場合もあります。
式場専属のカメラマンに依頼する場合と、外部のカメラマンに依頼する場合の違いは以下の通りです。
式場専属カメラマン | 外部カメラマン(持ち込み) | |
---|---|---|
費用相場 | 高い | 安い |
カメラマンの手配 | 手間がかからない | 手間がかかる |
事前準備 | 時間がかからない | 時間がかかる |
事前打ち合わせ | できない ※式場により異なる | できる |
撮影技術・クオリティ | 選べない ※式場により異なる | 選べる ※業者により異なる |
撮影の制限 | なし | あり ※式場により異なる |
撮影枚数 | 上限あり ※式場により異なる | 上限なし ※業者やカメラマンにより異なる |
BGMの使用(映像) | 不可 ※BGMの差し替えまたは削除されることが多い | 可能 |
結婚式での撮影内容の種類は?
続いて、結婚式での撮影内容の種類を紹介します。
撮影は「写真」か「映像(ビデオ)」のいずれかになりますが、その中で大きく3種類に分けられます。
結婚式当日、挙式から披露宴までのスナップ写真の撮影
結婚式当日、挙式から披露宴までの映像(ビデオ)の撮影
結婚式当日のメイクシーンから挙式、披露宴をドラマチックに撮影・編集し、披露宴のラストシーンで上映
式場専属カメラマンと外部カメラマンに依頼するメリット・デメリットは?
結婚式の撮影を行う方法についてご紹介しましたが、続いて、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。それぞれの特徴を理解した上で、自分たちの希望はどちらの方法で叶えられるのか検討しましょう。
式場専属カメラマンの場合
■ メリット
⭕ カメラマンの手配に手間がかからない(式場側がすべて手配してくれる)
⭕ 打ち合わせなどの準備に時間がかからない(式場との他の準備と同時進行で進められる)
⭕ 式場内のことをよく熟知している(式場専属のカメラマンのため)
⭕ 撮影場所に制限がない(ヘアメイクなどゲストが立ち入れない場所での撮影も対応してもらえる)
■ デメリット
🔺 費用が高い(撮影代金に加えて、中間マージン料が上乗せされるため)
🔺 費用の値引きや価格交渉、柔軟な対応が難しい場合が多い
🔺 カメラマンを選べない場合が多い
🔺カメラマンとの事前打ち合わせができない場合が多い(式当日に初めてカメラマンとお話するという可能性も高い)
🔺 撮影枚数に制限があることが多い(●枚プランなど、枚数によって料金が変わることがある)
🔺 当日会場で流れたBGMを差し替えたり、消されてしまう場合がある(著作権の問題があるため)
外部カメラマン(持ち込み)の場合
■ メリット
⭕ 費用を抑えられる(式場専属カメラマンと比べ、中間マージン料の上乗せがない分、比較的費用を抑えることができる)
⭕ 自分たち好みのカメラマンに依頼できるため、より撮影にこだわれる(自分たちでカメラマンや相性の良い業者を探して依頼するため)
⭕ 事前準備をしっかり行うことができる(好みや撮りたいイメージなどを共有できる)
⭕ 撮影枚数自体には制限がないことが多い(たくさん写真を撮ってもらうことができる)
⭕ 柔軟な対応をしてくれる場合が多い
■ デメリット
🔺 式場によっては、外部カメラマンの持ち込みが禁止されている場合がある(式場により異なる)
🔺 外部カメラマンを持ち込む場合「持ち込み料」がかかる場合がある(式場により異なる)
🔺 依頼や当日までの準備に手間がかかる(自分たちでカメラマンや業者探しから依頼・打ち合わせ・式場との連携を行う必要があるため)
🔺 撮影場所に制限がある場合がある(ヘアメイクなどゲストが立ち入れない場所での撮影はできない等、撮影に制限がある可能性がある)
式場専属カメラマンと外部カメラマンに依頼する場合の費用相場は?
それぞれのメリット・デメリットを紹介しましたが、費用がどれくらい違うのかも気になりますよね。
一般的な式場専属カメラマンと外部カメラマンに依頼する場合の費用相場は以下の通りです。
🔶 外部カメラマン(持ち込み):約10万円前後(+持ち込み手数料相場:約3万円前後)
式場や業者・カメラマンによっても金額は異なりますが、一般的には持ち込み手数料を含めても、外部カメラマンの持ち込みのほうが費用を抑えられることがほとんどです。
外部カメラマン(持ち込み)に依頼をする際に気をつけるべきポイント
外部カメラマン(持ち込み)への依頼を検討する場合に気をつけるポイントを5つ紹介します。
(1)持ち込みができる式場か、事前に確認する
式場によっては、そもそも外部カメラマンの持ち込みが禁止されている場合があります。
外部カメラマンの持ち込みを検討する場合は、式場の契約前の段階で、確認することをおすすめします。
式場がカメラマンの持ち込みNGだった!という場合の対処法については以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
(2)(持ち込みできる場合)持ち込み手数料を事前に確認する
外部カメラマンの持ち込みが許可がされている式場であっても、持ち込みに別途手数料がかかる場合があります。
結婚式撮影の費用を重視する場合は、手数料も含めて、式場専属カメラマンと外部カメラマンの持ち込み、どちらが安いのか総合的に比較する必要があります。
⚠持ち込み手数料が高い場合は、交渉次第で割引してもらえるケースも稀にあります。
(3)撮影に制限があるか、事前に確認する
外部カメラマンの持ち込みをする場合、式場専属カメラマンとは異なり、撮影に制限がある場合があります。
自分たちの考えている撮影が実現可能か、事前によく確認しましょう。
カメラマンがどこまで撮影可能かは事前に把握し、共有するのを忘れないようにしましょう。
⚠披露宴の場合は、挙式と比べて制限がないことが多いです。
(4)カメラマンの交通費(出張費)を事前に確認する
外部カメラマンに依頼する場合、撮影料金に加えて、出張費が発生する場合があります。
遠方のカメラマンの場合は、前日に現場入りするケースもあり、宿泊費の負担が発生するなんてことも。
出張費用が無料の業者もありますが、必ず、カメラマンの交通費・出張費も含めて、総合的に検討するようにしましょう。
(5)外部カメラマンや業者としっかり事前打ち合わせ・すり合わせを行う
外部カメラマンや業者に依頼する場合、カメラマン・業者選びから交渉、打ち合わせ、式場との連携まですべて自分たちで行わなければなりません。
結婚式後に後悔しないためにも、事前の打ち合わせやすり合わせは入念に行うようにしましょう。
「撮影指示書」のつくり方は、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
会場の種類別のポイントは?
当日の会場がホテルなのか、結婚式専用の式場なのか、またはレストラなのかによっても、注意するべきポイントが変わるため、種類別のポイントもご紹介します。
「ホテル」が会場の場合
外部カメラマンの持ち込みに手数料がかかる場合もありますが、外部カメラマン自体の受け入れは許可しているホテルも比較的多い印象です。
ホテルで提携しているカメラマンに依頼する場合の費用や詳細、持ち込む場合の費用を確認した上で、検討することをおすすめします。
「結婚式専用式場やゲストハウス」が会場の場合
専門の式場の場合、外部カメラマンの持ち込みに関してルールが厳しい場合が多い印象です。
結婚式の撮影にこだわりたい・どうしても依頼したいカメラマンがいる!という場合は、式場を決める段階で、外部カメラマンの持ち込みが可能か、確認・交渉をしましょう。
「レストラン」が会場の場合
レストラン会場の場合は、外部カメラマンの持ち込みを受け入れしている会場が多いです。また披露宴のみの場合などは、撮影制限がないことも多く、安心して外部カメラマンに依頼できます。(会場により異なります。)
外部カメラマン(持ち込み)を依頼した新郎新婦の口コミ・評判は?
実際に、式場専属カメラマンではなく、外部カメラマン(持ち込み)をした新郎新婦のリアルな口コミや評判を紹介します!
動画の質、納品のはやさ、すべて満足です。
式場に頼むより、枚数も多く、値段も安く済みました。 納品も早くて、嬉しかったです!!
式場提携のビデオ&カメラ会社の約半額で、この高クオリティの商品が届き、2人で驚いています。
安価な価格設定にもかかわらず、カメラマンさんがとても丁寧で、リクエスト以上の仕上がりでした。
カメラマンさんがとても親切で、要望にも答えて頂き、満足のいく写真を撮って頂けました。 外注のカメラマンさんは式場のことをわかっていないため、イマイチという一般的な意見もあり、当日まで不安なところもありましたが、全くそのようなことなく、頼んでよかったと心から思いました。
式場で頼むと当日のBGMが残らなかったり、60分に編集されてしまうので柔軟に対応していただけたことが良かった。
カメラマンさんが腕も良く、大変起点の利く方で良かったです。
外部カメラマン・業者を探す方法
外部カメラマンに依頼する場合、「フリーランスのカメラマン」に依頼する方法と「専門の業者」に依頼する方法、もしくは「友人や知人」に依頼する方法の3種類あります。
最近では、フリーランスで個人で撮影を請け負うカメラマンも増えてきています。
自分たち好みのカメラマンを探すなら、InstagramなどのSNSから探す方法がおすすめです!
フリーランスで活動するカメラマンの場合、SNSで実績やこれまでの撮影写真などを投稿している場合も多いため、以下のようなハッシュタグで検索して、好みのテイストを見つけてカメラマン選びに役立てましょう。
ただし人気のあるカメラマンの場合、予約が埋まっている可能性もありますので、カメラマンにこだわりたいという場合は、早めにカメラマン探しを始めるようにしましょう!
またフリーランスのカメラマンの場合、活動拠点に制限がある場合も多いです。
そういった場合は、全国展開している業者を探すという方法もおすすめです。
「わたしたちの結婚式」は北海道から沖縄まで日本全国のプロカメラマンと提携しており、一律料金で撮影が可能です。(一部、別途遠方出張料がかかる場合もございます)
日本各地での撮影実績がありますので、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
「わたしたちの結婚式」の全国撮影実例の紹介
「わたしたちの結婚式」に撮影を依頼してくださったお客様の実例(当日エンドロール撮影)を紹介します。
外部カメラマンへの依頼検討の際はもちろん、結婚式撮影のアイデアの参考になれば嬉しいです!
【関東地方】神奈川県 / ザ・カハラホテル&リゾート横浜
ベルジュール、エクセレントコースト、コルティーレ茅ヶ崎、萬屋本店鎌倉、アイルマリー横浜、横浜迎賓館、ザクラシカベイリゾート、ザウィングス海老名、コンチネンタル横浜、ブリーズベイホテル、ノートルダム横浜みなとみらい、グランドオリエンタルみなとみらい、カサデアンジェラ、モンテファーレ、湘南セントラファエロチャペル、アマンダンブルー鎌倉、ラバンクドロア、アニヴェルセルヒルズ横浜、インターコンチネンタルホテル横浜、アニヴェルセルみなとみらい横浜、横浜ベイホテル東急、ノートルダム横浜、など
【関西地方】大阪府 / アヴァンセリアン大阪
バリラックスザガーデン梅田、ノートルダムセンティア、ザ33センスオブウェディング、ホテル日航大阪、ラメゾンスイートりんくう、フリジエリオ、ホテルアゴーラリージェンシー堺、キャッスルガーデン大阪、堺筋倶楽部、ウェディングテラス、EnFance、大阪迎賓館、大阪セントバスチャーチ、ホテルモントレ、グラスミア大阪、チャペルドコフレ、ホテルモントレ大阪、ベルクラシック空港、ミツテ、クナーべ、ホテルモントレラスール大阪、8Gホリエリバーテラスウェディング、など
【東北地方】山形県 / 緑の迎賓館ANGELINA
グランドホクヨウ、パレスグランデール、緑の迎賓館アンジェリーナ、ホテルキャッスル山形、ホテルメトロポリタン山形、オワゾブルー山形、東京第一ホテル米沢、酒田玉姫殿、コニストンガーデン、アクーユマリー玉姫、小さな結婚式一の糸、グランパリスパーティーリゾート、ベルブランジェ山形、ベルナール酒田、ベルナール鶴岡、ベルブランシェ天童、山形グランドホテル、ソーシャルプラザグランドエルサン、山形国際ホテル、グランデール寒河江、など
【東海地方】愛知県 / スウィートローゼスクラブ岡崎
アルカンシエル名古屋、アニヴェルセル白壁、スウィートローゼスクラブ岡崎、アートグレースウェディングスクエア、ザグランクレール、アルカンシエルガーデン名古屋、百花籠、ザカワブン名古屋、星ヶ丘アートグレイス迎賓館、アンジェローブ、サーウィンストンホテル名古屋、ビアンカラヒルサイドテラス、グラストニア、ラポール、モアチェモアチェ、名古屋マリオットアソシアホテル、マリエール岡崎、センとグレース大聖堂、クレールベイサイド、など
【九州地方】福岡県 / ロイヤルパークアルカディア
ウェディングアイランドマリゾン、ララシャンス博多の森、ザマークススクエア福岡山の上ホテルスパ、アルカディア小倉、リッツ5、クアンティック、グラナダスイート福岡、ノートルダムマリノア、ウィズザスタイル、大宰府迎賓館、マリーゴールド久留米、ホテルグレージュ、ザルイガンズスパリゾート、ヒルトン福岡シーホーク、ロイヤルパークアルカディア、ハカタギグランヒューリ、赤坂ルアンジェ教会、ララシャンスベルアミー鳥栖、アルカディア小倉、アルモニーサンクウェディングホテル、など
一生に一度の大切な結婚式。最高のふたりの姿を残しましょう
いかがでしたか?
結婚式での「外部カメラマンの持ち込み」に関して、ご紹介しました。
一生に一度の大切な結婚式が最高の思い出となるよう、この記事が少しでもお役に立てるよう祈っております!
「わたしたちの結婚式」では、おふたりの結婚式がより楽しいものとなるよう、日本全国の出張カメラマンを格安でご提供しています。結婚式撮影に関してお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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● 式場を契約する前に交渉しましょう
契約前であれば、式場によっては原則持ち込み不可の式場でも、許可をしてくれる場合が稀にあります。交渉の際は、「結婚式の撮影にこだわりがあり、どうしてもお願いしたいカメラマンがいるので、許可してもらえないか」と、”こだわりがある”ことを伝えるのがベター。● 友人・知人として外部カメラマンを手配しましょう
友人や知人として招待する形であれば、持ち込みにはならず許可される場合が多いです。
業者やカメラマンに相談し、お願いしましょう。
※カメラマンの席を準備する必要があるケースもありますが、持ち込み手数料より費用を抑えることができることが多いです。