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卒花が教える!結婚式の音楽著作権の申請方法・ポイント・注意点まとめ

引用元

結婚式準備は思っている以上に大変です。。

その中で意外にも新郎新婦さんを悩ませるのが、結婚式のBGM準備

近年とくに結婚式の音楽に関する“著作権”が厳しくなり、昔とは違って式場で流すBGMや記録ビデオの音楽に“音楽著作権料”を払わなければいけないという決まりができました。

つまり、結婚式で流す音楽に対して、著作権の申請をしなければいけないということ。

これによって、もっと新郎新婦さんの負担が大きくなってしまったんですよね。

音楽著作権についてですが、自分で申請することはできるのでしょうか?

今回は、そんな申請方法から、音楽著作権についてのポイントなどをまとめていきたいと思います。

実際に音楽著作権に悩まされた卒花がリアルなポイントや注意点をまとめていきます。

音楽著作権についてお困りの新郎新婦は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

 

音楽著作権が厳しくなり、新郎新婦に負担がかかるようになった

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昔までは、結婚式で使用するBGMに関してそこまで厳しい著作権の決まりなどはありませんでした。

しかし、2017年に日本音楽著作権協会が、結婚式のビデオ業者に対して訴えを起こしたことから、音楽著作権がさらに厳しくなってしまったんです・・・。

訴えた理由としては、

結婚式場で使われる楽曲付きのウェディングビデオを制作する事業をしながら著作権料を支払っていない として、映像制作会社に対して【日本音楽著作権協会が管理する楽曲の使用禁止】と【損害賠償】を東京地裁に訴えた

とのことです。

 

音楽著作権の決まりが厳しくなって新郎新婦にかかる負担とは?

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「音楽著作権のルールが厳しくなっても、企業間の問題であるだけで、私たちには関係ないでしょ?」

と、この問題を軽視している方も多いはず・・・。

実は、2017年のこの事件をキッカケに、新郎新婦には下記のような負担がかかるようになってしまいました。

  • ⦿挙式や披露宴で使用する楽曲は全てCDの原曲を用意しなければいけなくなった
  • ⦿著作権のある楽曲を使った映像(オープニングムービーやプロフィールムービーなど)を会場で流す場合、1曲に対して音楽著作権料を支払わなければいけなくなった

2017年より前であれば、CDも用意せず、ネットからダウンロードした楽曲を流しても問題はありませんでしたし、音楽著作権料を支払う必要もありませんでした。

この事件のせいで、ただでさえ忙しい新郎新婦にさらに負担がかかるようになってしまったんですね。

 

特に“ムービー系”の音楽著作権が厳しい?

著作権のルールって難しくてイマイチ良くわからないですよね。

簡単に説明をすると、結婚式で新郎新婦が負担するべき音楽著作権は、オープニングムービーやプロフィールなど“ムービー系”に著作権のある楽曲を使い、式場で流す場合のみです。

入場や演出の一部として音楽をかけるぶんには、音楽著作権を支払う必要はありません。

(ただし、サビから流したり、曲の途中から流したりする場合は、著作権料が必要となるので要注意!)

また、結婚式の記録ビデオを撮影する方も多いでしょう。

この場合も注意が必要で、結婚式中に著作権のある楽曲を使った演出を行い、その様子をビデオとして記録し、そのビデオを購入する際にも音楽著作権が必要になります。

そのための対策として、最近では結婚式を撮影したビデオにフリー楽曲をかぶせて販売する業者が多くなってきました。

文章にするとなかなかわかりづらく理解が難しいですよね・・・。

難しいことなので、ひとまずは「ムービーやビデオ系に音楽著作権料がかかる」ということだけ覚えておくといいでしょう!

 

使用する音楽・式場によっては音楽著作権の手続き申請が必要になる

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音楽著作権料に関しては、式場やビデオ業者などの企業側が日本音楽著作権協会に支払うのが基本です。

しかし、式場やビデオ業者などの企業側がISUMに登録していない場合、個人で手続きを行わなければいけなくなるので注意しましょう!

基本的に今の時代であれば、どの業者もISUMに登録しているとは思いますが、式場見学の際などに「ISUMへ登録はされていますか?」とあらかじめ確認しておくと安心かもしれませんね。

ちなみに、ISUMとは、結婚式で使用される市販のCDの著作権利処理と著作権料の支払い処理をオンライン上で管理できるホームページのことです。

 

式場がISUMに登録しているかチェックしよう!

実は、ISUMのホームページから、登録している式場や企業を調べることができます。

結婚式・披露宴会場一覧|結婚式で使う音楽著作権を一括代行処理「一般社団法人 音楽特定利用促進機構」(ISUM)
結婚披露宴で使用される音楽の著作権を合法的に一括処理できるインフラを提供し、ブライダル業界と音楽業界の間に「ウィン・ウィンの関係を構築する」ことを目的として設立されたのが一般社団法人 音楽特定利用促進機構の結婚式・披露宴会場一覧ページです。

自分たちが結婚式を挙げる式場がISUMに登録しているかどうか事前にチェックしておきましょう!

 

ISUMに登録されていない楽曲は申請が必要!

結婚式で使用したい楽曲は、基本的にISUMに登録されているものしか使用することができないので注意が必要です。

下記のページから曲名やアーティスト名で検索をしてヒットしない場合、個人での申請が必要になります。

ISUM楽曲データベース|結婚式で使う音楽著作権を一括代行処理「一般社団法人 音楽特定利用促進機構」(ISUM)
著作権、著作隣接権をクリア!ISUM(アイサム:一般社団法人 音楽特定利用促進機構)の楽曲データベースです。結婚式で使われた曲のランキングや、プロフィールムービー、エンドロール、入場退場などタグ検索も可能!結婚式で適法利用できる楽曲は900...

上記に掲載がない楽曲は、楽曲の権利者に複製利用の可否を確認できていない・複製利用がNGになっている場合があるため、申請が必要です。

申請自体にお金はかかりませんが、実際に結婚式で使用する場合は使用料として著作権料を支払う必要があるので覚えておきましょう。

著作権料は曲の長さや種類によって異なるので、式場やビデオ業者に問い合わせてみると良いですよ。

とはいっても、高くても5,000円くらいまででおさまると思います。

また、もうひとつ注意点としては、申請をして許可が下りるまでに少し時間がかかるので余裕を持って申請することをおすすめします。

結婚式の準備はやることが多くBGMの手配は見落としがちなので注意しましょう。

 

音楽著作権の申請方法を詳しく解説

難しい話をしましたが、音楽著作権の申請方法はとっても簡単です。

パソコンからでもスマホからでも申請は可能なので下記を参考にしてみてください。

 

①ISUMの「楽曲リクエスト」ページを開く

楽曲リクエスト|結婚式で使う音楽著作権を一括代行処理「一般社団法人 音楽特定利用促進機構」(ISUM)
結婚披露宴で使用される音楽の著作権を合法的に一括処理できるインフラを提供し、ブライダル業界と音楽業界の間に「ウィン・ウィンの関係を構築する」ことを目的として設立されたのが一般社団法人 音楽特定利用促進機構の楽曲リクエストページです。

まずは、上記のページを開きます。

 

②必要事項を入力する

画面の案内に従って、必要事項を入力していきましょう!

一度の申請で、5つの楽曲までリクエストができます。

 

③「同意してリクエストを送信」をクリック

必要事項を入力したら一番下の「同意してリクエストを送信」をクリックしましょう!

これで申請の完了です。

 

ISUMの音楽著作権の申請をする際の注意点

楽曲リクエストをする際、いくつかの注意点があるので必ずチェックしておきましょう。

 

①返信は来ないので個人で確認が必要
申請を行った場合でも、権利者による可否の確認メールは届きません!

そのため、再度ISUMの楽曲データベースを確認して、許可されたかどうかを自分で確認する必要があります。

 

②申請が通るまで1ヶ月程度必要
上記でも少し触れましたが、申請をしてから利用可否の確認で1ヶ月ほど時間がかかるため、余裕を持った申請が必要になります。

「時間がかかるのを知らなくて当日使いたい曲が使えなかった!」なんてこともよくある話です。
(筆者もそうでした(T_T))

BGMにこだわりがあってどうしても使いたい曲がある場合は、できれば結婚式当日の2ヶ月前くらいには申請を済ませましょう。

 

③国内盤CDのみ対応

  • ・配信音源
  • ・レンタルCD
  • ・輸入盤CD

などは、利用対象外となるので要注意です!

国内盤CDが発売されているかをあらかじめチェックしておきましょう。

※国内盤CDがない場合の対処方法は?
マイナーな曲や洋楽などの場合、国内盤CDが発売されていないケースがあります。

実際、筆者も海外映画に使われているBGMをオープニングムービーに使用したかったのですが、国内盤CDの発売がなく諦めかけていました。

対策方法としては、失敗のリスクが大きくなりますが、無音のムービーを流しながら、式場で直接CDをかけてもらう というように対応をしてもらいました。

この場合であれば、複製権にあたらないので著作権料を支払う必要もなくおすすめです。

 

ISUM申請の後は“利用申請”が必要!

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音楽著作権は、「ISUMの登録をしたから一安心」ではないのが厄介なところ。

ISUMの申請の後は、いよいよ“利用申請”が必要になります。

利用申請に関しては、基本的に式場がやってくれるところがほとんどですが、下記の日本音楽著作権協会のホームページから個人でも申請が可能です。

CD・テープ・ICなど録音物の製作 JASRAC
CD・テープ・ICなど録音物の製作で、音楽を利用するときの手続き方法、問い合わせ窓口、著作権使用料について紹介します。 日本音楽著作権協会 JASRAC

こちらに詳しい申請方法も記載されています!

ただ、結構複雑な申請方法になるので、式場に任せてしまっても良いと思います。

 

「わたしたちの結婚式」なら複雑な申請も代行可能!

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音楽著作権の各種申請方法はかなり面倒だということがお分かりいただけたと思います。

オープニングムービーやプロフィールムービー、エンドロールムービーなどムービー系を作る場合、ISUMの申請や利用申請が必要になりますが、弊社「わたしたちの結婚式」であれば、各種申請も責任を持って代行させていただきます♪

  • ・ISUMの楽曲リクエスト
  • ・楽曲の利用申請

など、必要になる申請は利用料金を含めて8,000円で代行が可能です。

ビデオ業者によっては、個人で申請をしなければいけないケースもあるので、代行が可能な弊社であれば安心して利用できます。

結婚式の準備は思っている以上に大変です。

音楽著作権の申請のような細かい部分は、ぜひ弊社のような業者に任せてしまうのもひとつの方法だと思います♪

「わたしたちの結婚式」のホームページ

また、弊社では、格安でビデオ撮影や写真撮影の対応も可能です!

式場提携のカメラマンの場合、撮影の相場は10~30万円ほどが平均となり、カット数を増やしたりオプションを追加したりすると、思った以上に費用が跳ね上がってしまいます。

弊社では、写真撮影・ビデオ撮影それぞれ全国59,000円と破格で対応可能!

セットプランなどもご用意しております。

結婚式の写真撮影・ビデオ撮影はぜひ弊社「わたしたちの結婚式」にお任せください!

わたしたちの結婚式・料金表

 

まとめ

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ここ最近、結婚式における音楽著作権の事項が本当に厳しくなってきました。

非常に細かい部分までルールが定められているので、ただでさえ忙しい新郎新婦は困ってしまいますよね。

ISUMの楽曲リクエストや音楽著作権協会への利用申請などは、弊社のような企業に代行してもらうのもひとつの手です。

とくに結婚式で使用するBGMにこだわりのあるカップルは、早い段階から楽曲選定や申請方法のチェックをしておきましょう。