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ウェルカムボードを手作りする際の重要な5つのポイント

結婚式で欠かせないアイテムの1つに“ウェルカムボード”があります。
式場で準備されるものでも素敵ですが、手作りをしたら自分らしさが出せ、後々の良い思い出になります。しかも、コストまでも抑えられて良いことがたくさん!

でも、詰め込み過ぎるとごちゃごちゃしたり、予算をオーバーしたり、思っていた以上に時間がかかりすぎてしまうことも…。スムーズに作成するために重要なポイントを紹介します。

■ウェルカムボードとは?

昔からの言い方をすれば「案内板」でしょうか。ウェルカムボードは、額やイーゼルにメッセージやパネル写真を飾って、結婚式の会場入口付近に置き、ゲストを迎える“顔”です。

結婚式や披露宴、2次会でも使えて、終わった後は新居に飾っておくこともできます。

ゲストの方たちに楽しんでもらえるものや、結婚式のテーマを象徴するものなど、新郎新婦らしさが出せるのがウェルカムボードです。業者に作ってもらうこともできますが、手作りなら自分のイメージに近いものができ、何よりとってもリーズナブル。ぜひ自分たちで作ることをオススメします。

ウェルカムボードの最近の流行としては、新郎新婦の似顔絵や押し花を使ったものがここ数年では人気があるようです。また、ミラータイプのウェルカムボードも多く見られますので、参考にしてください。

他にも黒板タイプにチョークでメッセージや似顔絵を描いたり、コルクボードに付き合ってから結婚までの軌跡の写真を貼りつけたりするのも素敵ですね。

結婚するまでの2人を知らなかったというゲストもいますので、これまでの2人のことを知ってもらうウェルカムボードも人気です。

■ウェルカムボードの作成手順

イメージを書き出す

まずは漠然とでもいいので「こういうのが作りたい!」というのを考えましょう。
新郎新婦が一緒にしていたスポーツを表現する、出会いから結婚までの写真を使う、パステルカラーで作りたい、お花をたくさん飾りたい、などなど思いつくことをどんどん紙に書いていってください。

全く見当がつかない時は、インターネットで『ウェルカムボード』を検索してみましょう。沢山の画像を見比べていくと、自分の作りたいものに近いウェルカムボードが見つかるかもしれませんね。

予算を考える

結婚式は何かとお金がかかります。ウェルカムボードだけに多くのお金は使えません。
後々に新居に飾ったりして記念として残すことができるものの、やはりできるなら予算は抑えたいところ。きちんと予算を考えて、その金額以内で作成していきましょう。

平均的な予算としては、手作りのウェルカムボードでは5,000円くらいが一般的なようです。ちなみにネットの業者に発注すると15,000円~20,000円、会場に依頼すると30,000円前後とのこと。

金額にけっこうな差が出てくるので、全体の予算を抑えるためにも手作りのウェルカムボードがオススメです。

スケジュールを考える

結婚式の準備は広範囲に渡り、いろいろと考えたり用意したりしないといけないもの。ウェルカムボードだけにあまり時間をかけられません。
アイデアを考えるのに1~2日、材料の下見、購入の時間で1~2日、制作に3~4日として、1週間くらいを目安にスケジュールを組むと余裕を持って制作できるでしょう。

制作する時は、途中で手を止めることなく集中して一気に取り組める時間をまとめてとっておくと安心です。

ウェルカムボードに書くメッセージを考える

ウェルカムボードには、ゲストの方へのメッセージを伝えます。

『今日は来てくれてありがとう!たくさん楽しんでね』や『全ての出会いに感謝します』など日本語で書いているウェルカムボードもたくさんあります。

そしてもちろん英語もたくさん使われています。一部をご紹介いたしますので、参考にしてください。

Welcome to our wedding reception. (ようこそ私たちの結婚式へ)

『reception』の部分が『Celebration』や『party』など、ご自身の結婚式の雰囲気に合った単語を選んでください。

Thank you for coming today. (今日は来てくれてありがとう)

Thanks for all our encounters. (全ての出会いに感謝します)

It’s the start of a fun wedding party! (楽しい結婚パーティがはじまるよ!)

Thank you for attending our wedding. (私たちの結婚式に出席してくれてありがとうございます)

簡単に『Welcome』だけでもいいですし、『Welcome & Thank you』など言葉を組み合わせるのもいいですね。『永遠』や『感謝』などもよく使われています。

ウェルカムボードは「これを書かないといけない」という決まりはありません。

基本的には

・メッセージ

・結婚式の日付

があれば大丈夫です。その他にも、新郎新婦の名前や式場の名前などあると思い出に残りますね。

語尾を『!』に変えると元気な感じに変化しますので、ウェルカムボードのイメージに合ったメッセージを考えてください。

材料を探す

リアルな店舗で購入できるもの、ネットで探すもの、無料でダウンロードできるものなど様々あります。

結婚式場でのウェルカムボードを置く場所によっては、材料が変わってくる場合があります。大きなウェルカムボードを置くスペースがなかったり、棚の上に置くことになったり、ウェルカムボードについては何もを考えていないような会場もあるので、しっかりと事前確認が必要ですね。

例えば、棚に置く場合は額縁を用意し、棚などがない場所でしたらイーゼルを用意するなど、場所に応じた準備をすると良いですね。イーゼルに関しては、結婚式場で用意ができるというところもあるようですよ。

額縁やフォトフレーム、お花やリボンなどのデコレーションは、ロフトや東急ハンズなどの大型店だと種類が多く揃っています。可愛いものからクールなものまでデザイン豊富に売られているので、実物を見て決めたいという方はまず訪れてみましょう。

さらにコストを抑えたい方は、100円均一やホームセンターでも購入できるので探してみてください。

一から全部を手作りする自信がない方には、ウェルカムボードのキットがオススメです。これを使えば簡単にウェルカムボードが作成でき、ちょっとの追加でオリジナル感も出すことができるので上手に活用したいですね。

ネットで購入する場合は、オークションやメルカリなどでも安く販売されていることがあるので、一度覗いてみる価値ありでしょう。

<素材はインターネットの無料サイトで>

似顔絵や可愛いイラストが自分で描けなくても大丈夫!無料で似顔絵を作成してくれるツールや、イラストの無料素材がインターネット上にはたくさんあります。

『ウェルカムボード 無料イラスト』、『ウェルカムボード 似顔絵 無料』、『ウェルカムボード 無料フォント』などで検索するとたくさんのサイトが出てきますので、参考にしつつ上手に活用してください。

A4サイズまでは自宅のプリンターでも印刷可能なことが多いですが、それ以上の大きさを出力したい場合は業者にプリントをお願いするのが仕上がりも美しくベストでしょう。

ちなみに、セブンイレブンではA3までの印刷物を出力することができます。キンコーズはさらに大きな印刷物も可能で、1枚から印刷することができるのでウェルカムボードを作成する際には便利です。

光沢メタリックポスターなど好みに合った仕上がりなど選択肢が豊富で理想に近づけるでしょう。

こちらの記事では人気レパートリーをご紹介!

https://omobic.com/blog/managerblog/%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%EF%BC%81%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%B0%97.html


■ウェルカムボード、アイデアの一例

実際に、新郎新婦たちはどのようなウェルカムボードを手作りしているのでしょうか。その一部を作り方と共にご紹介します。

前撮り写真をウェルカムボードに

材料:フォトフレーム、写真

作り方:前撮りで撮ったウェディング写真をオシャレなフォトフレームに入れて飾るだけ!

ぶきっちょなんて関係なく簡単に作れて、制作費もリーズナブル。当日の式では着ないドレスや和装のパターンをゲストの方たちにお披露目できます。大きめのフォトフレームで、数枚の写真を飾っている方もいますよ。

写真やフォトフレームにメッセージを書いたり、パソコンで印刷したメッセージを一緒に挟むのもオシャレなウェルカムボードになりますね。

写真を使ったウェルカムボードについては、こちらの記事も是非ご覧ください♪

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お花をハート型に!キュートなウェルカムボード

材料:額縁、ドライフラワーや造花など、ボンド、グルーガン

作り方:額縁の中にドライフラワーや造花をハート型になるようにくっつけて、上にメッセージを添えるだけで素敵なウェルカムボードになります。

グルーガンは100均でもホームセンターでも低価格で購入できます。ボンドよりもしっかりとくっつくので、ほぼ垂直に置くウェルカムボードならグルーガンで接着した方が安心ですね。ただ、使用中はとても熱くなり火傷の心配もあるので、不安な方はボンドで作りましょう。

額縁によってアンティーク風にしたり、ポップにしたり、額縁やお花によって雰囲気が全然違ってきます。思いっきり自分好みにお花を盛って、素敵に仕上げてくださいね。

リースを使って。アイデア広がるウェルカムボード

材料:額縁、板など、ドライフラワーや造花のリース、ボンド、グルーガン、ステンシルシート

作り方:額縁の真ん中にメッセージを書き、その周りをリースで囲めば、簡単にウェルカムボードのできあがりです。

メッセージはインターネットから素材を探してきても、ステンシルシートを使っても可愛く仕上がります。

長い板を使って、上の方にリースをかけ、下にメッセージや新郎新婦の名前を書いておくなどのアレンジも可能です。板を使うならリバーシブルに使用可能なので、リースはくっつけずにひっかけられるようにして、お出迎えの時は『Welcome』のメッセージを、披露宴が終了した時には『Thank you』のメッセージが書かれた方を向けると、凝ったアイデアが冴えるウェルカムボードになりますよ。

■まとめ

こちらで紹介したものは、いずれもほんの1~2日でできる簡単なものばかりです。インターネットでも素材はたくさん揃っているので、素材を変えるだけでオリジナル感も出せますしコストも抑えられます。

ぜひ世界に一つだけの素敵なウェルカムボードをつくってみてくださいね。