「結婚式のプロフィールムービーを自作できる、おすすめの編集アプリを知りたい」
「プロフィールムービーは、業者に依頼するよりも自作したほうが安い?」
結婚式で流すプロフィールムービー、業者に依頼すると高いので、自作することを考えている人もいるのではないでしょうか。
自作することを決めても、なにから始めたらいいのか、どのような自作ソフトを使えばいいのか、悩むことも多いですよね。
この記事では、プロフィールムービーを自作するのに、使いやすいおすすめの編集ソフトと具体的な手順をご紹介します。
この記事を参考に、ぜひプロフィールムービーの自作にチャレンジしてみましょう!
最後まで読んでいただければ、プロフィールムービーの作り方、自作する際のメリットとデメリットが明確になりますよ!
プロフィールムービーとは
プロフィールムービーとは、新郎新婦の生い立ちやふたりの出会いなどをゲストに紹介する動画のこと。
それぞれのゲストに、「今回、この方と結婚しますよ」ということをお披露目する目的があります。
プロフィールムービーには、それぞれの家族や友達との写真も登場するので、ゲストが一緒になって楽しめるプログラムだともいえますね。
おすすめの動画編集ソフト4選
さっそく、プロフィールムービーを自作するためのおすすめ編集ソフトを紹介していきます。
まずは、今回ご紹介するおすすめ動画編集ソフトを、わかりやすくまとめて一覧にしてみました。
商品名 | 料金 | 対応OS | 無料体験版 |
---|---|---|---|
Power Director | 買い切り版:12,980円〜
サブスクリプション版:2,180円/月〜 |
Windows
Mac |
あり |
Filmora Wedding | 永久ライセンス版:11,220円
1年間プラン:9,220円 |
Windows
Mac |
あり |
デジカメde!!
ムービーシアター8 Wedding |
ダウンロード版:11,990円
DVD-ROM版:13,090円 |
Windowsのみ | なし |
iMovie | 無料 | Macのみ | – |
それでは、一つずつなにができるのかを具体的にみていきましょう。
1.Power Director
プロフィールムービーに最適なテンプレートが揃っている「ウェディングパック」やクラシック音楽がつまった 「BGM 素材集」などの無料素材が充実しています。
テンプレートを使えば、写真や動画を当てはめていくだけで、簡単に高品質なムービーが作れますよ!
また、画像の間に入れることができる、場面転換のエフェクトは100以上。テキストの演出も可能です。
使い方や機能は公式YouTubeで解説されているので、作業の中でわからないことがあっても安心ですね。
本当に自分の作りたいものができるかどうか、まずは無料体験版を試してみてはいかがでしょうか。
2. Filmora Wedding
Filmora Weddingは、ウェディング向けの素材やエフェクトを標準搭載しているソフト。
動画間のトランジションの挿入、字幕の挿入、動画・音声の挿入など、直感的に操作できるので、動画編集の初心者でも扱いやすいのが特徴です。
YouTubeでムービー作成方法を紹介している人も多いので、わからない操作もすぐに解決できますよ。
無料版は、有料版と同じ機能を使って無制限で作業できますが、完成した動画にロゴマークが表示されます。
動画編集をしてみて、自分の理想とするものを作れることがわかってから有料版に切り替えることもできますので、まずは気軽に試してみましょう!
3.デジカメde!!ムービーシアター8 Wedding
デジカメde!!ムービーシアター8 Weddingは、Windowsのみで使えるソフトです。
結婚式に使える演出効果素材は1,000種類以上、フォントも100書体以上が揃っています。
しかも、演出効果はプロが監修したものなので、どれもおしゃれ!
写真の切り抜きやコラージュも可能ですので、1コマに写真を複数入れたい場合などは便利ですね!
使えるイラストやBGM素材も多く用意されています。
無料体験版はありませんが、ガイドブックがついているので、確認をしながら進められますよ。
4.iMovie
引用:iMovie
Macユーザーであれば、iMovieを使ってムービーを作るのもおすすめです。
iMovieは、App Storeから無料でダウンロードして使えるのが魅力。
機能は若干制限されますが、iPhoneからでも動画作成が可能です。
テンプレートも搭載されているので、映画の予告編さながらのムービーも作れますよ。
無料なので、まずはチャレンジしてみるといいですね!
プロフィールムービー自作の手順
おすすめの編集アプリが見つかれば、次はいよいよプロフィールムービーを自作するために、具体的な手順を知っておきましょう。
プロフィールムービーを作るには、大きく分けて4つの手順が必要です。
手順2 ムービーに使う素材を集める
手順3 コメントを考える
手順4 編集ソフトを使用してムービーを作る
それでは、一つずつ詳しくみていきます。
手順1 ムービーの構成と演出を考える
まずは、プロフィールムービーの構成と演出を考えましょう。
プロフィールムービーの多くは、次の5パートで構成するとまとまりがよくなりますよ。
2.新郎生い立ち
3.新婦生い立ち
4.ふたりのストーリー
5.エンディング
プロフィールムービーは、全体で5~10分程度になるようにまとめます。
次に考えるプロフィールムービーの演出とは、どのような雰囲気のムービーにするかということです。
「映画風にしてワクワクさせたい」
「物語風に編集して感動してもらいたい」
「ドラマ仕立てにして、楽しんでもらいたい」
プロフィールムービーは、ゲストへの感謝の気持ちでもあります。ふたりの思いを形にできる演出を考えましょう。
編集ソフトには、多くのテンプレートがありますので、いろいろチェックしてみてくださいね。
1.オープニング
プロフィールムービーの導入部です。
「これからなにが始まるんだろう?」と思わせられるような、ワクワク感があるといいですね。
オープニングに必要な時間の目安は、30秒から1分です。
2.新郎・新婦の生い立ち
それぞれがどのような家庭環境で、どのように育ってきたのかを伝えるパートです。
幼少期の写真、学生時代の写真を使い、新郎新婦それぞれ、1分30秒~2分程度にまとめます。
3.ふたりのストーリー
ふたりがどのようにして出会い、結婚に至ったのかは、ゲストも気になるところ。
1分〜2分を目安に、ふたりが出会った場所やプロポーズした場所などの思い出を時系列順に並べましょう。
4.エンディング
30秒程度を目安に、ゲストへの感謝の気持ちや、今後の決意などを伝えます。
締めくくりのパートなので、「いいムービーだったな」と思ってもらえるような、印象深いものにしましょう。
手順2 ムービーに使う素材を集める
大体の構成や演出が決まったら、ムービーに必要な写真やBGMなどを集めます。
写真
新郎・新婦の幼少期から、ふたりが出会うまでの写真を用意します。
それぞれ10枚〜15枚は必要です。
両親と一緒に写っている写真、ゲストと一緒に写っている写真は、会場が盛りあがるのでおすすめ!
ふたりが出会ってから結婚するまでの写真も、10枚〜15枚程度準備しましょう。
婚姻届や結婚指輪と一緒に写っているものも、微笑ましくていいですね。
BGM
著作権フリーで使えるものの中で、自分の理想に近いものを選ぶのが無難です。
編集ソフトには、無料で使えるBGMが用意されているものもありますので、それを利用してもいいですね。
どうしても使いたい曲があれば、著作権について確認しなければいけません。
その曲が著作権フリーでない場合は、管理団体等への手続き、使用料の支払いが必要になることもあります。
手順3 コメントを考える
写真と共に紹介する文章を考えます。
プロフィールムービーでは、次のことに気をつけましょう。
- ・文字数は、写真1枚あたり20文字以内
- ・句読点は入れない(スペースで対応)
- ・忌み言葉や重ね言葉は避ける
- ・ゲストの名前、漢字を間違えない
プロフィールムービーに入れる文字数が多いと、文字が小さくなり、読みにくくなってしまいますので気をつけてくださいね。
また、「句読点を入れない」ことや、「離れる」や「度々」などの忌み言葉や重ね言葉を避けることは、おめでたい席でのルールです。
手順4 編集ソフトを使用してムービーを作る
いよいよ、編集ソフトを使って、プロフィールムービーを作成します。
ムービー編集を行う上で、次のことにも気をつけてください。
- ・画面の比率の確認
- ・作成した動画は式場で流せるか
- ・写真やコメントは見切れていないか
画面の縦と横の比率を「アスペクト比」といいます。
最近は16:9のスクリーンを採用しているところが多いです。
しかし、結婚式会場によっては4:3のスクリーンを使用している場合も。
比率が違うと、上下・左右に黒い部分が入ったり、画質が悪くなったりする可能性があります。
プロフィールムービーを作るときは、会場のスクリーンについても確認しておきましょう。
また、持ち込みのムービーは、「持ち込み料」が必要な場合もありますので、確認が必要です。
結婚式のムービーを自作するメリットとデメリット
結婚式のプロフィールムービーを自作する場合と、業者に制作を依頼する場合のメリットとデメリットをまとめました。
それぞれの選択肢が持つメリットとデメリットを知ることで、どちらがあなたのニーズに適しているかを判断できますよ。
自作する場合のメリット・デメリット
自作の場合、自分の好み通りの作品を作れるのが、最大のメリットです。
また、専門業者に依頼するよりも、大幅にコストを削減できる可能性がありますね。
一方で、編集ソフトでの編集は複雑なものも多く、質の高いムービーを作るためには予想以上に時間を取られてしまうかもしれません。
結婚式直前になると、準備することも増えるので、プロフィールムービーを自作するのであれば、早いうちに取り掛かるのがおすすめです。
また、編集ソフトは有料なものもあるので、「それだけのお金を出して、本当に自分の理想とするプロフィールムービーを作れるのか」も見極める必要がありますね。
さらに、式場によっては「持ち込み料」(相場は1万円から5万円程度)がかかる場合もあるので、確認しておきましょう。
業者に依頼する場合のメリット・デメリット
業者に任せることのメリットは、手間がかからず、クオリティの高いプロフィールムービーを作ってもらえること。
写真やコメント、使いたいBGMなどを伝えるだけなので、準備の時間が少ない場合には便利です。
デメリットはやはり、価格が高いことでしょう。
結婚式と契約している業者に依頼した場合の相場は、10万円〜20万円です。
プロに依頼するのもアリ!
結婚式場と契約をしていない業者に、プロフィールムービー制作を依頼する方法もあります。
結婚式場と契約をしていない、別の業者に依頼した場合の費用は3万円〜5万円程度。
自作ムービーと同様「持ち込み料」がかかる可能性はありますが、結婚式場と契約している業者に依頼するよりは安くつきます。
プロフィールムービー作成にかける労力と時間、クオリティを考えた場合、別の業者に依頼するのもひとつの手ではないでしょうか。
最後に、プロフィールムービー作成を専門にしているおすすめの業者を紹介しますね。
プロクオリティをお手頃価格で「プロフィールムービー学園」
引用:【公式】プロフィールムービー学園
プロフィールムービー学園は、結婚式のムービーを専門に制作してくれる業者です。おすすめしたい理由は3つ!
- ・一律でお手頃な価格
- ・最短2日で納品
- ・豊富なラインナップ
一律でお手頃な価格
プロフィールムービーを依頼した場合、料金一律は31,900 円(税込)です。
好きなテーマを選び、写真とコメントをLINEで送るだけで、5分前後のプロフィールムービーに仕上げてくれます。
とくに使いたい楽曲がある場合、音楽の変更にも対応可能。
別途5,000円必要ですが、著作権申請をしてくれるので、安心して使用できますね。
最短2日で納品
「結婚式の準備でバタバタしていて、プロフィールムービーを作れなかった!」という場合も、最短2営業日で納品が可能です。
LINEやメールでデータを送信して入稿する以外にも、「アナログ入稿制作キット」を会社に送り、データに取り込んで使用してもらうこともできますよ。
最短2日とはいえ、依頼するのであれば、最低でも10日以上の余裕を持つと安心ですね。
豊富なラインナップ
シンプルなものから、ストーリー仕立ての作品、パロディ風のものまで、豊富なラインナップが揃っています。
一から作り上げることはできませんが、プロのアイデアがつまったテンプレートは、きっと満足できることでしょう。
まとめ
この記事では、結婚式のプロフィールムービーを自作する際の、おすすめソフトと具体的な手順について紹介しました。
ソフトの種類によっては多少高額なものもありますが、体験版などを利用して、実際にどこまでできるかを確認してみるといいですね。
プロフィールムービーの自作には、手間と時間はかかりますが、きっとゲストの記憶に残る、素敵なものができますよ。
プロフィールムービーを自作する時間があまりない場合には、結婚式のムービーを専門にしている業者に依頼することも検討してみるのもよいでしょう。
プロフィールムービーを自作する際のメリット、デメリットを考慮して、ご自身に合った方法を選んでくださいね。
素敵なプロフィールムービーが、ゲストとあなたにとっての特別な思い出になることでしょう。