カートを見る

プロフィールムービーの最適な時間とは!?思い出に残るイベントにふさわしい長さはどのくらい?

みなさん、結婚式で流すプロフィールムービーの時間をどのくらいの時間で考えていますか?プロフィールムービーは新郎新婦のお二人が生まれてから成長し、二人が出会い結婚に至るまでの流れを写真や動画を編集した1本のムービーにまとめたものです。

二人の人となりを理解してもらううえ重要なものですが、長すぎても飽きられてしまいます。今回は、結婚式で流すプロフィールムービーの最適な時間について考えていきます。

なぜプロフィールムービーの時間(長さ)が重要なのか、それは視聴者の集中力や全体のスケジュールにも関係するのですが、ご理解いただけるはずです。

プロフィールムービーはどこで流すの?

そもそもプロフィールムービーはどこで流すものなのか、簡単におぼえておきましょう。披露宴などで「プロフィールムービーの時間」を設けて、新郎新婦と参加者で笑いながら観ることもありますが、基本的にプロフィールムービーは「新郎新婦のお色直し」(約30分)の幕間に流すものです。

この時間に新郎新婦についてある程度知ってもらい、披露宴でお色直しした二人の姿を見て、より引き立たせる効果を担っています。

お色直しの時間、幕間の時間は30分です。しかし・・・

プロフィールムービーの一般的な時間は、30分丸々流せば参列者は歓談できません。また、お手洗いなどへ行くことも、携帯で私用を話すこともできません。

したがって、プロフィールムービーの時間は長くても10分程度にすべきです。この時間ならば、歓談、お手洗い、私用を行うこともでき、また参列者全員がプロフィールムービーに注目していただける時間です。長時間だといくら興味深いプロフィールムービーを作っても、参列者が飽きてしまう可能性があります。

結婚式の一般的なプロフィールムービーの場合、5〜10分の時間が一般的、理想的です。

もちろん、新郎新婦にクリエイティブな職業の人がいて、映画のようにハイクオリティの作品として流す場合は、それ以上の時間もありですが、そうではない普通の職業の人たちだと長くても10分です。それ以上は品質も落ちてしまい、参列者も飽き、結局思い出に残るプロフィールムービーにならなくなってしまいます。

プロフィールムービーの時間を最長10分にすべき理由

プロフィールムービーの時間は最長10分にしましょう。その理由についても理解し、独りよがりなプロフィールムービーを作らないようにしてください。また、3分くらいの時間だと逆に短すぎます。

プロフィールムービーの時間10分以上では長すぎると感じられる理由

プロフィールムービーは、結婚式の雰囲気を盛り上げる重要なイベントですが、長すぎると参加者の集中力や全体の流れに影響を与えてしまうかもしれません。時間が10分以上になると、「長すぎる」「飽きる」と感じてしまう人もいます。

視聴者の興味を引くのせせいぜい10分

人間、集中して映像を見られるのはせいぜい10分です。結婚式の場合、久しぶりに会った友人知人との懇談も参列者にとっては重要です。

新郎新婦の自己満足的なプロフィールムービーを長時間見せられても飽きてしまいます。

プロフィールムービーのテンポや内容のユニークさがないと、飽きられてしまい、記憶に残らないものになってしまいます。それは本望ではないはずです。

イベント全体の時間との兼ね合い

結婚式は、限られた時間で行います。10分以上のプロフィールムービーは、他のプログラムを圧迫してしまうかもしれません。新郎新婦のお色直しの幕間に流しても、やはり長時間のプロフィールムービーは、参列者に飽きられてしまうでしょう。

プロフィールムービーの時間5分未満では短すぎると感じられる理由

一方で、プロフィールムービーが5分未満と短すぎると、十分な内容を伝えきれないことがあります。プロフィールムービーは、新郎新婦の個人的な背景や人生におけるイベント、分岐点などを伝えるためのものです。

プロフィールムービーの時間が5分未満では、幼少期から現在までの人物史や、特別な出来事を十分に描くことが難しいです。また、プロフィールムービー内のメッセージや感謝の言葉も省略されてしまい、味気ないものになってしまいます。

やはり適切なプロフィールムービーの時間は5分~10分です。

プロフィールムービーの最適な時間配分

プロフィールムービーが長くて10分ということがわかりました。プロフィールムービーにも起承転結があり、それぞれどのくらいの時間配分が良いのか迷うかもしれません。

そこでプロフィールムービーの最適な時間配分について考えていきます。

ムービーの構成要素とおすすめの時間配分についてまとめました。

行程 目標時間 内容
オープニング 30秒 挨拶、お礼、最近の新郎新婦の写真があると良い
生い立ち 1人2分 赤ちゃんのころの写真や学校の入学式・卒業式、人生の分岐点の写真など、生まれてから結婚するまでの人生が分かるように工夫する
出会い 1分 プロフィールムービーのなかで最も大切な場面、いつどこでどうやってを明確にする
馴れ初め 1分 「出会い」からどのように結ばれたのか、思い出を動画や写真で
感謝の言葉 30秒 自分たちの言葉で来てくださった方にお礼を伝える

これで7分です。あとは多少余裕を持たせて3分になります。生い立ちに時間をかけることがわかります。

画像(写真)は1枚につき10秒を目安に変えていきます。写真だけなら30枚から50枚になります。

プロフィールムービーに挿入する文字(コメント)は長くて20字です。はっきりとしたフォントで、分かりやすい色で、大きめの文字で、というのがポイントになります。

視聴者を飽きさせないための工夫として、シーンごとにBGMを変えることをおすすめします。そのためには、曲によっては権利関係の交渉が必要になるかもしれず、ジャスラックなどへの手続き、申請に慣れている専門業者に依頼することも1つの方法になります。

幼少期から現在までの流れを適正時間内にまとめ、かつ新郎新婦の個人的な瞬間や特別な思い出を含めることができれば、10分でも非常に内容の濃いプロフィールムービーができるでしょう。

プロフィールムービーを短時間にまとめより効果的にするためのヒント

長くて10分というプロフィールムービーは、短時間に見た人の記憶に残るものを作らなければなりません。

そのためには、このカップルだからできる「ユニークなストーリー」を考え上げることが重要です。ありきたりなプロフィールムービーではない個性的なエピソードや、新郎新婦の共通項を強調したものができれば、観た人へインパクトを与え記憶に残るはずです。

10分という時間に新郎新婦について凝縮させた内容で、キャッチーなBGM、テンポよい画面切り替え、映像と挿入されたコメントのバランスなどがしっかり取れていると、参列者の記憶に残ります。

画像、映像、音楽、背景、コメント、これらのバランス調整がとても重要で、うまく決まれば10分でも素晴らしいプロフィールムービーに仕上がります。

プロフィールムービーで短時間に印象的な内容にするポイント

プロフィールムービーは最長10分という短時間ですが、メリハリをつければ素晴らしい内容にできます。そのポイントについて解説していきます。

大前提として、結婚式には幅広い年齢層の参列者がいます。どの年齢の参列者の方も楽しめるような内容にします。YouTubeやYouTuberのネタを入れても、年配の参列者はわかりません。

あらゆる年齢層の参列者が初見で楽しめる構成にしてください。

写真の表示時間

プロフィールムービー内の1つの写真の表示時間は10秒程度しましょう。情報量が少ない写真なら7~8秒に短縮しても構いません。

一方で、特に年配の参列者は、ゆっくり写真を見たい傾向があるので、注意してください。

適度なテキスト量と読みやすさ

次にプロフィールムービーに入れるテキスト(文章)について説明します。テキストは、20文字程度を目安にシンプルで読みやすいものにしてください。また、次のような点にも注意してください。

  • フォントははっきりとしたものを選ぶ
  • テキストの色は背景と対比するようにする
  • 文字は大きく表示する

パソコンで作成したときには読みやすくても、式場のプロジェクターで映すと見えにくくなることがあります。可能であれば、事前に式場で映写テストを行い、観客目線でチェックしてください。

写真の枚数

動画がなく、写真のみでプロフィールムービーを作る場合、写真の枚数は30~50枚に収めましょう。

動画も含めるなら、写真はさらに減らしてください。結婚式の限られた時間内で効果的に伝えたいもののみを厳選してください。

BGMの選び方

 プロフィールムービーのBGMは内容に合わせて選びましょう。家族向けなら感動的な曲、友人向けなら楽しい曲など、目的に応じて選曲することが重要です。ただし、一番おすすめなのは、夫婦二人の思い出の曲を使うことです。二人にとって特別な曲なら、参列者と思い出が共有できるかもしれません。

ただし、BGMによっては著作権申請が必要になるケースもあるので注意してください。

プロフィールムービー内の演出を工夫する

 プロフィールムービーを個性的ものにするため、例えば以下のような演出はいかがでしょうか?

  • パロディー:好きなアニメやドラマのセリフやテーマに合わせてプロフィールムービーを作成します。ただし、著作権に注意しましょう。あくまで引用の範囲内です。専門業者のチェックがあると良いです。
  • クイズ形式:ゲスト参加型のクイズをムービー内で行うと、会場全体が盛り上がります。ただし、一方的にプロフィールムービーを流すわけにはいかず司会が必要になります。
  • 再現VTR:新郎新婦の出会いや馴れ初めを再現するドラマを作成すれば、ゲストにとっても楽しいはずです。

以上のポイントを押さえれば、参列者にとっても、新郎新婦にとっても、思い出に残る素敵なプロフィールムービーになることは確実です。

まとめ

プロフィールムービーの時間は長くて10分という枠におさめ、その中でインパクトに残るような凝縮した内容にしてください。

冗長な表現ではなく、簡潔にインパクトある表現にすれば、最大10分の時間でも十分記念のプロフィールムービーにできます。

ぜひ、今回の記事を参考にプロフィールムービーを作ってください。なお、表現やBGM、文字装飾などは専門業者の方がすぐれています。

プロフィールムービーの作成について、専門業者への依頼もぜひご検討ください。