結婚式当日の大切な思い出は写真に残したいですよね。
ウェディングのカメラマンの依頼先は大きく3つあります。撮影を依頼する際、料金を見て検討したいという方が多いのではないでしょうか?
ここでは結婚式の撮影をカメラマンに依頼した際のそれぞれの料金相場についてご紹介していきます。
依頼の際の参考にしてみてください。
■依頼先別の料金相場はどれくらい?
1.式場カメラマンに依頼する際の相場
式場カメラマンは結婚式場と提携している専属のカメラマンです。
式場カメラマンに依頼した際の費用の相場は10万円~30万円前後になります。
式場カメラマンのメリット
式場カメラマンのメリットは現場慣れしていて、当日スムーズに撮影ができることです。
挙式会場での撮影制限などもなく、式の流れや会場も熟知していてベストなタイミングで撮影ができることがポイントです。
また、式場カメラマンの選定は式場側で行ってくれますので、自分たちで手配する必要がなく手間がかかりません。
結婚式の準備にあまり時間をかけられない方には嬉しいですね。
式場カメラマンのデメリット
式場カメラマンのデメリットはやはり費用が高くなるということでしょう。
撮影代金に加えて中間マージンが含まれることがほとんどなため、費用が高くなる傾向があります。
当日まで打ち合わせができなかったり、カット数が制限されていることもあります。
また、会場慣れが災いして単調な写真になりやすく、ほかの新郎新婦とアングルパターンが一緒であることも。
会場によっては人手不足でプロのカメラマンではなく、アルバイトのカメラマンなんてこともあるようです。
事前に確認をしましょう。
2.外注(持ち込み)カメラマンに依頼するときの相場
外注(持ち込み)カメラマンは自分たちで手配する式場外部のカメラマンです。
外注カメラマンに依頼した際の費用の相場は5万円~15万円ほどになります。
外注カメラマンのメリット
外注カメラマンのメリットは式場カメラマンと比べ費用が安く抑えられることです。
また自分の好みに合った写真を撮影してくれるカメラマンを選択できます。
さらに事前に打ち合わせができ、撮りたいイメージや希望を伝えることもできます。
会場や新郎新婦の雰囲気を見て写真を撮るので唯一無二の写真になるでしょう。
外注カメラマンのデメリット
外注カメラマンのデメリットは手配や打ち合わせに時間がかかることです。
また撮影場所に制限がある場合があるので、事前に式場に確認すると良いでしょう。
さらに式場の専属カメラマンでない場合、持ち込み料がかかることがほとんどです。
相場は1万円~3万円ですが、相場より高い式場もありますので
持ち込み料をプラスしたときに式場に依頼する値段より高くなるなんてことがないように
事前に確認をしておきましょう。
3.友人・知人にお願いするときの相場
撮影にこだわりがない場合や費用を節約したい場合は友人や知人にお願いすることもできます。
撮影をしてもらったお礼として1万円~3万円用意するのが一般的なようです。
友人に撮影をお願いするメリット
友人・知人にお願いするメリットは撮影費用を大幅に抑えられることです。
複数人にお願いすれば撮影する枚数も増えるので、良い写真が撮れる確率が上がるでしょう。
友人に撮影をお願いするデメリット
デメリットは結婚式の撮影は難易度高いため仕上がりが不安なことです。
また細かい注文が言いずらかったり、上手くいかなかった場合に苦情が言えないなどのリスクがあります。
■後悔しないための選び方・節約法
初めてカメラマンに撮影依頼をされる方に注意して欲しい点をご紹介します。
式場カメラマンに依頼するとき
・どんな写真を撮るカメラマンなのか事例を確認する
式場カメラマンの場合、プランナーさんから紹介していただいた式場の撮影プランを選ぶ形になります。
撮影プランは選べても、カメラマンを選ぶことができないことがほとんどです。
また、式場のアルバムのサンプルのみで決めていくことがほとんどで、アルバムに掲載されている写真を撮影したカメラマンと当日撮影するカメラマンが同じとは限りません。
もし可能であれば、自分たちを担当するカメラマンがどんな撮影をするのか事例を見せてもらえないかプランナーさんに相談してみると良いでしょう。
・撮影の内容を確認する
式場の撮影プランの場合、撮影してもらえるカットが決まっている場合があります。
希望のカットや好みの構成などの要望を出す場合は、オプションを付ける必要があるなんてことも。
想定していた費用より高額になる可能性があるので、しっかり確認しましょう。
・アルバムで節約する
結婚式の写真では、アルバムだけで10万円することも…
しかしインターネットで探してみるとアルバム制作サービスを行っているところがあり、自分たちで簡単に作ることができます。
式場でアルバムは購入せず、撮影データのみを購入することができるか確認してみましょう。
“撮影データのお渡しのみ”に対応していないケースもありますので注意が必要です。
数千円でネット上から作ることができますので、活用してみると良いかもしれません。
外注カメラマンに依頼するとき
・経験問わず、実際の撮影した写真を確認する
写真はプロであることは好ましいですが、カメラマンが撮影した写真を実際に見て、自分の好みに合った写真を撮影してくれるカメラマンに依頼することが重要です。
人気のカメラマンだと1年以上前には埋まっているなんてこともあるので、早めに探すと安心です。
・撮影内容の確認
撮影を依頼する前に、1回の依頼で、何枚撮影できて、どの様な種類の写真を撮影してくれるのか確認されることをおすすめします。後からそのような撮影はできないと言われては困るので、先に撮影内容を明確にする必要があります。
・カメラマン撮影料金の確認
カメラマンや撮影依頼会社によって、カメラマンの撮影料金は異なります。そこで、こんなこと事前に確認してみましょう。撮影内容や撮影枚数によって料金がかわるのか、カメラマンのキャリアによって金額が異なるのか、交通費は別に必要なのか、出張費用はいくらなのか、写真データ代、画像編集代などは別途必要かなど、細かなところまで事前に確認しましょう。
また入金のタイミングは結婚式の前か後か業者によって異なるので、気になる人は前もって調べておきましょう。
・納期の確認
カメラマンに撮影してもらった写真を、撮影日からどのくらいで納品してもらえるのかを確認しましょう。希望の納期があれば、事前にカメラマンや撮影会社に伝えてから、確認されることをおすすすめします。
また、併せて納品の形態も確認しておきましょう。
■まとめ
結婚式撮影のカメラマンは、3タイプのカメラマンがいることが分かりました。
・式場カメラマンの料金相場は10~30万円
・外注カメラマンの料金相場は5~15万円
・友人・知人にお願いする際はお礼として1万~3万円ほど用意
カメラマンに撮影依頼する時の注意点としては、カメラマンの経験年数・撮影場所・撮影内容・カット枚数、交通費・出張費など細かい内容の確認を行いましょう。
また、撮影した写真の加工の有無や、納品方法、納期などの事前確認も合わせてされることをおすすめします。