結婚式の華ともいえるウエディングドレス。一生に一度の特別な衣装だからこそ、こだわりを持って選びたいですよね。
デザインはもちろん、様々なこだわりを詰め込みたいものです。しかし、ドレス選びにはアクセサリーやシューズなど、他にも選ぶものや準備することがたくさんあります。
では、ウエディングドレスを選ぶ際に欠かせないこととは一体何でしょうか。
ウエディングドレスの試着で絶対欠かせないポイントをまとめていきますので、結婚式準備の参考にしてみてください。
1.ドレス選びの準備や服装はどうする?試着時に欠かせないポイント
「試着時間はどれくらいかかるんだろう?」
「試着の日に用意しておくものはある?」
「試着日はどんな服装や髪型で行けばいいんだろう?」
疑問点はたくさんあるかと思います。
ドレス選びを失敗しないためにも、試着日の段階で持ち物や服装などしっかり準備しておくべきです。
・試着は時間がかかる?用意しておきたい持ち物とは
ウエディングドレスを選ぶ際に試着は欠かせません。
骨格や身長、体型によって似合うドレスが異なるからです。
着た時のシルエットが最初に手に取った時の印象と違う!というのはよくあることですが、ウエディングドレスはそのまま着るものではなくコルセットなども身につけますし、たくさんの小物とのバランスを考えることで、ピンとくるドレスも変わってきます。
ドレスの着脱に時間がかかることはもちろんですが、ドレスに合わせて様々な小物を試すことで、その分ドレス1着を試着するのに時間がかかってきます。
しかし、一番似合うドレスを選ぶためには妥協はできません。
そこであらかじめ用意しておくと良いアイテムをご紹介いたします。
・スマートフォン&デジカメ
たくさんドレスを試着した後などは結局どれが良かったか思い出すことが難しいものです。
写真で残していれば後からの確認も容易になるため、スマホとデジカメは必須アイテムです。
試着時に同席していない友人やパートナー、親にも写真でドレスを確認してもらったり、後から見せたりできる点でも写真は絶対に撮ることを忘れずに。
細かいデザインのディテールなんかも撮っておくと更に良いでしょう。
また実際に着るウェディングドレスが1着であっても、写真に残しておけば結婚式の思い出写真になること間違いなしです。
そして、忘れてはいけないのが撮影の際には必ず許可を取ること。いくら判断材料になるためとはいっても、無断で写真撮影を行われるとあまりいい気がしないため、必ずスタッフに撮影の許可を取ってから撮影をしてくださいね。
・ブライダルインナー
当日、通常の下着をつけてウエディングドレスを着ることはありません。
試着時にドレスのラインの美しさを見るためにも、ブライダルインナーをすでに持っているのであれば身につけた上で試着すると、ドレスが選びやすくなること間違いなしです。
貸し出しを行うショップもあるため、ドレスの形によってインナーを後から選ぶという場合は事前に確認しておくと良いでしょう。
バストやウエストラインを美しく見せるコルセットもドレスにはとても合うので、つけたことがないという方にもお試しいただきたいアイテムです。
・ストッキング
靴がスムーズに履きやすいことと、ドレスの印象をより当日に近づけられるという点で欠かせないアイテムです。
もし忘れた場合でもコンビニで購入できるという安心感もありますね
。
タイツでも良いかと思われるかもしれませんが、ブラックやカラータイツの色味はドレスには合わないので、試着時には脱ぐことをおすすめします。
・メモ&筆記用具
最後にメモと筆記用具ですが、予算やその他の必要事項を記入する点で、あればベターなアイテムです。
例えば、こんなインナーが合う、オススメのヘアスタイル、ドレスのこだわりのディテール、サロンの方のアドバイスなどを書き留めておくのに役立ちます。
スマートフォンのメモなどでも可能ですが、カメラとして使用している際には手にとって書けるメモと筆記用具があるとバタバタしなくて良いですね。
自分が記録できない場合、付き添いの方に頼みやすい点も便利です。
そして、ドレスに合わせる小物などが決まっている場合、試着時にさらに以下のアイテムがあればドレス選びに大変役立ちます。
・ヘッドドレスやアクセサリー
・レースグローブ
・シューズ
ドレスが決まってから小物を選ぶケースも多いと思いますが、これは絶対に使いたい!というアクセサリーもあるかもしれませんよね。
ヘアアクセサリーが決まっていれば、似合うヘアアレンジを相談することもできますし、特にシューズに関しては、ヒールの高さによってドレス全体の印象を大きく左右するため、試着の際には必ず持って行きしょう。
もし決まっていなくても、ブライダル専門のジュエリーショップやアクセサリーショップで下調べをして大体の希望のイメージを絞っておくことも、ドレス選びに役立つことと思います。
サロンでアクセサリーの貸し出しが可能な場合もあるので、いっそのことドレスと合わせてコーディネートを楽しんでみても良いのではないでしょうか。
・当日の服装で気をつけるべきこと
さて、ここまででウエディングドレス試着のために用意しておくべき小物などは分かりましたが、先ほど触れたようにドレスの試着には時間がかかります。
できるだけ早く済ませることで、その後の時間を確保したり、より多くのドレスを試着することもできますよね。
そこで気をつけたいのが、身なりや前もっての準備です。
・ムダ毛の処理
ブライダルインナーは肌を隠すものではなく、あくまでドレスを美しく着こなすためにあります。
ドレスのデザインに合っていて見た目に響かないのがインナーですから、ドレスのデザインによっては当然肌の露出が増えます。
ですから、ムダ毛の処理には細心の注意を払いたいものです。
背中が大きく開いたドレスでも、背中の産毛が気になってしまって早く脱ぎたい!なんてことにならないように、前日の処理は欠かさないようにしましょう。
脚や腕はもちろん背中や、アップスタイルにするのであればうなじの処理も欠かせません。
せっかくのウエディングドレスの試着ですから、1着1着吟味して選びたいですよね。パートナーや友人にも見せられるよう、特に冬場こそムダ毛の処理を忘れないように心がけましょう。
・着脱を意識したワンピース
ドレスの着脱は簡単ではないため、一人で行うのではなく、サロンの方何名かに手伝ってもらい着替えることが多いです。
素早く着替えられるように、パンツスタイルよりワンピースを着て行けば、スムーズに脱ぎ着ができるのでおすすめです。
もし寒い場合は、ドレスに響かない薄手のスパッツや、すぐに脱げるインナーや防寒具などを身につけると良いでしょう。
・ドレスを意識したメイク&ヘアスタイル
たとえナチュラルメイクが希望であってもウエディングドレスを実際に着てみると、物足りなく感じることがほとんどです。
試着時にいつもより少し濃いめにメイクをすることでドレスの雰囲気を掴むことができますので、事前にしっかりメイクをしてから試着に行きましょう。
そうすればメイク直しのために時間を割かなくて済むので、スムーズに試着を進められます。
少しやり過ぎかも?と思っても丁度良いことが多いので、それを踏まえてメイクアップしたいですね。
そのあとに予定がある場合はメイク落としシートなどを持って行けば、ドレスの試着後にメイク直しができるので安心です。忘れずに携帯しましょう。
また試着時に、サロンの方が簡単にドレスに合うヘアアレンジをしてくれることもあるため、ワックスなどで固めたヘアスタイルは避け、ダウンスタイルかゆるく巻く程度に留めておくと良いです。
ヘアスタイルのイメージが固まっていない場合は、試着の際にドレスとのバランスを見ながら付き添いの方やサロンスタッフに相談できますので、有効に活用しましょう。
逆に希望のヘアスタイルがあれば、スタッフに伝えることで似合うドレスを提案してくれるので、ドレス選びに迷ったときにはこのような角度から選択肢を広げてみることもおすすめです。
2.ドレス選びはどのように、誰と行うの?
このように、様々な準備が必要なウエディングドレスですが、ドレスを選ぶ際にはどのようなことに留意するべきなのでしょうか。
まずは誰と一緒にドレスを選ぶのかということに注目してみましょう。
・親や友人、パートナーに付き添ってもらうこと
一般的にウエディングドレス選びは誰かと一緒に行く方が多いと思いますが、時間がある時に一人で試着しに行ってみようかなと思うことはありませんか?
ドレスの試着には時間がかかります。
付き合わせるのは申し訳ないと思って一人の時間を有効活用するのももちろん素敵ですが、こんな調査結果もあります。
「ドレス選びは誰とした?/『今どき⭐︎花嫁事情』スターツ出版株式会社」調べによると、第1位がパートナー48%、第2位が親34%、第3位が友人6%、という結果になりました。
やはり式をともにするパートナーとのドレス選びは、予算はもちろん、相手の衣装とのバランスも相談できるメリットがあります。
また、一緒に式を作り上げていくという実感が湧いて、より当日が楽しみになりますよね。
なかなかみることのできない彼女のドレス姿に彼もきっと式が楽しみになること間違いなしです。
自分の好みももちろんですが、パートナーの好みのドレスを着てみることで意外な発見が得られるかもしれませんね。
パートナーには、ドレス姿を当日まで内緒にしておきたいという場合は、両親と一緒に試着に行く方も多いようです。
また、似合う似合わないをはっきりと伝えてくれ、年長者ならではのアドバイスがもらえる点でドレス選びを助けてくれることでしょう。
好みが違っても、自分では選ばないようなスタイルのドレスや両親の経験も活かしてくれるという点では、とても頼もしさもあります。
そして、年齢や趣味の近い友人とドレス選びに行くことでは、意外な視点からのアドバイスが期待できそうです。
流行のスタイルはもちろん、他の友人はこうだったという同年代の意見が取り入れやすいのが利点です。
また、ショッピング好きな友人であれば、試着時間が長くなっても付き合ってくれることも多いのではないでしょうか。
付き添いからの客観的な判断が得られることは、ドレス選びには大事なポイントです。
ドレスをとても気に入ったとしても、式場の雰囲気や小物と合わない、ということは避けたいですよね。
自分が気に入るかどうかもとても重要ですが、式を彩る重要なアイテムだからこそ、適切なアドバイスも必要なのです。
・選ぶ際に気をつけたいポイント4つ
同伴者が決まれば、いざ試着となりますが、ドレスを決めるのはなかなか難しいものです。
一目でこれ!と思っても着てみるとなんだか思っていた感じにならないということもありますし、もちろんその逆も然り。
素材やブランドに対するこだわりも重要ですが、実は絶対に気をつけたいポイントが4つあります。
・ドレスのシルエットなどの全身のバランス
ウエディングドレスは細部にまでこだわりがしっかり詰まっています。袖の印象や特にウエストラインには目が行きますよね。
ドレスにはハイウエストのデザインが多く、キュッと締めることで細見えもするのですが、そこだけにこだわっていてはなかなかドレスも決まりません。
選ぶ際の参考にすることはもちろんですが、それより大事なのは、着用時の全体のシルエットやバランスの良さです。
鏡を見る際にも必ず引いて見ること、鏡から少し離れて全体を見ることを忘れないでください。
また、前後左右から全体が分かる写真を撮っておき、後ろ姿も確認することをおすすめします。
基本的なドレスのシルエットなどについては、こちらの記事を参考にしてくださいね!!
2018年人気のウェディングドレスはどのタイプ?種類やブランド別にご紹介
・バスト周りの印象
基本的にウエディングドレスは「胸で着こなすもの」とされています。
これは胸が大きいか小さいかといった問題ではなく、普通の衣服のように胸に沿うような素材ではないということです。
ですから気に入ったドレスのバストサイズを調整することが難しいのです。
もし希望のドレスのサイズが合わない場合は、サロンのスタッフに相談すると良いでしょう。補正下着などを活用することで、問題解決できますよ。
・シューズをどうするか
ウエディングドレスは丈の長いものが多く、高いヒールを合わせることでバランスを取ります。
普段履かない10cm以上のヒールを履くこともあるでしょうから、どのくらいの高さがベストなバランスかを考えてみることも忘れてはいけません。
また大切なのは、新郎と並んだ時のバランスです。ぜひ意識してみてください。
・自分の印象とのズレがないか
同伴者に色々なアドバイスをもらって、イメージが固まったり、最初は目もくれなかったデザインのドレスに惹かれることもありますが、重要なのは「自分が着たいドレスを選べるか」ということです。
もちろん、人から見ても美しく自分でも気に入るドレスを見つけることができれば一番良いのですが、自分の気持ちよりも様々な条件や意見を尊重するばかりにあまり気に入っていないドレスをもし選んでしまうと、その後の小物選びやひいては式までもあまり楽しみにできなくなるなんていうことにもつながりかねません。
そのため、もし気持ちが揺らぎそうになったら、一度クールダウンしてみることも一つです。
人の意見は大切ですが、何よりあなたが一番着たいウエディングドレスを見つけることが大切です。
試着には手間も時間もかかりますが、一生に一度の特別な瞬間にふさわしいドレスを見つけてくださいね。
試着をするとより具体的にイメージが湧くと同時に、気分も盛り上がります。
でも・・・こちらのポイントはお忘れなく!!
まとめ
一生にたった一度の特別な衣装だからこそ、試着段階からしっかりと準備をしておくべきです。
ドレス選びを失敗しないよう、ぜひ今回紹介したポイントを確実に押さえながらドレス試着に挑んでくださいね。