今回は、結婚式の感動的なエピソードを紹介していきます。
結婚式で流されたビデオに写っていたのは、2年前に亡くなったはずの祖母だった…。
家族の愛が溢れた結婚式
大切な人へ
私と大切な人の結婚式。待ちに待った結婚式。多くの人にこの幸せを伝えたいと思うほど、気持ちは膨れ上がり、幸せだった。
ただこの幸せを伝えれない人が一人いた。
それは私の幸せを一番切実に願っていた2年前に亡くなった祖父。
昔から祖父が大好きで、お盆やお正月に田舎に帰る度に嬉しくて、懐かしくて。
その気持ちはいくつになっても変わらなかった。
25歳になっても幼心を取り戻す場所だった。
高校時代、思春期からか親に対して反抗し、荒れた時期もあったがそんな私の味方をいつもしてくれていた祖父。
そんな祖父が住む場所だから大好きだった。
でも祖父はいない。
「祖父が生きていたら今日の結婚式をどれだけ喜んでくれただろうか」と思いながら式が始まり、あっと言う間に披露宴も終盤にかかり、最後のプログラムである生い立ちのビデオクリップが流れた。
今までの25年間の思い出が走馬灯のごとくフラッシュバックされた。
ビデオクリップが終わり、画面が真っ暗になった。???なぜビデオクリップが終わらないの???と思っていたら、次の瞬間。
画面には2年前に亡くなった祖父から私に対しての「祝福の言葉」だった。
何でおじいちゃんがいるの??ポロッと口にしながら涙が止まらなかった。本当に泣ける。この年でこんなに涙が出るものかと思った。
後から知ったことだが、母親が亡くなる前に撮影してたらしい。
本当に私の幸せを切実に願ったいたのは母親だったのかもしれない。
「ウェディングパーク」より
花嫁姿を一番に見せたかった祖父はもうそこにはいない…。
けれど、祖父からの祝福のメッセージはこれからの花嫁の人生を間違いなく前向きに明るくさせるものでしょう。
そして、祖父が大好きな娘に贈られた、母親からの愛。
まさに家族の愛が溢れる結婚式ですね。