特に東日本にお住まいの方にとって、特別な日を迎えました。
僕はこの日の事をあまり思い出したくありません。
神奈川の会社にいたので、直接の被害には合っていませんが、仕事の事や家族の事でいろいろ大変でした。
今でもテレビでは津波で流された方の映像が映っています。それをみているとこの方たちに比べたら、なんて事ない事なのかも知れませんが、精神的にとても落ち込んだ時期だったので、思い出すと辛いです。
なにかしなければならないと、陸前高田や気仙沼に向かいましたが、結局なにもせずに立ち尽くし帰ったこともありました。
帰ってから周囲に「現地に行ったって?すごいなー!」と言われる度に、気まずかったことなど思い出します。
ご縁があり、東北の結婚式場とお取引することとなり、その後も何度か福島や宮城を訪問。そのうちに当時の事を聞く機会があり、当時の現地の様子を教えてもらいました。
あのとき自分に出来ることが他にあったのだろうか。
「絆」のキーワードが多く用いられていましたが、正に家族の絆を感じる大きなきっかけとなったことは間違いありません。
あのとき、妻との会話を増やそうと早起きしておしゃべりしましたが。最近は早起きできていません。
時間の経過が、良くも悪くも元に戻すのかもしれませんね。
今日は出張で遠くにきているので、お土産買って帰ろうかな。