結婚式は、もう二度と訪れない特別な日になります。
そんな日だからこそ、写真にはこだわりたいですよね。
写真は形に直接残るものです。何年経ってもその日の思い出を蘇らせる素敵なアイテム・・・。
しかし、「カメラマンに撮ってもらった結婚式の写真がどうしても気に入らない」という悩みを訴える花嫁が多いようです。
良い写真を残してもらうためには、事前に対策をしておくべきですが、既に写真が納品されてしまっては後戻りできないもの。
後になってからできる対策方法はないのでしょうか?
やっぱり事前の対策が必要!当日の前にできることとは?
やはり、写真撮影で後悔をしたくない場合は、当日前にできる対策をあらかじめ行っておくべきです。
結婚式が終わってからでは、できる対策方法も限られてきてしまいます。
もし、これから結婚式をするという方は、下記で紹介する事前の対策方法を徹底的に試してみてください。
カメラマンの経歴・プロフィールを教えてもらう
式場カメラマンに依頼をする場合、基本的にはどんなカメラマンが当日担当するのかというのは、当日まで触れられることはありません。
実際に私が結婚式を挙げた式場でも、当日までどんなカメラマンが撮影するか分かりませんでした。
どんなカメラマンか分からなければ、写真がどのようなものになるかも把握できないもの。
できれば打ち合わせの際などに、カメラマンの経歴やプロフィールを教えてもらいましょう。
聞いておくべき項目は、
- ・年齢
- ・カメラマン歴
- ・ブライダルカメラマン歴
- ・式場の撮影は何年担当しているのか
以上の4つになります。
この中で大切なのは、「カメラマン歴」と「ブライダルカメラマン歴」になります。
プロのカメラマンでも、1年目の新人と、10年目のベテラン、その式場で撮り続けて15年のカメラマンとでは仕上がりは段違いです。
また、カメラマンの中には、「カメラマン歴は10年と長いがブライダルカメラマン歴は1年」という人も稀にいます。
ブライダルの写真撮影は、他の業界より難しいといわれているため、できるだけブライダル専門の経歴が長いプロカメラマンにお願いするべきです。
【ブライダル業界の写真撮影が難しいと言われている理由】
- ・照明が明るくなったり暗くなったりするから設定が難しい
- ・動きがあるためブレやすい
カメラマンのポートフォリオを見せてもらう
当日担当してくれるカメラマンが実際に撮影した写真を見せてもらうことができればなお良いです。
会社のポートフォリオではなく、できればカメラマン個人のものを見せてもらいましょう。
式場のサンプルとして使われている写真は、販促素材として別の腕のいいカメラマンを使用して制作している場合もあります。
もし、
- ・「個人のポートフォリオは作っていない」
- ・「見せられない」
というような答えが返ってきたら、別のカメラマンに外注することを検討した方が良いかもしれません。
いくら腕のいいカメラマンと言っても、撮り方やクオリティ、雰囲気などは、人によってそれぞれです。
自分好みの写真を撮影してくれるカメラマンを選びましょう。
事前打ち合わせを行ってもらう
式場専属のカメラマンの場合、事前打ち合わせが行われないことがほとんどです。
実際に私が結婚式を挙げた式場でもカメラマンとの事前打ち合わせはありませんでした。
ちゃんとした写真を撮影してほしいのなら、できれば事前打ち合わせを行ってほしいという旨お願いしてみましょう。
高いお金を払っているので、希望はダメ元でも言ってみるべきです。
- ・「当日担当するカメラマンがギリギリにならないと分からない」
- ・「担当カメラマンのスケジュールがいっぱいで打ち合わせはできない」
というような答えが返ってきたら、外注で別のカメラマンを手配することを検討した方が良いでしょう。
人生に一度の晴れ舞台なのにも関わらずギリギリまで担当が分からないというのは失礼ですし・・・
スケジュールがいっぱいで打ち合わせができないなんてことはまずほぼあり得ません。
撮影指示書を作る
最近の花嫁は、カメラマンに“撮影指示書”を作る方が増えてきています。
もし、事前打ち合わせができないのなら、撮影指示書を作って当日までにメールなどで送っておくといいでしょう。
私も実際にそのように対応しました。
ExcelやWordなどに、撮影してほしい写真構成を貼り付けた簡単な資料だけでも効果的です。
パソコンを所持していない方であれば、紙に写真の切り抜きを貼り付けるだけでもOK。
私の式場では、カメラマンとは当日初めましてでしたが、事前にお送りしていた撮影指示書をしっかりコピーしてポケットに入れてくださり、希望のショットを撮影してくれていました。
式場側も、「お客さんの希望する式に仕上げたい」と思っているはずです。
希望したことに対しては頑張ってくれるはずなので、諦めず最後の手段として撮影指示書を作ってみてください。
外注で別のカメラマンに依頼する
前述しましたが、式場カメラマンは下記のような希望を受け付けてくれない場合があります。
- ・カメラマンの経歴・プロフィールの確認
- ・ポートフォリオの確認
- ・事前打ち合わせ
その場合、外注で別のカメラマンを注文すると良いでしょう。
実際に、最近では式場カメラマンではなく、外注でカメラマンを手配する新郎新婦が増えてきています。
外注のカメラマンであれば、経歴やプロフィール、ポートフォリオの確認も基本的には公式ホームページ内で行えます。
事前打ち合わせに関しても、直接打ち合わせをするか、電話で打ち合わせをするか、希望で対応してくれるところがほとんどです。
式場側が持ち込みをNGとしているケースが多いですが、最近では、持ち込み禁止式場への対策として、ゲストとして参加してくれる業者が増えてきています。
私がおススメするのは「わたしたちの結婚式」です。
「わたしたちの結婚式」でも、ゲストとしての参加が可能です。
ゲストとして参加をすることで、高い持ち込み料を節約することもできます。
また、外注で他の業者に依頼をする場合、式場カメラマンに比べてリーズナブルな価格で依頼ができるのもメリットのひとつ。
「わたしたちの結婚式」では、写真撮影・ビデオ撮影ともに、59,000円という安価で依頼をお受けしております♪
ぜひご検討くださいませ!
既に納品された写真が気に入らない!そんなときの対策方法は?
中には、「結婚式はもう終わってしまって、既に納品された写真が気に入らない・・・諦めるしかないの?」と悩んでいる方がいるかもしれません。
基本的に、もう終わってしまった式の場合、撮り直しはできません。
でも、できる対策はいくつかあります。
一生に一度だけの結婚式アルバムなのですから、諦めずに、できることはチャレンジしてみましょう。
クレームをつけて返金してもらう
少し言い方は悪いかもしれませんが、こちらはお金を払って結婚式をした“お客さん”という立場です。
「写真はこだわりたい」という旨をしっかり伝えていたのにもかかわらず、明らかに納得できないような写真を納品されたのであれば、クレームを言うのもひとつの方法でしょう。
クレームを言えばスッキリするかもしれないし、場合によっては撮影料金を返金してもらえるケースもあるようです。
追加料金でカット数をプラスできるか相談する
式場カメラマンの場合、プランによって、200カット、300カット、400カットというようにカット数が決まっています。
もし少ないカット数でお願いしていたのであれば、追加料金でカット数を増やせないかということを相談してみましょう。
基本的に、200カットのプランであっても、実際に写真撮影をしているのはそれ以上で、そこから写りの良いものを選ぶのが基本です。
もしかすると、選ばれていないカット数に、あなたの気に入るショットがあるかもしれません。
注意点としては、写真が納品されてからすぐに相談をすること。
納品から1ヶ月以上過ぎてしまうと、写真データが削除されてしまう可能性があります。
編集をして再度納品してもらえないか相談する
今の時代、いくら写りが良くない写真でも、綺麗な写真に編集することができます。
「写真が暗くて顔が分かりづらい」というような悩みであれば、明るさの編集をして再度納品することは可能かどうかを直接相談してみましょう。
プロのフォトグラファーに編集を依頼する
別途でお金はかかりますが、気に入らない写真の編集をプロのフォトグラファーに依頼するのもひとつの方法です。
どのような雰囲気が希望かを伝えて、自分好みの写真に仕上げてもらいましょう。
仕上がった写真を使って別業者に依頼をし、アルバムを制作するのもいすすめの方法です。
別日に後撮りをする
結婚式当日のような動きのある写真や、ゲストと一緒に写る写真は当日しか撮影することができませんが、どうしても気に入らない場合は、別日に後撮りをするというのもおすすめです。
これからハネムーンに行く予定があるのであれば、海外で撮影するのも良いかもしれませんね。
もちろん別途でお金はかかってしまいますが、最近では数万円でドレスを着て写真が撮影できるスタジオやプランもたくさんあります。
スタジオなどであれば納得のいく写真を撮影してもらいやすいので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
結婚式当日の写真撮影で後悔しないためには、基本的には事前の対策が必要になりますが、後からでもできる対策はいくつかあります。
せっかく一生に一度だけの晴れ舞台なのですから、形の残る写真に後悔は残したくないですよね。
2度目はないからこそ、後悔がないように、できる対策を行って当日を迎えてください。