節約の一環として、式場にカメラマンを持ち込みしようと検討されている方って多いのではないでしょうか?
持ち込みカメラマンは式場より安いので圧倒的な節約になるものの、厄介なポイントがひとつあります。
それは、“持ち込み料”。
「外部のカメラマンを持ち込もうと思ったけど、持ち込み料が高くて結局高くついてしまった・・・」
なんて話もよく聞くものです。
実際、式場の“持ち込み料”の相場はいくらくらいになるのでしょうか?
カメラマンの持ち込み料の相場を地域別に紹介していきたいと思います。
結婚式を控えている新郎新婦は、節約の際の参考にしてみてください。
“持ち込み料”は式場によってピンからキリまで?
実際に全国の式場のカメラマンの“持ち込み料”を事細かく調べてみたところ・・・
1名1万円と安い式場もあれば、何名でも5万円という式場もあり、中には1名10万円と高額な料金を設定している式場まであるという事実がわかりました。
本当に持ち込み料は“ピンからキリまで”という感じなんですね。
式場を決める際、持ち込み料に関しては考えずに契約をしてしまう方が多いです。
持ち込み料がいくらか知らずに契約してしまうと、あとあと見積りがかなり上がってしまうので、できれば契約前に持ち込み料はいくらかかるのかを聞いておくと良いでしょう。
そもそも“持ち込みNG”の式場が多い?
厄介なのは、そもそも“持ち込みをNGにしている”式場が意外と多いというところ。
近年は結婚式の自由化が高まり、持ち込みを推奨する式場も増えてきたものの、やはりまだ持ち込みを禁止している式場が多くなっています。
外部カメラマンを持ち込みされると売り上げが大幅に落ちてしまうのを懸念しており、式場も一種の対策をして持ち込みをNGにしているところが多いです。
ちなみに、筆者の私が挙げた結婚式場もカメラマンの持ち込みがNGでした。
そもそもカメラマンの持ち込みがNGになっていると、式場に交渉するか、カメラマン側にゲストとして参加してもらうか方法はありません。
契約の前に持ち込みができるのか・できないのかもしっかり問い合わせしておくといいでしょう!
地域別!式場へのカメラマン持ち込み料の相場
東京、東北、東海、関西のエリア別で、カメラマンの持ち込み料の相場を紹介していきます。
地域によっても金額に大きな差がでるということがわかりました!
人気の式場の実際の持ち込み料もまとめていきますので、ぜひチェックしてくださいね。
東京エリア
実際に、人気のある15つの式場の持ち込み料を調べてみたところ、相場の平均はカメラマン1名につき30,000~40,000円であることが分かりました。
東京エリアには式場が多い分、持ち込み料が無料になっているところも多く、地方に比べて相場は安い傾向にあるようです。
式場が多いと競争率が高いため、10万円という高い設定にしている式場は少ない印象でした。
【東京エリアの式場のカメラマン持ち込み料】
- ・”嘉ノ雅” 茗渓館/54,000円
- ・目黒雅叙園/108,000円
- ・椿山荘/108,000円
- ・ホテルニューオータニ/0円
- ・オリエンタルホテル東京ベイ/54,000円
- ・ハイアットリージェンシー東京/58,000円
- ・コルトーナシーサイド台場/54,000円
- ・グランシックス/0円
- ・ホテルメトロポリタンエドモント/21,600円
- ・ロイヤルパークホテル/32,400円
- ・南青山ル・アンジェ教会/0円
- ・ホテルグランドヒル市ヶ谷/10,800円
- ・ハイアット リージェンシー 東京/54,000円
- ・グランドニッコー東京 台場/0円
- ・八芳園/32,400円
東北エリア
実際に東北エリアにある10つの式場の持ち込み料を調べてみたところ、相場の平均はカメラマン1名につき40,000~50,000円であることがわかりました。
東京などに比べて他の料金が安い分、持ち込み料は高めに設定されている式場が多い印象です。
とはいえ、平均的には東京エリアと大きな変わりはありませんね。
また、そもそも持ち込みをNGとしている式場が多く、持ち込み料に関しては安くても3万円台が多いようでした。
【東北エリアの式場のカメラマン持ち込み料】
- ・グランドホテルニュー王子/32,400円
- ・京王プラザホテル札幌/32,400円
- ・ホテルモントレ札幌/54,000円
- ・弘前プラザホテル/54,000円
- ・ANAクラウンプラザホテル札幌/43,200円
- ・モルトン迎賓館 八戸/0円
- ・ホテルモントレ仙台/108,000円
- ・セントジェームスクラブ迎賓館仙台/0円
- ・アニエス 会津/108,000円
- ・エルティ ウェディング・パーティ エンポリアム/32,400円
東海エリア
実際に東海エリアにある10つの式場の持ち込み料を調査してみたところ、相場の平均はカメラマン1名につき約30,000円であることがわかりました。
名古屋エリアは相場が32,400円、岐阜エリア、静岡エリア、三重エリアに関しては、カメラマンの持ち込みがNGの式場が圧倒的に多い・・・というように、エリアによって特色が違うという印象が大きかったです。
【東海エリアの式場のカメラマンの持ち込み料】
- ・カトリック布池教会内聖ヨゼフ館/32,400円
- ・ボン・マリアージュ チャペル 名古屋/32,400円
- ・ゲストハウス ソレイユ/32,400円
- ・名古屋観光ホテル/0円
- ・GAMAGORI CLASSIC HOTEL/32,400円
- ・グリーンキャメロット リバーサイド/54,000円
- ・プレシャスガーデン セントクロワール/0円
- ・シャトー ラ・パルム・ドール/54,000円
- ・The Palm Garden Green Hills/32,400円
- ・YOKKAICHI HARBOR 尾上別荘/32,400円
関西エリア
実際に関西エリアにある10つの式場の持ち込み料を調査してみたところ、相場の平均はカメラマン1名につき約30,000円であることがわかりました。
関西エリアに関しては、カメラマンの持ち込みをNGにしている式場は多いもの、持ち込みOKの会場ではほとんどが持ち込み料を0円で設定していました。
また、他の地域に比べると、持ち込みNGの式場もかなり少なかったですし、持ち込み料を取ったとしても3万円前後と安めのところが多かったです。
関西の式場が一番良心的かもしれません。
【関西エリアの式場のカメラマンの持ち込み料】
・キャッスルガーデンOSAKA/0円
・バリラックス ザ ガーデン 梅田/0円
・The 33 Sense of Wedding/0円
・エスタシオン・デ・神戸/32,400円
・ホテル シーショア・リゾート/32,400円
・PerteFoglia/0円
・NIHO/0円
・アール・ベル・アンジェ奈良/0円
・KOTOWA 奈良公園 Premium View/0円
・ザ・ジョージアンテラス/0円
式場契約の前に持ち込み料を調べておきましょう!
式場によっては、持ち込み料に関しての情報をサイト上に掲載している場合があります。
例えば、某ウェディング情報サイト『みんなのウェディング』では、このように各種持ち込み料の確認が可能です。
各式場ページの「公式情報・アクセス」→「公式規約」から確認ができます。
気になる式場があれば、ブライダルフェアに行く前に持ち込み料の有無や金額を調べておくと良いと思います。
持ち込み料の金額も考慮しながら、理想の式場を選んでくださいね。
結局、カメラマンは式場と外部でどちらが安いの?
上記の調査でカメラマンの持ち込み料は意外と金額がかかる・・・ということが分かったと思いますが、ここまで高いとなると、
「結局式場のカメラマンと料金は変わらないんじゃないの?」
と思ってしまいますよね。
結論から言うと、持ち込み料を払ったとしても圧倒的に外部カメラマンを持ち込んだ方が安いです。
なぜなら、式場カメラマンの平均相場は10~30万円とかなり高額だからです。
外部カメラマンの場合、5~7万円くらいで依頼ができる業者がほとんどなので、持ち込み料を払ったとしても断然節約になりますよね。
ちなみに、式場カメラマンの場合、安いプランはカット数が少ないなど満足できない内容になっているため、プランアップをせざるを得なくなってしまいます。
一方で外部カメラマンの場合は、5~7万円と安くても全カット納品してくれる業者が多いので圧倒的にお得なんです。
カメラマンの持ち込み料を節約するための2つの方法
「なぜ、カメラマンを持ち込むだけでお金がかかるの?悪いことはしていないのに・・・」
と、持ち込み料に対して納得のいかない方って、多いと思います。
持ち込み料を節約する2つの方法を紹介するので、ぜひ実践してみてくださいね。
契約前にプランナーに交渉する
やはり、確実に持ち込み料を節約するには、契約前にプランナーに直接交渉する方法がオススメです。
式場側は、契約を取りたい思いで一心なので、ブライダルフェアなどの契約前の見積りであれば交渉を受けてもらいやすい傾向にあります。
「できるだけ節約したいからカメラマンの持ち込み料を無料にして欲しい。無料にしてくれるのであれば契約したい」
というように、前向きに契約を検討していること前提で交渉すると、希望が通りやすいです。
カメラマンにゲストとして参加してもらう
意外と多くの新郎新婦が実践しているのがこの方法です。
既に契約してしまって持ち込み料の交渉ができない・・・という場合は、こちらの方法を実践してみましょう。
ゲストとして参加してもらう場合、席の確保が必要になるため、お料理やカクテルなどを用意することになってしまいますが、持ち込み料を払うよりかは節約できます。
また、ゲストカメラマンの場合、控室やメイクルームなどへの入室は断られてしまう可能性があります。この点もしっかり式場に確認しておきましょう。
外部カメラマンの業者の中には、実際にゲストとしての対応をとってくれるところがたくさんあるので安心です。
弊社「わたしたちの結婚式」でも、もちろんゲストとしての参加に対応させていただいています。
「わたしたちの結婚式」では実際に多くの結婚式にゲストとして参加した実績があり、融通も利きますし、慣れているためゲスト目線でも綺麗な写真を撮影することが可能です。
お値段は、写真撮影・ビデオ撮影ともに59,000円と、業界でも最安値♪
拘束時間は6時間と長めで、お支度から挙式、披露宴までノーカットで撮影させていただきます!
持ち込みNGの会場でカメラマンを持ち込む方法は?
上記の調査でお分かりいただけたと思いますが、そもそも“持ち込みをNG”にしている会場が非常に多いです。
実際に今回もたくさんの式場を調査しましたが、実に半分以上の式場がカメラマンの持ち込みをNGにしていました。
おそらく、式場で提携しているカメラマンが既にいるため、売り上げを落とさないための対策なのでしょう。
では、持ち込みNGの式場で外部カメラマンを持ち込むためには、どうしたらいいのでしょうか?
その方法は簡単で、上記でも説明しましたが、“カメラマンにゲストとして参加をしてもらう”という方法です。
少なからずデメリットもありますが、式場カメラマンに依頼をするより確実に安く済みますし、場合によっては式場カメラマンに比べて外部業者の方が良い写真を残すことができることもあります。
弊社「わたしたちの結婚式」でもそうですが、外部カメラマンには経験が豊富な人が多いため、クオリティの高い作品を残してもらいやすいです。
ちなみに、弊社では独自基準を設けており、
- ・撮影会社3年以上勤務経験者
- ・30件以上の結婚式撮影経験者
- ・プロカメラマン活動3年以上
など、厳しい条件を満たしたカメラマンのみ採用しております。
ですので、安心してご依頼ください♪
ご相談だけでもOK!ぜひ気軽にお問合せお待ちしております。
ゲストとして参加してもらった場合、式場に業者だってことがバレるのでは?
外部業者をゲストとして参加させる・・・となると、一番多く質問をいただくのがコレです。
正直なことを申し上げると、式場に「ゲストに撮影をお願いする」という旨を伝えた時点で、ほとんどの場合が業者だとバレてしまいます。
実際に、式場側もこのような経験が多いためです。
しかし、そこで怒られたり断られたりすることは一切ありませんし、業者だと気づいているけど特に突っ込んでくるような人はいません。
式場側も、お客さんの式を良い物にしたい、と思っているはずですし、余計なトラブルになることは避けています。
私も今年の春に結婚式を挙げ、持ち込みNGの式場に外部カメラマンを持ち込みました。業者であることはすぐにバレてしまいましたが、特に断られることもありませんでしたよ。
逆に、バレてしまった方がこちら側も式場側もやりやすいこともあります。
そのため、「業者だとバレるんじゃないの?」という悩みに関しては、そこまで心配する必要はありません♪
まとめ
今回は、カメラマンの持ち込み料の相場を地域別に調査していきました。
持ち込み料は、地域・式場によって本当にピンキリです。
そのため、できるだけ契約前に持ち込み料を確認しておくと良いでしょう。
カメラマンの持ち込み料がかかる場合でも、節約できる方法はたくさんあるので、ぜひ今回紹介した情報を参考にしてみてくださいね。
あなたの結婚式が素敵なものになるよう、願っています・・・♪