結婚式は一生に1度の晴れ舞台です。
新郎新婦の親しい人に囲まれて将来を誓う場で流すムービーは、誰よりも素敵なものにしたいです。
そう思う反面、結婚式や新婚旅行にお金をかけたいからムービーの費用は抑えたいと考える人もいます。
今回は、結婚式ムービーを自作するメリットやデメリットからおすすめの動画作成アプリ、制作会社まで紹介します。
自分たちに合った方法を見つけてみてください。
結婚式ムービーを自作するメリットとデメリット
結婚式ムービーを自作するメリットとデメリットを3つずつ紹介します。
しっかり比較して計画を立てましょう。
結婚式ムービーを自作するメリット3選
結婚式ムービーを自作するメリットを順番に解説します。
費用が抑えられる
結婚式ムービーを自作すると、業者に依頼する場合の7分の1まで抑えられます。
自作の場合は平均1万円以下、業者は1~7万円、式場提携先の業者は4~15万円以下です。
自作や業者、提携先の業者の平均費用を比べると格段に安いことが分かります。
動画編集の経験や興味がある人は自作でも良い物が作れます。
動画に条件がない
全て自分たちで作成するため、動画の長さや写真の枚数など条件がありません。
業者に依頼すると写真の枚数や動画の長さ、文字修正、写真の差し替えなどによって追加で費用がかかってしまいます。
自作なら些細な身内ネタや思い出まで詰め込めて、よりオリジナル感を出せます。
手軽に作業ができる
最近はパソコンだけでなくスマホアプリでも動画が作れます。
スマホなら男女ともに些細な画像編集はしたことがあるのではないでしょうか。
文字や音楽の編集はそれに近い感覚でできるので、動画作成が初めての人でも安心です。
とはいえ、パソコンの方が大きい画面で確認出来たり、プロ仕様のソフトもあるためより高いクオリティを目指したい人は挑戦してみてください。
結婚式ムービーを自作するデメリット3選
結婚式ムービーを自作するデメリットも順番に解説します。
時間と手間がかかる
自作はどうしても時間と手間がかかります。
構成を練り、ソフトを選び、写真を絞り、文字を入れるなど時間のかかるものばかりです。
特に写真を絞った後のパソコンに移す作業はかなり大変です。
幼少期に近づくほど、プリントされている写真をデータにスキャンしなければなりません。
結婚式ムービーの他にも準備することが多く、仕事であまり時間が取れない人は疲れ切ってしまいがちです。
万が一のトラブルがあっても対応できるように、最低でも3か月前から行動しておきましょう。
著作権や保存方法によって上映できない
特に楽曲に関わることですが、著作権フリーの物を使っていないと当日上映できない可能性があります。
早めに動画を提出し楽曲申請を行えば、問題なく上映できる場合がほとんどです。
しかし中には許可が降りないものもあるため、修正作業の時間も考えて行動するようにしましょう。
クオリティの保証がない
日頃から動画編集をしていたり機械に強い人なら良いですが、どうしても素人感が残ってしまいます。
また、プロの動画を参考に作成しても大画面で見たら「何か思っていたのと違う」と拍子抜けしてしまう場合が多いです。
プロではないので仕方ないことですが、確実なクオリティが欲しい人は業者に依頼する方がおすすめです。
結婚式ムービーにおすすめのアプリ5選
結婚式ムービーにおすすめのアプリを5つ紹介します。
最近はパソコンだけでなく、スマホで手軽に編集ができるようになりアプリも多く開発されています。
是非参考にしてみてください。
Power Director
PowerDirector 動画編集&作成&加工アプリ
CyberLink無料posted withアプリーチ
Power Directorはパソコンとスマホ両方に対応しているアプリです。
エフェクトは190個あり、サブスクリプション版だと毎月新規エフェクトが追加されます。
結婚式ムービーの作成には数か月かかるので、最初はお気に入りのエフェクトがなくても少し間を置けば好みの動画に近づけることが可能です。
さらにプレミアム契約にすると500種類以上の効果音、4,000種類以上のBGMが無制限で利用できます。
音響関連が豊富だと、より見ている人に感情移入してもらいやすいです。
編集モードも5つに分かれており自由度が高いアプリです。
タイムラインモード、ストーリーモード、スライドショークリエーター、自動モード、360度エディターがあり用途別に利用できます。
動画の縦横の比率も3種類から選べて、お気に入りの写真が見切れる心配もありません。
SNS用としても作れるので結婚式以外でも使えます。
どうしても操作方法が分からなくなっても、YouTubeにある初心者向けやテクニック動画で確認できます。
しかし、アップデートをするとアプリが重くなるという声が上がっています。
突然アプリが落ちてしまう、動かなくなる、再生ボタンが反応しないなど作業に支障が出る場合があるようです。
iMovie
iMovie
Apple無料posted withアプリーチ
iMovieはIOSとMACに無料で標準搭載されているんです。
どちらかに当てはまる人は、わざわざインストールする必要がなく手間が省けます。
さらにパソコンとスマホの両方で利用できるので、連携しておけばお互いの空き時間で少しずつ進めることが可能です。
4Kにも対応しているため綺麗な画質を維持して上映出来るんです。
スマホで作る動画は、上映すると画質が荒くなってしまう場合があります。
そんな心配をせずに、好きなように動画を作れるのは嬉しいです。
編集をしている中で気になるのは、テロップの配置です。
iMovieはテロップの位置が決められているため、思うように固定ができません。
また、フォントの種類が少ないので動画編集の経験者や結婚式によく行く人が見ると、何のソフトを使ったのかばれる可能性があります。
ロゴが入るわけではありませんが、テンプレのようになるのが嫌な人は別のソフトがおすすめです。
Filmora
Filmora-動画編集:動画加工・動画作成・歌詞動画
Shenzhen Gexiang Technology Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
初心者向けの動画編集アプリで、全く使い方が分からない人でも安心して利用できます。
SNSに近い編集画面で、本格的な動画作成をしたことがない人でも直感で操作が可能です。
使い方や編集のコツをまとめた記事もあるので、作業が1人の時も問題なく進められます。
動画エフェクトも500種類以上あり、特に場面切り替え用のアニメーションがお洒落です。
素材の数も1,000万件以上あるのでわざわざ他のサイトから探す必要もありません。
ビデオやオーディオ形式も豊富なので、結婚式場に合わせて出力することが可能です。
しかし、動画編集経験者から見ると細かい部分の機能が少ないように感じてしまいます。
初心者でも操作しやすいように、大まかな編集がメインとなっているのでより細かい編集がしたい人は物足りません。
また、無料版は動画を出力した時にロゴが入ってしまいます。
結婚式ムービーに利用するのであれば、有料版にアップロードするのがおすすめです。
VLLO
VLLO ブロ – 直観的な動画編集アプリ
vimosoft無料posted withアプリーチ
VLLOは無料版で使える機能がとにかく多いです。
全ての機能が無制限で使えるようになる有料版は、月額1,340円と他のアプリと比較しても格安です。
プレミアム版にするとフィルター補正や書き出し時の広告を削除、ビデオPIP、テキストごとのスタイル設定などが解禁されます。
その他にも動くスタンプやラベル、字幕、BGM、効果音、フレームのすべてが種類追加されるんです。
何か物足りなさを感じていても、これだけの機能や種類が追加されれば満足のいく動画が完成すること間違いありません。
音声編集はアテレコも可能です。
動画に後から自分の声を直接入れるもので、ボイスメッセージの感覚で扱えます。
ナレーションを注文するとさらに出費が出てしまいますが、その時の気持ちをそのまま残せて節約にも貢献してくれるのは嬉しいです。
BGMを入れる方法も著作権フリーのオリジナル楽曲とiTunes、ファイルからの3種類に対応しています。
万が一オリジナル楽曲に気に入るものがなくても、自分で入れられるので妥協する必要がありません。
しっかり納得のいく仕上がりを追求してみてください。
また、問い合わせの対応が良いとも評判です。
物足りなさを感じたことを要望として送ったところ、機能に追加して貰えたそうです。
問い合わせに対する返信も、適度な親近感を持っていて気持ちが良いです。
しかし、不便な部分もあります。
音声編集では元動画の音声を切り離せません。
最初に音が入ってしまったらそのまま音声を当てるしかないため、撮影時は注意が必要です。
他のアプリも使ったことがある人が見ると、テキスト入力のアニメーションが少なく感じます。
ここに関しては、お金がかかってしまいますがプレミアム版にすることで解決できそうです。
Magisto
Magisto 動画編集 アプリとムービーメーカー
Vimeo, Inc.無料posted withアプリーチ
AI技術が搭載されている動画編集アプリで、全く知識がなくても安心して挑戦できます。
好きな写真や素材を選択したら、自動で動画を作ってくれるので、結婚式ムービーの用意が遅くなってしまったという人にもおすすめです。
基本的な編集がメインなので、比較的シンプルな動画になりやすいです。
とはいえBGMは洋楽が多いため、シンプルな動画でも十分お洒落に仕上がります。
有料版にするとロゴの削除やプリセット、HDで書き出しができるなどより完成度を上げられます。
有料版にはプレミアムとプロフェッショナルの2種類があります。
プレミアムは月額800円、プロフェッショナルは月額3,400円と大きく差があります。
プレミアム版はロゴなしや10分の動画作成が可能になります。
プロフェッショナル版はプレミアム版に加えて、300万以上のフルHDビデオクリップと写真、色とフォントのカスタマイズ、Vimeo Proへの無料アクセスが可能、独自のテンプレートが追加されます。
有料版の説明時に少し出てきましたが、無料版では透かしタイプのロゴが入ってしまいます。
そして、7日間の無料トライアルが終了すると自動でプロフェッショナル版に移行されてしまうんです。
月額3,400円と決して安くないので、気に入らなかった場合はしっかりと確認するようにしましょう。
結婚式ムービーを作るなら制作会社もチェック!
結婚式ムービーを作成するときにおすすめの制作会社を5つ紹介します。
是非参考にしてみてください。
プロフィールムービー学園
プロフィールムービー学園は、最安980円(税抜)~の商品があります。
「金曜ロードショー」風ムービーや「Google検索」風のパロディムービー、その他POPで可愛らしいムービーを多く取り扱っています。通常10営業日納品、オプションで最短1日納品も可能です!
プロフィールムービー学園
ナナイロウエディング
プランやオプションが豊富な結婚式ムービー制作会社です。
プロフィールムービー、オープニングムービー、エンドロール、レタームービー、サンクスムービー3種類、オプションは13種類が用意されています。
万が一満足できなかったら全額返金保証も付いています。
ナナイロウエディング
MOVIERU
MOVIERUは動画制作に特化したクリエイターが揃っている会社です。
商品紹介CMや企業PRなどのビジネスシーンから、結婚式や家族の思い出などプライベートまで幅広く対応しています。
MUVIERU
WEDDING WISH
WEDDING WISHは様々な上映ケースに対応しており、通常3週間で納品してくれます。
ファーストプランも利用すればもっと早く仕上げることが可能です。
3日間16,500円、1週間11,000円、2週間7,700円から選択できます。
取り掛かるのが遅くなってしまった人でも安心して利用できます。
最短3日で作成通常作成21日
WEDDINGWISH
HAPPY MOVIES
結婚式ムービーはもちろん、結婚報告のはがきや招待状、席次表、ウェルカムボード、メニューなど対応しています。
結婚式ムービーを複数依頼すると割引も適用されます。
2本で22,000円、3本33,000円とかなり安くなるので是非活用してみてください。
HAPPY MOVIES
2人だけの結婚式ムービーで思い出を作ろう!
いかがでしたか。
結婚式ムービーを自作するハードルは、想像しているより低いものです。
初心者でも扱いやすいアプリがたくさんあるので、手軽にオリジナル溢れる結婚式ムービーを作れます。
反対に「やっぱり業者に頼ろう」と思った人は、是非紹介した5社を参考に選んでみてください。
新郎新婦が幸せに包まれることを祈っています。