結婚式の演出は、年々少しづつ流行を取り入れつつ、変化していきます。
今回の記事では、2022年の結婚にむけて、「外せない」と思う流行の結婚式場の演出24個をピックアップしてみました!
特に定番的な演出をまとめていきますので、ぜひ結婚式のアイディアの参考にしてみてください。
宣誓
昨今の結婚式では、人前式がほとんどになっています。
人前式とは、神ではなく来ていただいたゲストの皆様の前で誓いの言葉を立てるのが定番のスタイル。
肩肘が張らない「家事を一緒にがんばります」「共働きで支え合いましょう」「子育てを協力しましょう」など、ほっこりするような一言をかけることが多くなっており、この時代ならではのおすすめの演出となっています。
ブーケ・トス
結婚式といえばブーケトスですよね。未婚の女性にブーケを投げて、受け取った人が次に結婚できると言われている定番の結婚式演出です。
ゲストの女性も参加でき、盛り上がる演出となっています。
最近では、対象を未婚の女性のみに絞るのではなく、全員参加型のブーケトスなども流行中。
トスするものもブーケ限定ではなく、お菓子やぬいぐるみなど工夫される方が増えてきています。
ブロッコリートスやアフロトスなど、ウケを狙った演出も人気ですね。
ケーキ入刀
ケーキ入刀は、新郎新婦ふたりでの初めて一緒にする共同作業と言われています。
もともとは欧米の結婚式の慣習で、結婚し主婦になったばかりの新婦が自分で作ったケーキをお客さんに振る舞ったことから由来しているそうです。
また、新婚のカップルが初めてパンを分け合うことで永遠の愛を誓っていたという説も。
ウェディングの撮影でも欠かせないポイントになっています。
ベールダウン
教会式での最も感動するシーンがこのベールダウンではないでしょうか。
画像は新郎が新婦のベールをアップしている様子ですが、最近の結婚式でのベールダウンは新婦のお母様がされることが多いです。
ペールダウンは、娘に行うお母様の最後の仕事とも言われる感動的なシーン。
つい、これまでを振り返って感情移入してしまいますよね。
フラワーシャワー
挙式退場では欠かせないのがフラワーシャワー。
その起源は古代ローマにも遡るとか。
当時は、新郎新婦が食べ物に困らないように、豊かさの象徴であった「小麦」を振りかける習慣があったそう。
それが現在のフラワーシャワーに変わってきたそうです。
最近ではシャボン玉を飛ばすバブルシャワーや、コンフェッティを使ったシャワーの他、花のペタルにリボンやチュール、パール、フェザーなど他のアイテムを混ぜるアイディアも。
バルーンリリース
結婚式のバルーンリリースも、定番といってもいい演出ですよね。
「2人の幸せが天まで届きますように」という意味あいがあると言われています。
最近では環境への配慮もあって規制の方向に向かいつつあるようですが、写真映えもする演出なので式場スタッフに相談してみましょう。
中座
お色直しの際、新婦が着替えをする際に15~30分程度の時間が空いてしまいます。
そこで、中座ではプロフィールムービーを流したり、楽器の生演奏をしたりといった何か見せ物を用意するのが最近一般的になりつつある演出です。
ゲストをおまたせしてしまうので、気づかいが見られる演出をしたいところ。
最近では、新郎新婦の席にぬいぐるみを置いておくアイディアや、ライブキッチンなどお料理の演出、デザートビュッフェやお寿司ビュッフェなど、ゲストを楽しませる演出が流行っています。
何も飾りのないウェディングケーキにゲストたちがデコレーションをして、お色直しで登場した新郎新婦にお披露目するという素敵なアイディアも!
いかにゲストを楽しませてあげられるかが、最近の中座演出の決め手になります。
花嫁の手紙
花嫁の手紙は、祖父母への感謝や、来てくれたゲストへの感謝の気持ちを伝えるためにやることも多くなってきています。
結婚式のような公式な場で、改めて身近な人や親類に気持ちを伝えることで、記憶に残る結婚式となるでしょう。
オリジナリティを出す映像演出のアイデア
最近の結婚式では、事前に用意していた映像を流すスタイルがよく見られます。
結婚式の映像では一般的に、
- ・オープニングムービー
- ・プロフィールムービー
- ・エンドロールムービー
以上の3種類の映像が定番です。
2022年の結婚式は、サンクスムービーなど、ゲストに感謝の気持ちを伝える場を設ける新郎新婦も増えてきているようです。
弊社『わたしたちの結婚式』では、これらの映像をメインで受注生産しています。
ぜひ演出のアイディアの一環として、商品ラインナップをご覧くださいませ。
オープニングムービー
オープニングムービーは、あくまでも入場を演出するためのものであり、短くて印象的な映像が一般的です。使用するお写真は、おふたりの日常をテーマにしたものをおすすめします。幼少期のお写真はプロフィールムービーで使用するためにとっておき、オープニングムービーでは仲の良さや簡単な人となりを紹介すると良いでしょう。
また、使用する曲でも印象がガラっと変わってきます。新郎新婦の登場へ引き渡し、披露宴の幕開けを華麗に飾るために最適なムービーを選択しゲストの心をひきつけることが重要になってきます。
わたしたちの結婚式では29,000円からプロフィールムービーを作成しています。ぜひ一度、ご覧くださいませ。
プロフィールムービー
プロフィールムービーとは、新郎新婦が生まれてから出会いまでの懐かしい思い出や苦難を写真や動画、コメントを使ってお互いのゲストに紹介するムービーです。歓談中や中座の時に上映するのが一般的で、最近では披露宴をする80%以上の方が上映する人気の演出になってきました。
身内の中だけではなく、今まで支えてくださった、たくさんのゲストに感謝の気持ちをお伝えすることができます。
そんな役割をもっているプロフィールムービーですが、『ゲストの方に見てもらう』ことが前提の映像です。例えばゲストとして参加した場合、ムービーに自分も写っている写真がでてきたらどうでしょうか。
当時に戻ったような懐かしい気持ちや嬉しい気持ちになり、心をつかまれることでしょう。新郎新婦の立場からだけでなく、ゲストのことも考えて写真選びをするのがオススメです。
エンドロール
新郎新婦のお二人が退場した直後に上映するムービーを『エンドロールムービー』や『エンディングムービー』と呼びます。最近の結婚式では欠かせないアイテムになってきています。映画の終わりのようにゲストの名前やメッセージ、そして家族になったお二人からの抱負を流し、伝えることが一般的です。
結婚式当日はバタバタしてしまい、ゲストの方1人1人にご挨拶をする時間がほとんどありません。また直接お礼を伝えるのは照れくさい…なんて方もいると思います。そこで、感謝の気持ちを込めたエンドロール(エンディング)ムービーを上映し、その気持ちをゲストの方に受け取ってもらいましょう。
ゲストの皆様を引き立てる演出
結婚式にお集まりいただくゲストの皆様にも、わざわざ足を運んでいただいた以上、素敵な演出でおもてなしをしたいですよね。
こちらでは、結婚式でゲストの皆様にお喜びいただけるような演出を中心に紹介していきます。
ウェルカムスペース
ゲストの皆様がご到着されてから、まず一番に目にするのがこちらのウェルカムスペース。
結婚式の第一印象ですから、多少なりとも凝ったレイアウトをしておきたいものですよね。
ウエルカムボードやイニシャルオブジェ、二人の写真などを中心に、二人の世界観を表すのが一般的。
最近では、ゲストに自分の名前を探してもらいそれぞれの席へ案内するエスコートカードなど、ゲストに楽しんでもらうアイディアを施す新郎新婦が増えてきています。
ゲストブック
結婚式で参列いただいた方の名前を順に記していくのが、こちらの芳名帳であるゲストブック。
式場の演出ムービー同様に、式場でお願いするととても高価になってしまうので自分で用意する方が増えてきています。
ウェディングツリー
ウェディングツリーは、もともと西欧圏ではじまったゲスト参加型の演出。
木の枝のイラストに、ゲストがそれぞれ思い思いの色の葉っぱをインクでつけ、一本の木をつくる演出です。
記憶に残る想い出の品になること間違いなしです。
フォトブース
フォトブースでは、最近流行りの「フォトジェニック」な写真が撮影できる仕掛けを用意する方が増えてきています。
最近ではインスタグラム風の枠やフォトプロップスなどが人気。
自分で用意することも可能ですので、ぜひ、オリジナリティのある演出にチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
リングリレー
リングリレーは、長い1本のリボンに通した結婚指輪を、参列したゲストに協力してもらいながら、後ろから順番に、前の新郎・新婦にパスしていくゲスト参加型の演出です。
みんなで協力して渡しただけに、最後に新郎がリングが受け取ってから、新婦にリングが渡される瞬間の喜びもひとしと伝わってくるでしょう。
挙式中にゲストが参加できる演出で、老若男女問わずに楽しめる大人気です。
エスコートカード
エスコートカードは、ゲスト様の席順を書いてお渡しする席次表の役割を担っています。
一人ひとりに席をご紹介していくので、しっかりとゲストの皆様を丁寧にお席へご案内できるオススメの演出です。
人気急上昇中!フォトジェニックなオプション演出
最近、人気が急上昇しているのが「インスタ映え」にも合うような結婚式の演出です。
女性のゲストの皆様が、より華やかさを加えてくれるいい刺激になる演出で、SNSでのシェアもされやすい、今どきの結婚式が実現できます。
どれも廉価で初められるので、ぜひ気になったらお試しされてみてはいかがでしょうか?
ドロップアンドフライ
ドロップアンドフライは、プールや水辺が利用できる式場で行う新しいタイプのバルーン演出です。
リボンと重しにつないだバルーンを水に投げ入れ、時間が経つと風船が浮き上がっていきます。
ゲスト全員参加ができるのも魅力的です。
フォトラウンド
フォトラウンドでは、新郎新婦が会場のゲストの皆様と一緒になって写真を撮影していく、こちらもゲスト参加型の演出です。
写真のような演出むけのバルーンやフォトプロップスを用意するなど、ゲストと一緒に楽しい記憶が残る写真を撮影ししたいですね。
キャンドルサービス
最近では「飽きられた」と言われたりもしているキャンドルサービスですが、それでもまだまだ現役の演出でしょう。それもそのはず。
その起源は、感謝の気持ちや幸せの気持ちをおすそ分けするという意味も込められています。
ロウソクに火をともしながら、ゲストに感謝を伝えましょう。
最近ではキャンドルサービスに変わり、ゲストにフルーツを入れてもらいながら果実酒を作る演出や、新郎新婦がビールサーブをもってゲストの席を回る演出など様々なアイディアがあります。
ファーストバイト
ファーストバイトは、ケーキカットの後で新郎新婦が切り分けたケーキをお互いに食べさせあう演出です。
微笑ましいシーンが見られるため外さない演出になっています。
スプーンで食べさせあうのが一般的ですが、大きなスプーンを用意したり画像のような注射器を使ったりと変わった演出も凝らしやすいものになっています。
ブライズメイド
こちらは海外のウェディングでみかけることも多い演出です。
未婚の方にお願いするのが本場でのやり方なのですが、日本では身近でお願いのしやすい間柄のお友達などに頼むことが多くなっています。
お揃いの衣装で身を纏い、画像映えもする演出です。
プロポーズ
そして最後は王道のプロポーズ。
通常はプロポーズをしてから結婚…という流れが一般的ですが、最近はプロポーズをせずに結婚を決めるカップルも多く、結婚式で改めて行うことも多くなっています。
あえて、式で多くのゲストの方が見ている最中でやることで、会場の熱気は最高潮に。
一生に一度しかない結婚式で、忘れられないプロポーズをされてみてはいかがでしょうか。
まとめ
2022年の結婚式におすすめの演出をたくさんご紹介してきました。
ぜひ、身近なウェディングプランナーの方とお話されるだけではなく、ご自分で「わたしたちらしい結婚式」が実施出来るように、やってみたい演出を盛り込んでいくことで、もっとオリジナリティのある、ゲスト様にも喜んでいただける式になるはずです。
今回の記事が参考になりましたら幸いです。