結婚式で上映するプロフィールムービーを自作したい!と考えている新郎新婦様は、年々増えてきています。
しかし、初めての映像制作で、「何から始めたらよいの?」「どの編集ソフトがおすすめなの?」と悩みがつきないことも。
とりあえず写真を集める!という方もいるかもしれませんが、プロフィールムービーを自作する前に、知っておくべきことは多数あります。
ここでは、これからプロフィールムービーを自作しようと考えてる新郎新婦様に、ウェディングムービー制作のプロ集団でもある、株式会社huhuの鈴木真監修のもと、”7つの知るべきロードマップ!“をご紹介します!
✅【目からウロコ!】プロフィールムービー自作の手順!
✅【コレ知らなきゃ損!】プロフィールムービーおすすめ動画編集アプリ5選
✅【ここはしっかりおさえて!】プロフィールムービー自作する際の注意点!
✅【こんなときどうする?】経験者は語る。プロフィールムービー自作体験談
結婚式プロフィールムービーの知っておくべき基礎知識
結婚式の人気演出の1つでもあるプロフィールムービーは、見慣れている新郎新婦様も多いですが、
いざ自作しよう!となると、基本的な知識がないので、どのようにしたらよいのか、何から始めればよいのか
悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで、プロフィールムービーの知っておくべき基礎知識をご紹介します!
結婚式でプロフィールムービー実施は7割を超えている!?
2023年ブライダル総研の調査によると、結婚式でプロフィールムービーを取り入れたのは、全体の7割を超えた新郎新婦様が実施しています。
また、結婚式でのムービー演出は、プロフィールムービーだけではなく、オープニングムービー・エンドロールムービー・余興などさまざまなムービーがあります。
中でも、90%以上の新郎新婦様はプロフィールムービーを上映しています。
おふたりの生い立ちや、出逢いなどをムービーにすることで、親御様や友人などゲストの皆さまも楽しめるので、
プロフィールムービーはこれからも多くの新郎新婦様に親しまれる演出となるでしょう。
プロフィールムービーを演出に取り入れるメリット
プロフィールムービーは結婚式を挙げる新郎新婦様の7割以上が演出に取り入れている人気演出です。
では、なぜプロフィールムービーを流すのでしょか。
プロフィールムービーを上映することでのメリットを以下にご紹介します。
◎ゲストの皆に楽しんで貰える
◎おもてなしの気持ちを伝えられる
◎二人のことを、ゲストにもっと知って貰える
◎ゲストに感動してもらえる
※参考文献:2023年ブライダル総研資料
プロフィールムービーは3ヵ月前から準備しよう
プロフィールムービーは写真さえあればすぐできる!と思っている新郎新婦様がいたらそれはNGです!
余裕をもって3ヵ月前には準備に取り掛かりましょう。
なぜなら、写真集めや動画編集ソフト、BGM、文字入れなど、やるべきことは意外とたくさんあります。
とくに、写真選びは意外と悩みがち。何百枚もある中からとびっきりの写真を選ぶのは至難の業です。
動画編集も慣れていればスムーズですが、初めて作成する方は思い通りのムービーになるまでに、何度も修正をしています。
結婚式の準備で早すぎることはないので、余裕をもって始めましょう。
結婚式プロフィールムービーを作る3つの方法
結婚式のプロフィールムービーを制作するには、以下3つの方法があります。
①式場専属映像会社に依頼する
②外部の映像制作会社に依頼する
③自分たちで自作する
ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
①式場専属映像制作会社に依頼する
式場には、専属で映像制作会社が入っています。
メリット | 🔴会社選びをする手間が省けて時間短縮になる |
🔴結婚式の打合せと同じ場所でできる | |
🔴会場での上映に慣れているので安心感がある | |
デメリット | 🔺価格が一番高い |
🔺価格が高いわりに融通が利かない | |
🔺オリジナル感が出しづらい。型にハマったムービーになりがち |
価格は60,000円くらい~が多く、外部業者の倍以上のコストが掛かります。
時間がない!他を探すのが面倒・・・という新郎新婦様におすすめです。
②外部の映像制作会社に依頼する
コストを少しでも削減したい!オリジナル感を出したい!という新郎新婦様は、外部の映像制作会社に依頼する方法があります。
メリット | 🔴式場専属映像制作会社よりもバラエティに富んでいる |
🔴コストを削減できる(10,000円~) | |
🔴オリジナル感を出せる楽しい商品がそろっている | |
デメリット | 🔺外部映像制作業者が溢れているので選ぶのに時間がかかる |
🔺自分たちの好みではない業者を選ぶと納得したムービーにならない | |
🔺業者とのやりとりがメール・電話だけなので不安になることがある |
コストが掛からず、すべてインターネット上で注文が出来たり、オリジナル感のある外部映像制作会社のムービーは、映像にこだわりたい新郎新婦様におすすめです。
③自作する
業者に頼らず、自分で作りたい!新郎新婦様は、自作する方も増えています。
メリット | 🔴写真枚数や文字など制限がなくこだわって作成できる |
🔴コストがほぼ0円! | |
🔴作成の過程も夫婦の思い出作りになる | |
デメリット | 🔺手間や時間が一番かかる(最短3ヵ月位) |
🔺上映するリスクがある(動画が再生できるか等) | |
🔺素人感が出てしまい、業者が作成するよりクオリティが下がる |
動画制作が好きな新郎新婦様にはおすすめですが、初めて制作する方や、PC操作が苦手な方は、通常の制作期間よりも1,2カ月前倒しして制作に取り掛かるとよいでしょう。
結婚式プロフィールムービーを自作する手順
プロフィールムービーは基本的な構成が決まっています。
一番簡単な王道の構成を作って写真やコメントを入れ込んでいけば、誰でも自作することは可能です。
しかし、手順を間違えると手間が倍以上かかりクオリティも低くなってしまいますので、ここでは、プロフィールムービーを自作する手順をご紹介します!
①スケジュールを立てる
何事も、スケジュールを立てるのは大切です。
1ヵ月くらいでムービーは自作できる!というネット記事も多くありますが、修正したり写真選びに時間がかかったりとトラブルはつきもの・・・。
期日 | やるべきこと |
~4カ月前 | どのようなムービーにするか コンセプトを考えイメージを決める |
3ヵ月前 | 写真素材を用意 どの編集ソフトを使用するか決める |
2か月前 | 動画編集/BGM決定 |
1ヵ月前 | 会場での試写(途中までで可) 修正しながら完成させる |
1週間前 | 最終試写・式場に提出 |
しっかりとスケジュールを立てて進めていきましょう。
②コンセプト/構成を考える
結婚式全体のコンセプトが決まっていれば、それに合わせれば問題ないですが、とくに決めていない場合は、
プロフィールムービーのコンセプト・テーマを決めましょう。
✔しっとり感動的な雰囲気
✔ゲストに感謝を伝えたい
✔自分たちのことを知ってもらいたい
✔とにかくゲストを笑顔にしたい
おふたりの考える披露宴のイメージに合わせてコンセプトテーマを決めましょう。
最初にテーマを決めることで、ムービーの構成や写真・BGM選びも変わってきます。
③動画編集ソフトの決定
自作をする場合、コストを少しでも抑えたいと考える新郎新婦さまも多いですが、ある程度のクオリティを求める場合は、無料ソフトよりも有料ソフトを使用するとよいでしょう。
有料ソフトは、無料ソフトよりも使えるエフェクトやデザインが桁違いに多いです。
無料ソフトでも制作はできますが、最低限のクオリティを保ちたい場合は有料がおすすめです。
プロご用達の有料ソフトでなくても、家庭用で安価なソフトはたくさんあります。
結婚式プロフィールムービーを自作したい!おすすめの編集ソフト4選
④写真素材を集める
テーマが決まれば、自然とどのような写真を使用するのか決まってきますので、素材集めを始めましょう。
写真は同じ時期の写真が多すぎるのもバランスが悪いので、各時期なるべく均等に入れるとよいですね。
🔴赤ちゃんの頃:2~3枚
🔴幼少期:2~3枚
🔴小学生~高校生:4~7枚
🔴大学生:2~3枚
🔴社会人:2~3枚
🔴出逢った頃:2~3枚
🔴現在の写真:4~6枚
中には遠方の実家まで行きアルバムから写真を探す方もいるので、余裕をもって写真集めの時期を決めましょう。
⑤編集スタート:コメント作成/BGM素材を用意する
ここまできたら、いよいよ編集スタート!
写真にを入れ込んだら、写真に合わせたコメント作成をします。
コメント作成のコツは、「単なる写真の説明」にならないようにすることです。
たとえば、「七五三」のときの写真に合わせたコメントでは、
「3歳の七五三」というコメントにしがちです。
見てわかるものではなく、「3歳の七五三 着物がイヤで大泣き!」「お菓子で釣って何とか撮った奇跡の1枚」
など、その時の情景が浮かぶコメントにすると、ゲストも感情移入しやすくなります。
また、同時進行でBGMも選び始めましょう。
いくつかピックアップしておき、著作権などは式場側に必ず確認してください。
⑥DVDに書き出し
ここまできたら、DVDに書き出しをします。
なかなか上手く出来ず、途中で止まってしまったり、書き出しが全くできないなんてこともあります。
何度行なっても書き出せない場合は、式場のムービー専門業者で、書き出しだけ依頼するのも1つの方法です。
有料ではありますが、3,000円~5,000円が相場なので、原因がわからなかったり、手間を省きたいという方にはおすすめです。
⑦披露宴会場で試写をする
DVDに書き出しをしたら、実際に結婚式を挙げる会場にて試写をしましょう。
会場で試写をするときに、どこに注意してチェックすればよいかご紹介します。
✔画面の比率は合っているか
✔写真が見切れていないか
✔文字の大きさ/見切れていないか
✔画質が粗くないか(写真がボケていないか)
✔BGMと写真のタイミングが合っているか
✔文字が多すぎないか
式場によっては、DVDを担当プランナーに渡してプランナーが試写をするところもあります。
できればご自身で確認したほうがよいので、立ち合えるか相談してください。
修正すべき部分は、帰って編集するときにわかるようにしっかりメモしておきましょう。
結婚式プロフィールムービー自作するためのおすすめアプリ5選
ムービー編集アプリとインターネットで検索すると、たくさんのソフトが出てきて、どのアプリが使いやすいのか、
初めての方は悩んでしまうでしょう。
また、ムービー編集アプリには携帯で見るのに適したアプSNSに適したアプリなど、アプリによって用途も変わります。
そこで、結婚式プロフィールムービーに適したアプリをご紹介します!
①キネマスター|本格派ムービーを目指したい
“キネマスター”は、スマホアプリとは思えないくらい、高機能な編集が可能です。
また、iOSとAndroidデバイスの両方で使えます。
特徴 | 詳細 |
動画編集機能が豊富 | ・クロマキー合成やオーバーレイ機能が◎ ・クオリティの高いムービーを作りたい人におすすめ |
オシャレな演出 | ・テキストのスライドや手書き書き順に表示などのようなオシャレ ムービーができる。 ・トラディションの演出も豊富でこだわりたい方は◎ |
Youtubeで使い方チェック | ・youtube動画で編集方法をチェックできる ・動画は英語だが字幕があったり、使用者が多いので 解説動画が多数あるので安心 |
高機能で、有料版の機能も豊富なので、クオリティの高さを求める方におすすめです。
ムービー編集が好きな方や中級者向きのアプリです。
今までいろいろなアプリを使ったが、群を抜いて使いやすく、アップデートのたびに使える機能が増えて楽しかったです。画質・音質もよくてクオリティの高いムービーができました。
②Power Director|編集が多彩の人気ムービー
“Power DIrector(パワーディレクター)”は、Windows用に開発された動画編集ソフトです。
特徴 | 詳細 |
一通りの編集が叶う | ・ソフト1本で一通りの編集が可能! ・初心者~中級者向き |
エフェクトの種類が多い | ・無料で使えるエフェクトが190種類もあり、より印象的な 動画が仕上がる |
5種類の編集モード | ・通常モードの他に動画を入れるだけで自動編集してくれる 機能があったり、簡易的な編集やスライドショーなど多彩な 編集が可能! |
初心者にも使いやすく、直感的に操作ができるのが好評です。
また、エフェクトを多く使いたい方にもおすすめです!
動画編集に挑戦するのは初めてなので、うまくできるかどうかわからず、とりあえず無料体験版からスタートしました。エフェクトや字幕・音量等の編集も直感的にできて、あまり悩まずに動画制作を進めることができました。
③レコフォト|アプリ制作後にDVDで届く
“レコフォト”は、スマホアプリで、スマホで作成したムービーがDVDで送られてきます。
特徴 | 詳細 |
スマホで全て完結 | ・スマホがあればDVD納品までできる画期的なアプリ |
価格がわかりやすい | ・通常の作成であればDVD含め16,500円! |
カスタマーが充実 | ・わからないことがあった場合、カスタマーサービスを利用 できるので初心者でも安心! |
・自分で修正がしたい
・パソコンがなくスマホで作成したい
・著作権を気にしないで好きなBGMを使いたい
そんな新郎新婦さまにおすすめのアプリです。
プロフィールムービーは自作しようと思っていましたが、パソコン操作は苦手だし仕事も忙しく無理だと思いました。写真や文章を送れば作成してくれる業者もあったので実際に注文してみたのですが、想像と違う仕上がりのムービーが届いて作り直しにお金がかかってしまいました。
レコフォトでは何度も写真やコメントを入れ替えてプレビューを確認できるので、スマートフォンで想像通りのプロフィールムービーを作ることができてよかったです!
④Inshot|初心者におすすめ
“Inshot”は、高度な動画編集ができるスマホ用のアプリです。
特徴 | 詳細 |
60種類以上のエフェクト | ・フィルターやエフェクトなど多岐に及ぶ カスタマイズが可能! |
幅広いユーザーに支持 | ・初心者から上級者まで、使い勝手が良いので幅広い ユーザーが利用している |
プロ並みのクオリティが | ・背景のブラー機能を使用することで、プロ並みのクオリティ 高い映像が仕上がる! |
4K解像度の対応もしているので、高品質な動画が簡単に仕上がります。
一部の機能を使用するには、月額980円かかりますが業者に依頼するよりは低コストで作れます。
パソコンの動画編集ソフトにも劣らない機能が備わっていて、簡単な操作で使用できます。
有料版にすればより機能が増えますが、無料版でも十分な機能が備わっています。
そのため、動画編集が初めての方におすすめです。
また、一つひとつの機能の操作方法についても、画面上の『?』マークを押すことで、説明を見ることができます。
⑤Enlight Videoleap|いくつかの動画を簡単につなげたい!
“Enlighe Videoleap”は、いくつかの複合した動画を1つにしやすいスマホ用動画編集アプリです。
特徴 | 詳細 |
無料での編集範囲が◎ | ・無料版でも、ロゴがつかなかったり編集できる機能が多数 有り! |
月額850円と格安! | ・有料版でも、月額850円と格安! まずは無料版で試してから有料版を検討すると◎ |
オリジナリティが◎ | ・他のアプリではできない機能が備わっており、動画や画像 サイトからも直接挿入できるのでオリジナリティもアップ! |
有料版にすることで、パソコンでの動画編集よりも格段に高クオリティ&オリジナリティあるムービーが仕上がります。
工夫をすれば、動画の上に画像を置くことで、独特な動画に編集することも出来る画期的なアプリで他にはないものです。
パソコンの動画編集ソフトで出来るような機能が、『Enlight Videoleap』ではスマートフォンでもできて高品質な動画へと仕上がるのでおすすめです!
結婚式プロフィールムービーを自作するときの注意点!
一生懸命、手間暇を掛けて作成したプロフィールムービーがゲストから不評だったり、自分たちよりがのムービーになってしまうと悲しいですよね。
ほとんどの新郎新婦様は、初めてプロフィールムービーを作成する方がほとんどですので、自作するときに抑えておくべき注意点を3つご紹介します!
写真はゲストとの写真が必須!
プロフィールムービーは、おふたりの生い立ち・おふたりの出逢い~現在のパターンで上映することが多いです。
生い立ちの中に親御様や兄姉などの写真を入れるのはもちろんですが、列席してくださっているゲストとの思い出の写真を入れるのはマストです!
ゲストも自分たちの懐かしい写真を観ることで、とても懐かしく会場全体が盛り上がります。
自分たちだけの写真ではゲストは飽きてしまうので注意しましょう。
コメントの文字数は原則15~20文字!
ムービーに入れるコメントは、15~20文字がおすすめです。
10文字以下など短か過ぎてしまうと寂しい印象になりますし、逆に長いと、全ての文字を読み切れずに次のシーンに移ってしまいます。
ムービーと文字を読むのにちょうど良い文字数が15~20文字です。
コメントを入れるときの目安にしてくださいね。
ゲストとの写真のときは、どのような関係なのか分かるコメント入れると、ゲストも親近感が沸きますよ。
写真の枚数は40~45枚がベスト!
写真枚数は全部で40~45枚がベストです。
🔴オープニング/エンディング:1~2枚
🔴新郎様シーン:15枚
🔴新婦様シーン:15枚
🔴ふたりの出逢いシーン:10~15枚
あまり多すぎると、表示する1枚の秒数が短くなります。
基本的に、1枚6秒~7秒くらいの表示時間が目安になるので、プロフィールムービー時間が7分くらいに
なります。
長すぎるプロフィールムービーはゲストも飽きてしまいますので、載せたい写真が多すぎる・・・という方も
多くいらっしゃいますが、写真選びはとても大切です。
結婚式はゲストへのおもてなしが一番なので、迷ったときは、自分たち目線ではなく、ゲスト目線で決めることを
おすすめします。
結婚式プロフィールムービーBGMの選び方
結婚式のプロフィールムービーのBGMはどのような曲を選べば良いんだろう。好きな曲で良いのかな・・・と
悩む新郎新婦さまも多くいます。
そこで、プロフィールムービーBGMの選び方のコツを3つご紹介します!
①プロフィールムービーBGMの基本構成
プロフィールムービーは以下のような構成になります。
パート | BGM |
オープニング | 30秒 |
新郎パート | 1分30秒~2分 |
新婦パート | 1分30秒~2分 |
おふたりの馴れ初め | 1~2分 |
エンディング | 30秒 |
全体が5分~7分くらいのムービーになりますので、BGMのどの部分から使用するかも含めて
検討しましょう。
②結婚式のイメージに合った曲を選ぶ
結婚式のテーマやイメージに合った曲を選ぶようにしましょう。
✔ゲストに感動してもらえるようなバラード曲がよい
✔オシャレな雰囲気にしたい
✔笑いのたえない楽しい雰囲気にしたい
など、希望の雰囲気やイメージに合う曲を選びましょう。
好きな曲だからといって、イメージに合わない曲を選んでしまうと、ムービーだけ浮いてしまいます。
結婚式全体の統一感がある方がゲストもより楽しんでいただけますよ。
③邦楽?洋楽?どちらを選べばよい?
最近は洋楽も人気BGMとして使用されていますが、どちらを選べばよいのでしょうか。
✔邦楽
ゲストが聴き馴染みのある曲なので、より感情移入して感動的な雰囲気にしたい場合はおすすめです。
また、ムービーの内容に歌詞をシンクロさせると、より統一感があります。
✔洋楽
洋楽の場合は、BGMよりも映像に集中して観てもらえるでしょう。
洋楽の歌詞はパッと聴くと理解できるゲストは少ないかもしれませんが、日本語訳を見て結婚式に
ふさわしい曲かどうか、必ず確認しましょう。
披露宴洋楽【シーン別】ランキング”TOP50″大公開【2024】
先輩カップルによる結婚式プロフィールムービーの失敗談
結婚式のプロフィールムービーを手作りした新郎新婦様の中には、初めての制作で不慣れなので、
さまざまなトラブルやハプニング、失敗談が多く聞かれます。
手間暇かけて制作したムービーが失敗だった・・・なんてことにならないよう、先輩カップルの皆さまの失敗談をご紹介します!
ぜひ参考にして、制作に活かしてくださいね!
結婚式前日まで編集に追われ寝不足!
プロフィールムービーの制作には、初心者であれば少なくとも1ヵ月以上はかかります。
また、実際に会場で問題なく上映できるか、文字の大きさや画質などのチェックを行なわなければなりません。
式場側から「1週間前までに試写してください」と言われることが多いのですが、そこから修正をするのはとても
大変です。
夜中まで編集作業をすることもしばしば・・・。
余裕をもって完成させるには、結婚式の1ヵ月前に一度途中まででも会場で試写をし、そこから修正し1週間前に最終試写をするとよいでしょう。
映像制作は新婦任せに。取り掛かるのが遅くなり、式の1週間前なのに4割しかできておらず・・・。急きょ私が有休を2日取って追い込み作業!サプライズ映像を作っていたので、彼女が寝た後にこっそり作業したり・・・。当日会場で再生テストして、ギリギリセーフでした。
他の準備もたくさんあったのに、映像にかかりっきりになり、もっと前から準備しておけばよかったと思いました。
DVDに書き出せず一苦労!
クオリティの高いムービーが完成して一安心も束の間。
DVDに書き出したいのに、なかなか上手く書き出せずに苦労することも。
✔理由もわからずなぜかDVDに書き出せない
✔書き出し途中で止まってしまう
✔BGMがなぜか再生されない
✔画質が粗くてクオリティが低く見えてしまう
などといったように、原因が分からず苦戦してしまう新郎新婦さまもいます。
時間もなく、データを式場の映像専門業者に送り、有料(3,000円~5,000円が相場)でDVDに書き出してもらったという方も・・・。
そもそも、DVDが内蔵していないパソコンだったので、外付けディスクを購入するはめになりました。式場によって、DVD納品なのか、USBなのか、データなのか等違うようなので、予め確認しておいた方が良いですよ。
使いたいBGMがNGだった!
結婚式でのムービーで使用するBGMは、著作権に注意しなければなりません。
著作権の許諾を受けていない楽曲の場合、法律でNGなのでBGMとして流せない場合があります。
BGMについては、事前に式場側に確認をしておきましょう。
または、以下の対応を検討しましょう。
✔著作権フリーの楽曲を使用する
✔著作権許諾を受けている楽曲を使用する
✔ムービーにBGMを内蔵せず、音は別だしで市販の音源を同時再生する
使いたい音源が著作権的にNGだったようで、それを知ったのが結婚式の1週間前でした。
そこからムービーを修正したり、音源を準備したりとバタバタで、最初からしっかりと
式場側に確認しておくべきだと反省しました・・・。
やっぱり自作できない・・・そんなときは?
結婚式では、招待状や引出物、会場装花、席次、演出など、さまざまなことを期限内に決めなければなりません。
ムービー制作だけに時間を割くのはむずかしく、こだわればこだわる程、夜中まで制作しているなんてことも多々あります。
また、制作中にさまざまなトラブルが起こり、途中で挫折してしまうことも・・・。
「やっぱり自作できない!」そんなときの対処法をご紹介します!
外部映像制作会社に依頼する
式場の専属ムービー制作業者か、外部の業者に依頼しましょう。
ただ、式場専属業者は、プロフィールムービーは60,000円くらいからの業者が多く、ムービーの種類にも限りがあります。
一方で、外部の業者は10,000円くらいから制作可能で、王道から個性的なムービーまで幅広いムービーがあります。
お二人の好みや予算と相談してどちらに依頼するか検討しましょう。
外注するときの注意点!
それでは、外注するときの注意点を3つご紹介します!
①好みのムービーがあるか
おふたりの好みのムービーがあるか、各業者のホームページにサンプルムービーが掲載されているので確認しましょう。価格だけで選んでしまうと、好みのムービーがなくただ安いだけのムービーになってしまいます。
業者によって雰囲気やテイストが変わるので、必ずサンプルを確認してから決めましょう。
私たちの結婚式のサンプルムービーをチェック!
②式場に持込料を確認する
ムービーを持ち込む場合、式場側が持込料(スクリーン使用料)を設定していることが多いです。
20,000円~30,000円が相場ですが、中には50,000円以上する式場もありますので、事前に確認しておきましょう。
持込料が高額で、式場に依頼するより高くなってしまう可能性があります。
③ムービー修正料を確認する
仕上がったムービーを試写し、修正をしたい場合の修正料が無料なのか有料なのか事前に確認しましょう。
1回5,000円くらいが相場ですが、中には修正対応不可の業者や高額設定している業者もあります。
安いからといって依頼して、後になって修正料が高くつく場合があるので注意しましょう。
まとめ:ゲストに楽しんでいただけるムービーをつくろう!
結婚式プロフィールムービーを自作!7つの知るべきロードマップ!をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
プロフィールムービーを自作するときに大切なのは、
1.ムービーのコンセプトやイメージを決める
2.制作期間に余裕をもってとりかかる
3.持込料を確認する
4.BGMは著作権に注意!
5.自作は無理!と思ったら早めに外注を検討する
ゲストに楽しんでいただけるプロフィールムービーを作るためには、余裕をもって制作するようにしましょう。
素敵なプロフィールムービーとなりますことを、心よりお祈りしています!