結婚式の写真について、結婚式場の専属カメラマンではなく、自分たちで見つけた信頼できる持ち込みカメラマン（独自に依頼したカメラマン）にお願いすることはできるのでしょうか？
結婚式は一生の記念なので、信頼できる持ち込みカメラマンに依頼し、納得できる写真を撮ってもらいたいということはとてもよくわかります。
持ち込みカメラマンに依頼するメリットとデメリットについて今回は紹介します。また結婚式場にとってはイレギュラー対応になるので、持ち込みカメラマンに依頼する際の注意点も解説します。納得できる結婚式実施のためぜひ知っておいてください。
持ち込みカメラマンに依頼できるかは結婚式場次第！
結
婚式場専属カメラマンではなく、持ち込みカメラマンに依頼することができるかどうかは結婚式場によります。
結婚式場によっては、専属カメラマン以外のカメラマンを認めないところもあります。
なお、持ち込みカメラマンOKの結婚式場も「持ち込み料」を請求するところが多いです。
- 結婚式場の専属カメラマンに依頼 30万円前後
- 結婚式場への持ち込みカメラマンの「持ち込み料」 5万円～10万円
これが相場になっています。
持ち込みカメラマンに何を期待するのかにもよります。結婚式場の専属カメラマンでは高いので、安く仕上げるための持ち込みカメラマンに依頼する場合、持ち込みカメラマンの報酬は15万円くらいまでにしないと、結婚式場の専属カメラマンに依頼するのと変わりません。むしろ高くなってしまうかもしれません。
そうではなく、結婚式場の専属カメラマンよりもクオリティの高い写真やムービーを求めて持ち込みカメラマンに依頼する場合は、持ち込み料よりも持ち込みの可否が重要になります。
結婚式場が持ち込みカメラマンNGの場合、あまり争うのは得策ではありません。先方とは民法上の契約になるので、持ち込みカメラマンNGも著しく不当な条件ではないからです。
公序良俗に反するような契約、つまり専属カメラマンの料金が100万円以上など「吹っ掛けられた」場合は別ですが、そうでない場合結婚式場が専属カメラマンNGと言えば従うしかありません。
結婚式場選びの際に持ち込みカメラマンの可否を基準にするとよいでしょう。
持ち込みカメラマンに依頼するメリットとデメリット
結婚式場の専属カメラマンではなく、新郎新婦側で手配した持ち込みカメラマンに依頼するメリットとデメリットを理解しておきましょう。デメリットが多いようなら、あえて持ち込みカメラマンに依頼せず、結婚式場の専属カメラマンに撮影をお願いすればOKです。
持ち込みカメラマンに依頼するメリット
結婚式場の専属カメラマンに依頼せず、持ち込みカメラマンに依頼するメリットを考えます。
メリットが多いようなら持ち込みカメラマンに依頼することをご検討ください。
コストを節約できる
上述のように結婚式場の専属カメラマンに依頼すると30万円前後の費用がかかります。持ち込みカメラマンに依頼するとその費用を抑えられる可能性があります。
「持ち込み料」＋持ち込みカメラマンの報酬＜結婚式場の専属カメラマンに依頼する費用
ならばコスト削減になります。
友人や知り合いにカメラマンがいればかなり費用を抑えられます。あるいは、低廉な費用で結婚式の写真撮影を請け負う業者が見つかればそこに依頼するのもおすすめです。
結婚式の写真は一生に一度（のはず！）なので、結婚式場も専属カメラマンの費用について強気の設定をしている傾向にあります。
さまざまな独創性ある写真撮影が可能
結婚式場の専属カメラマンに依頼すると、定型の写真になってしまうかもしれません。お決まりの写真しか撮ってくれないかもしれません。
持ち込みカメラマンの結婚式の写真撮影を依頼することで、自分たちの好みやスタイルに合った写真を撮影してもらうことができます。
事前にしっかり打ち合わせをしておけば、結婚式場の専属カメラマンに依頼した場合以上の素晴らしい写真に仕上がるはずです。
信頼性と安心感がある
持ち込みカメラマンが知人や知人の紹介ならば、そのスキルや人格についてとても信頼できる人かもしれません。
すでに知っているカメラマンの安心感は強く、当日だけの関係の結婚式場の専属カメラマンよりもはるかに安心できます。
知古の持ち込みカメラマンならば、事前の打ち合わせや結婚式後の編集の際にも自分たちの意見を反映させることが可能です。
自分たちの要望を聞き入れてくれる
持ち込みカメラマンならば結婚式の写真編集についてさまざまな意見を反映させることができます。あるシーンを中心に編集してほしい、あるゲストとのショットを多く撮影してほしいなど、特別な撮影をして欲しいシーンを細かくリクエストできます。
持ち込みカメラマンに依頼するデメリット
一方、持ち込みカメラマンに依頼するデメリットもしっかり把握しておきましょう。
持ち込み料が高い
多くの結婚式場では、持ち込みカメラマンに依頼する場合に追加の持ち込み料が発生します。
この持ち込み料が高いと結婚式の予算をオーバーしてしまうかもしれません。
責任の所在があいまいになる
結婚式場の専属カメラマンならばトラブルや写真にミス、瑕疵があった場合、結婚式場のサポート（金銭やサービス）が受けられ、問題があれば責任をとってくれるでしょう。
しかし、持ち込みカメラマンの場合、責任の所在があいまいになりかねません。契約書や何かあったときの補償や賠償を確認せず、クラウドソーシングサイトで安価に契約してしまうと大変なことになってしまいます。
結婚式の写真を持ち込みカメラマンのポートフォリオ（業績）として勝手に使われて、ホームページなどに掲載されてしまうリスクもあります。
カメラマンのスキルが保証されない
安価な持ち込みカメラマンに依頼すると、スキルもなく結婚式の写真が台無しになってしまうかもしれません。
結婚式場の専属カメラマンならば一定レベルのスキルは担保されています。しかし、安いだけのフリーカメラマンに依頼した場合、事前にポートフォリオをしっかり確認しないと「安物買いの銭失い」になってしまいます。
打ち合わせや調整に手間がかかるかも
親しい人が持ち込みカメラマンならば問題ないのですが、そうではなく安価なだけのフリーカメラマンに依頼すると、事前打ち合わせが不十分になってしまいます。
当日、期待していた写真が仕上がらないかもしれません。当日の進行に支障をきたす可能性があります。せっかくの一生の記念が打ち合わせ不足で台無しになってしまうかもしれません。
持ち込みカメラマンNGの会場で持ち込みカメラマンを連れていく「裏技」
持ち込みカメラマンNGの結婚式場でも、専属カメラマン以外のカメラマンが撮影できる「裏技」があります。
それは持ち込みカメラマンを「カメラマン」ではなく「参列者」にすることです。結婚式に招待された「友人」「知人」が「自発的に写真を撮る」という体にします。
友人や知人が勝手に写真を撮るのを咎める結婚式場はまずありません。あまり大掛かりなカメラ、撮影機材を持ち込まなければバレないかもしれません。
この「裏技」を使うと参列者1名分の料理等の費用が掛かりますが、持ち込み料をカットできます。
しかし、バレてしまえば重大な契約違反であり、損害賠償請求などを受ける可能性があります。端的に言えばやめておくべきです。
そうではなく、持ち込みカメラマンと結婚式場に詳しい専門業者に交渉してもらうのが正解です。業者によっては結婚式場にコネクションがあり、持ち込みカメラマンNGの結婚式場でも持ち込みカメラマンが許可される可能性があります。
ここは正攻法で行くべきです。また結婚式場NGでもあきらめないことも大切です。
結婚式の写真は信頼できるプロの持ち込みカメラマンに依頼しよう
持ち込みカメラマンを依頼するかどうかは、料金やカメラマンのスキルが重要になります。安くてもスキルがないカメラマンだと一生の記念が台無しになってしまいます。
また、結婚式場が持ち込みカメラマンを認めているかどうかも重要です。認めていても快く思わない可能性があります。
安価で、持ち込み料を考えても専属カメラマンより安く、スキルが保証されている業者に依頼できればさまざまな問題が解決され、素晴らしい結婚式の写真が撮れます。
「わたしたちの結婚式」は結婚式の写真撮影会社です。事前にしっかり打ち合わせでき、かつ安価です。5万円台のプランもあり、結婚式場の持ち込み料を考えてもコスパが良いです。
カメラマンのスキルも確かでご安心ください。また、結婚式場との交渉ノウハウもあるので、持ち込みカメラマンNGの結婚式場でも許可される可能性があります。
まず「わたしたちの結婚式」までお問い合わせください。
結婚式の写真を素晴らしいものにしましょう。
