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結婚式に持ち込みをして自分らしい式にしたい!そのための交渉術

結婚式は一生に一度のものです(そのはずです!)。自分らしい結婚式にするため、さまざまなものを持ち込みして、自分たちらしい式にしたいと思われる方も多いはずです。その場合、結婚式場との交渉が不可欠になります。

持ち込みを成功させる交渉とはどのようなものなのでしょうか?今回は結婚式に持ち込みをしたい場合の交渉方法などについて解説していきます。

結婚式の原則は会場が用意した人や引出物を利用すること

結婚式を行う場合、結婚式場やホテルでウェディングを挙げる場合、原則的に結婚式場が用意したプランに沿って、結婚式場が用意した専門家やアイテムを使うことになります。

結婚式場が用意するものとしては

  • ドレス、振袖
  • カメラマン
  • ブーケ、会場装飾
  • プロフィールムービー
  • 引き出物、プチギフト
  • 司会者
  • ヘアメイク

などがあります。これらの全部、ないし一部を自分たちで用意する場合「持ち込み」となります。

全部結婚式場に丸投げし、引き出物も衣装もカメラマンもすべて結婚式場が用意したものにするのが「デフォルト」です。

結婚式場はこれらの代金を請求することで、売上を増やしています。

司会者やカメラマンは結婚式の社員、ないし提携している業者、フリーランスの方、衣装は結婚式場の所有、ないし結婚式場と提携している衣装業者、ギフト関係は結婚式と提携している業者のものが基本になります。

結婚式で雇用している人、あるいは結婚式所有のもの以外の提携業者の場合、結婚式場側は提携業者に仕事を紹介した手数料、紹介料として、商品代金の30%~60%を受け取ることになっています。

そのため、反対に外部からの持ち込みがあると本来受け取るはずの手数料、紹介料は0円になってしまい、収入が減ってしまうのです。

結婚式場はクオリティを考えて、自社or提携している業者に依頼するのではなく、その方が売上が上がるからそうしているのです。自社で完結すれば紹介料もかかりません。

持ち込みは例外で持ち込み料を取られることが前提となる

このように、持ち込みを許可すると、各名目で料金を請求できず、提携業者からのマージンも入らず、0円になって結婚式場は損をしてしまいます。

そこで、その0円になってしまう手数料、紹介料の代わりとして持ち込み料を請求しています。

持ち込み料の相場は以下になります。

アイテム 1点あたりの持ち込み料の相場
ドレス 10,000円~100,000円
カメラマン 10,000円~50,000円
ブーケ・会場装花 50,000円~200,000円
プロフィールムービー (会場で上映するもの) 50,000円~100,000円
引き出物・プチギフト 300円~500円
ペーパーアイテム 150円~500円
司会者 20,000円~ ※持ち込みNGが多い
ヘアメイク 20,000円~50,000円

これが相場ですが、結婚式場によっては、持ち込み一切不可というところもあります。また、「衣装の持ち込みはOKだが司会者やカメラマンは結婚式場で用意した人を使う。持ち込みNG」という結婚式場もあります。

これを覆すためには交渉が必要になるのは言うまでもありません。また、持ち込み料が「高すぎる」と感じる場合もそのまま黙って従うのではなく、交渉で多少下げられるかもしれません。

自分たちらしい結婚式にしたい・・やはり持ち込みをしたい

結婚式場にすべてお任せしてプロの段取りで、プロの司会、プロのカメラマンで結婚式場おすすめの引き出物を渡すというのは、マイナス点がなく確実な方法です。

しかし、一生に一度(のはず!)の結婚式で、全部お任せプランに頼ってしまうのは味気ないと思う方もいるはずです。

やはり、自分たちの知り合いの人に司会をしてもらいたい、自分たちの知っているカメラマンにお願いしたい、思い出の品を引き出物やプチギフトにしたい、母親が着た振袖を娘の自分も着て結婚式に出たい、などさまざまな思いがあるはずです。

そうした場合、結婚式に交渉して持ち込みを認めてもらうことが必要です。結婚式によってはあらかじめ「持ち込み料を払えばあとはご自由にしてください」というところもあります。しかし、「持ち込みは認めません」という結婚式場もあります。

交渉して持ち込みできるようになるのか、結婚式場のポリシーとして持ち込みは一切に止めないのか、あるいは部分的に持ち込みOKなのか(例:司会者の持ち込みはNG、引き出物はOK)、結婚式場を決める際にしっかり確認しておきましょう。

まだ持ち込みするかどうかわからない場合は、なるべく持ち込みの裁量が大きい結婚式場にして、結婚式場が手配するプランにするのか、自分たちで持ち込むのか、打ち合わせや交渉の段階で決められるようにしておくと良いでしょう。

持ち込み不可の場合、あるいは持ち込み料が高すぎる場合の交渉術

持ち込みしたい場合、打ち合わせの段階でしっかり結婚式場に伝えることが大切です。勝手に当日、引出物を持ち込むなどした場合、契約違反で訴えられる可能性があります。

あくまで結婚式当日、結婚式場内では結婚式場との契約内容が優先します。

結婚式場ではなくゲストハウスや「〇〇会館」を利用する

結婚式場と交渉するのではなく、最初から持ち込みについて交渉不要でOKな会場を結婚式場にします。

一軒貸しのゲストハウスなどで結婚式を挙げれば、全部自分たちの好きなようにできます。もちろん、結婚式場のようにスタッフがいるわけではないので、全部自分たちで作り上げる結婚式になります。

これはとても大変です。しかし、すべて自分たちの思い通りにできます。友人にイベントスタッフやカメラマンがいるなら、1から作り上げるのも思い出になるかもしれません。

あるいは「旧〇〇邸」「〇〇会館」のような文化的な建物を借りて、外部から結婚式の運営スタッフを呼ぶ、その中で自分たちで、持ち込みたいものは伝えるという方法もあります。

料理を高額のコースにするなど会場の利益にも配慮して交渉する

持ち込みを認めないのは、結婚式場の収入が減るからという意味もあります。そこで、豪華なプランにして結婚式場の売上を増やす、プレミアムオプションを付けるなどして価格を吊り上げ、その代わり持ち込みしたいものを認めさせる方法もあります。

節約のために持ち込みをしたい場合はこの方法は使えませんが、そうではなくやってもらいたい(持ち込みたい)人や物がある場合、こうした提案をしてみると良いでしょう。

金払いのよい客にはよいサービスが提供されるはずです。

「〇〇を持ち込めたら契約します」と条件して交渉する

みなさんが結婚式に持ち込みしたいものが許可されれば契約します、と条件をつけて交渉します。

運が良ければ結婚式場はその条件を受け入れるでしょう。

しかし、結婚式場にとっては「お得意様」という概念はないので(「結婚式の常連」は性質上あり得ない)、「そんな客いらない」で一蹴されて終わってしまいます。

コロナで結婚式ができなかった時期など特殊な条件があれば、結婚式場も条件を緩くするかも知れませんが、今需要は戻っています。

あまり期待しない方がいいでしょう。

持ち込み希望者を友人、参列者として招待する

上手くいけば認められる可能性がありますが、バレるとやはり訴えられかねない方法です。カメラマンやビデオ撮影者、メイクアップアーティストくらいしかできませんが、彼らを「友人」「参列者」として結婚式に招待します。

友人がカメラを取る、とても仲が良いのでメイクを手伝うのは禁止行為ではありません。しかしその線引きがあいまいですし。バレたときのリスクは大きいと言わざるを得ません。

引き出物などを結婚式場の外で配る

友人などに依頼して、引き出物やプチギフトを結婚式場の外で配ります。結婚式場の管轄外ならば問題ないという建付けです。

しかし、そこまでするなら、会場で結婚式場が用意する安い引出物を渡し、本命は別途送るでもいいはずです。

やはり、持ち込みNGの結婚式場の場合、誠意をもって正面からお願いするのがよさそうです。

「法的に問題だ!」など高圧的な交渉は避ける

「持ち込みを認めないなら弁護士に相談します」など法的措置をほのめかすのはNGです。確かに理不尽な持ち込み禁止契約なのかもしれませんが、基本的に結婚式は民事上の契約であり、違法を主張できるケースは限られるはずです。

規定の(持ち込まない場合の)費用が法外に高い、結婚式場側が「持ち込むなら法的措置を取る」など明らかに問題があるケース以外は、基本的に結婚式場の方針が優先します。

「嫌なら他の会場で」ということになります。結婚式場はたくさんあり、「ここでなければならない」ということは少ないはずです。

今度、何度も使うことはないのですから、決定的な対立や法的な争いをしてまで交渉しなくても良いはずです。弁護士が入って交渉しても、お互いに嫌な気持ちが残るはずです。

決定的な対立を避けるため、結婚式場とコネクションがありノウハウを持つ結婚式場撮影業者などに依頼するのも1つの手です。カメラマンだけではなく、引き出物の持ち込むも手慣れた交渉でOKになるかもしれません。

持ち込みを行った筆者の結婚式の事例を紹介

ここで筆者の結婚式のケースを紹介します。

筆者は2017年に結婚式を挙げました。場所は霞が関の「法曹会館」です。法務省の隣にあり、結婚式もできる法曹関係のイベント会場です。会館側も結婚式で食べているわけではなく、絶対に結婚式場が用意したものを使わなければならないというわけではありませんでした。

当然全部お任せのプランもありましたが、せっかくなので新郎新婦のコネクションも使い、可能なものは持ち込みにしました。交渉が難航することもなく、持ち込み料の支払いで問題なく許可されました。

結婚式で持ち込みしたものは以下になります。

  • 司会者(筆者の趣味の演劇の友人の友人)
  • パフォーマー(筆者の配偶者の姉の友人)
  • 引き出物(筆者の仕事のコネクションを生かして江戸切子職人が制作)
  • 引き菓子(新郎新婦の故郷の銘菓)
  • 新婦の振袖(新婦の家の振袖、お色直し後)

新郎の服(和装)、新婦のお色直し前の服(文欽高島田)については提携の衣装店提供、カメラマンは法曹会館で手配した方、料理も会場提供、プチギフトも会場用意のものにしました。

請求書が以下になります。司会者、パフォーマーの持ち込み料は請求されませんでした。引き出物と引菓子、振袖持ち込み料だけで済みました。

このように会場によっては、持ち込み料なしで持ち込めるものもあり、結婚式場専業ではない会場だと、こうした傾向があります。あとはみなさんの交渉次第というところもあるので、ぜひ参考になさってください。

一生に一度の結婚式の持ち込み交渉は慣れている業者にお願いするのもあり

持ち込み料がかかる、持ち込み自体不可という結婚式場もあります。しかし、結婚式とコネクションのある専門業者が交渉すれば、より有利な条件、安い持ち込み料で持ち込める可能性があります。

また持ち込み不可の結婚式場も一部持ち込み可能になるかもしれません。

「わたしたちの結婚式」は結婚式の写真やフォトムービーを撮影する会社です。優秀なカメラマンを持ち込みできます。

持ち込みできない結婚式場も、専門業者なら交渉の余地があるかもしれません。「この人にお願いしたい!」というものがなくても、よりクオリティが高い専門家に依頼するため、持ち込みしたい場合は、ぜひ実績とノウハウがある会社に依頼してください。

人生において重要なイベントの結婚式です。ぜひ、持ち込み含めて検討し、素晴らしいものにしてください!