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プロフィールムービーの写真の選び方を解説!記憶に残る写真をプロフィールムービーに!

プロフィールムービーにみなさんが撮影した写真を載せることになります。一生の思い出になるプロフィールムービーに写真の選び方はとても重要です。

どの写真をどのくらい載せるのか、多くても少なくてもプロフィールムービーがきれいに仕上がりません

今回はプロフィールムービーを作成する際の写真の選び方について解説します。ぜひ素晴らしいものを作っていただき、一生の思い出、記念になるものにしてください。

プロフィールムービーに載せる写真の枚数は?

まず、どのくらい写真を載せればよいのか、考えます。

別記事(プロフィールムービ 時間の記事リンク)で書いたように、プロフィールムービーは長くて10分です。10分で紹介可能な写真の枚数にしなければいけません。多すぎると参列者が写真について印象に残る前に次の写真になってしまいます。

一方少なすぎても間延びしてしまいます。プロフィールムービーなのに、ムービーではなく写真の紹介になってしまいます。

一般的にプロフィールムービーに載せる写真の枚数や選び方は以下のようなくらいが望ましいと言われています。

写真の選び方を決定づけるプロフィールムービーの構成

どの写真を何枚選べばよいのか、写真の選び方について重要となるのがプロフィールムービーの構成です。

プロフィールムービーの構成はおおよそ以下の流れになります。

  1. オープニング
  2. 新郎、新婦の生い立ち(出生、幼少期、小中高校、大学、社会人)
  3. ふたりの出会ってからのストーリー
  4. エンディング

大きく分けて4つのパートで構成されます。2人が出会うまでのそれぞれの歩みと2人が出会ってからのデート写真などが中心になります。

それぞれの写真の枚数は以下になり、選び方としてばらけるようにお願いいたします。

  • 乳児期(1歳未満):1枚
  • 幼少期(小学校入学まで):1〜2枚
  • 小学生:1〜2枚
  • 中学生:1〜2枚
  • 高校生:1〜2枚
  • 大学生(専門学生):0〜2枚
  • 社会人:1〜2枚

高校卒業後、すぐに就職した方は、大学生、専門学校生時の写真がないので、無理に選ばなくて大丈夫です。成人してからは今とあまり外見が変わらないはずなので、成人前の写真の数を厚くしてください。

プロフィールムービーを自作する場合の写真枚数

プロフィールムービーを自作する場合は、やや写真を少なめにします。凝った装飾やコメント作成などが難しいため。飽きられやすいということもあり、写真を少なめにして、写真の内容で参列者に訴えるようにしてください。

  • オープニング:1枚
  • 新郎生い立ち:12枚
  • 新婦生い立ち:12枚
  • ふたりの出会ってからのストーリー:9枚
  • エンディング:1枚

プロフィールムービー作成を専門業者に依頼する場合の写真枚数

プロフィールムービー作成を専門業者に依頼する場合には、掲載できる写真の数が増えます。これは、専門業者のスキルによって、写真のつなぎがスムーズになるからです。なるべく多くの写真をプロフィールムービーで披露したい場合、専門業者の利用をご検討ください。

専門業者に依頼した場合の写真掲載数は以下になります。

  • オープニング:4枚
  • 新郎生い立ち:15枚
  • 新婦生い立ち:15枚
  • ふたりの出会ってからのストーリー:10枚
  • エンディング:1枚

プロフィールムービーの写真の選び方の注意

プロフィールムービーに載せる写真の選び方として、避けた方が良いものを知っておきましょう。逆に考えると、それ以外であれば使っていただいて構いません。

コラージュ写真は避ける

コラージュというと、なんだか指名手配犯の写真のようにも思えますが、要はアプリで加工したような写真です。

昔ならせいぜいプリクラの写真くらいでしたが、今ならばスマホアプリでいくらでも加工できるようになりました。

あくまで、新郎新婦の「ありのまま」を紹介するのがプロフィールムービーなので、誰が誰だかわからないようなコラージュ、加工した写真について載せるのは、選び方としては疑問を持たざるを得ません。

画像が粗いものはできるだけ避ける

プロフィールムービーの写真はなるべく鮮明でサイズが大きいものを選んでください。

低解像度の写真を選ぶと、表示がぼやけてしまい、顔がよく見えなかったり、何をしているのかがわからなくなったりする可能性があります。

プロフィールムービーでは映像についてフルHD(1920×1080ピクセル)で作成されるため、望ましい画質で表示するには少なくともこの解像度を上回る写真を選びましょう。最低でも1300×750ピクセル以上の写真であれば、問題なくきれいなムービー画像になります。

具体的な例として、2007年発売の初代iPhoneでも1600×1200ピクセル、2010年発売のiPhone4では2048×1536ピクセルの解像度がありました。

ピクセル数の話がわかりにくい場合は、ガラケーで撮った写真は使わない、スマホで撮った写真は使えると覚えておくと簡単です。

スマホで撮った写真なら、問題なくプロフィールムービーに使えるが、ガラケー時代のものは注意が必要ということになります。

写真は縦長ではなく横長が良い

プロフィールムービーの画面は横長(16:9)の比率が基本になります。YouTubeの動画を見ていただいてもわかりますが、基本的に横長の写真の方が大きく表示できます。

縦長の場合、画面の左右に余白ができ、全画面表示ができません。

プロフィールムービーを専門業者に依頼する場合、写真の選び方についても具体的な指示があるはずで、それに従ってください。

プロフィールムービーを自作する場合も、写真を横長にした方が画面は見やすくなり、コメントを入れるスペースもできやすくなります。

プロフィールムービーのクオリティを上げるためにも、縦長か横長か写真の選び方は重要で、ぜひ横長写真をそろえてください。

異性の友人と2人で写っているものは避ける

まさか、元カレ、元カノとの写真をプロフィールムービーに入れる人はいないと思われますが、そうでなくても新郎新婦以外の異性の友人とのツーショットは避けてください。

「新郎(新婦)と2人で写っている人は誰なんだ?」といらぬ誤解を生んでしまいます。友人複数名と写っていて、その中に異性がいるのは問題ありません。

もちろん新郎新婦が了解していれば笑って済ませられることかもしれませんが、避けた方がいろいろな誤解を生むことを避けられます。

どうしてもツーショットの写真しかないという場合はベルですが、異性とツーショットで写れるコミュニケーション能力がある人なら、友人多数と写っている写真も持っているでしょう。

写真のデータ化手法を考える

上述のようにスマホで撮影した写真ならば問題なくプロフィールムービーに使えます。データを抜き出して、それを加工(貼り付け)すれば問題ありません。

子どものときの写真などデータではなくプリントされた写真しかない場合、それをデータ化する必要があります。データ化の手法として、写真そのものをスマホでうまく撮影するというやり方があります。しかし、余計な光が入ってしまうなど結構難しいです。手振れの問題もあります。

おすすめはスキャナーでスキャンして画像ファイル(jpgなど)化する方法です。スキャナーを買う必要はなく、コンビニの複合機でスキャンできます。

一般的なL判(127mm×89mm)の写真を600dpiでスキャンすると、おおよそ3000×2100ピクセルの解像度になります。近年のスキャナーはこれ以上の解像度設定も可能ですが、プロフィールムービーの制作にはフルHD(1920×1080ピクセル)で十分です。

あまり解像度を上げ過ぎると、データのサイズが大きくなりすぎて、スマホやパソコンでの取り扱いに支障をきたす恐れがあるので気をつけましょう。プロフィールムービーを自作する場合、画像データが大きすぎると編集が大変になり、却って動画が遅くなる可能性もあります。

問題は、昔のデジカメやガラケーで撮って、データだけある場合です。

これは筆者が2006年(ガラケー)と2024年(スマホ)で撮影したアンコウ鍋の名店の写真です。もう全然違います。

<スマホ(2024)>

<ガラケー(2006)>

061202_1737~001

ガラケーの写真を2024年サイズにするのかかなり難しそうです、

この場合、自分で拡大しようとしてもかなり難しく、画像が極めて粗くなってしまいます。

しかし、選び方はガラケーや昔のデジカメデータを後回しにすべきですが、それも難しい場合は、専門業者に依頼しましょう。

専門業者ならば専門ソフトやAIなどを活用してデータが小さいものを違和感なくプロフィールムービーに載せられるように拡大してくれるはずです。

パート別好ましい写真の選び方を紹介

プロフィールムービーの各パートでの写真の選び方を具体的に紹介します。選び方次第で、作成するプロフィールムービの印象が大きく変わります。

オープニング写真の選び方

新郎の赤ちゃん写真からいきなりスタートすると、ストーリーが感じられません。まずは、新郎新婦のツーショット写真とともに「◯◯ & ◯◯」とテロップを入れて、この後のプロフィールムービーの導入部分を明確に示しましょう。

幼少期の写真の選び方

幼少期の写真は、今の新郎新婦の今の様子からは想像がつかないものを選ぶと大いに盛り上がります。

すごくワイルドな新郎の幼少期が、かわいい女の子みたい、あるいはその儀逆でおとなしい新婦の幼少期がガキ大将みたいなど、成長によって大きくわかってきていることを示せれば、プロフィールムービにした甲斐があるというものです。

小学生~高校生の写真の選び方

小学校から高校にかけての写真は、入学式や卒業式など、節目のイベントでの写真を入れましょう。全体写真やクラス写真が多数あるため、写真をそろえることはそれほど難しくないはずです。

部活の写真や修学旅行などの写真を選んでも良いでしょう。

あとは家族で撮影した写真があればそれを選ぶのも良いです。新郎新婦だけではなく家族の若いころの姿も見られ、会場は盛り上がるはずです。

大学生~社会人の写真の選び方

大学生から社会人にかけては、サークル活動の様子や、友人との旅行などの写真を使うことが多いようです。あとはアルバイトの写真があればそれでも良いです。大学だとゼミや研究室の写真を入れてもいいですね。

ただし、大学生や社会人の場合、結婚式と近い時期になりますので、参列者の多くは見慣れています。したがって、高校卒業以降の写真はあまりインパクトがなく、新郎新婦が成長してからの写真は少な目で良いでしょう。それよりも成人前の写真の割合を増やしてください。

ふたりの出会ってからの写真の選び方

ふたりの生い立ちから大人になるまでをプロフィールムービーで紹介したら、新郎新婦の出会い以降の写真も見てもらいます。

付き合ってすぐの初デートの写真や旅行などの写真があればぜひそちらを選んでください。まだぎこちない関係が新鮮に映ることでしょう。

お互いの家で過ごしているときや気取ったデート以外の、日常の写真を入れておくと自然な感じになります。選び方のポイントはどんどん仲良くなる新郎新婦の様子がわかる写真です。

2人で旅行に行った時の写真などたくさんあるはずですから、ぜひ素晴らしい写真を選んでください。

また、結婚式の前に「前撮り」として、式当日とは異なる衣裳で撮影した写真があれば、ぜひそうして写真も最後に入れてみてください。

エンディング写真の選び方

映像の締めとして、「これからもよろしくお願いします」や「まだまだ未熟ですが、温かく見守ってください」といったメッセージを追加して、動画の終わりを示すと、スライドショーが終わるタイミングがわかりやすくなります。

写真の選び方で悩みがある

写真の選び方で悩みがある場合、このように考えてください。

写真が少ない

特に男性(新郎)の写真が少ないことがあります。その場合、このようにしてください。

新郎5枚、新婦15枚など、極端に写真の枚数に差があると、バランスが悪くなります。新郎7枚、新婦12枚くらいであれば、かろうじて均等がとれるので、新郎側は趣味の写真を追加したり、卒業アルバムから選んだりして、新婦側とのバランスを調整すると良いでしょう。

高校や大学、社会人時代の写真がない

幼少時は親が折に触れて写真を撮ります。小学校や中学校も行事の写真がたくさんあります。しかし、高校、大学、社会人になるにつれて、写真撮影のおぜん立ての機会がなくなってしまいます。

大学時代、サークルに入らなかった人は友人との写真もほとんどありません。その場合、どうすればよいのでしょうか。

そんなときは、コメントで時間の経過を示すと効果的です。写真を1枚だけ使っても、コメントで「小学校から大学までバドミントンに熱中していた学生時代です」といった説明を加えることで、時の流れをうまく伝えることができます。

本人が写っていない写真でもなんとかなります。ともかく新郎新婦の写真について、選び方を間違えなければ多少の差があっても問題ありません。

プロフィールムービーの作成は写真の選び方にも精通した専門業者がおすすめ

プロフィールムービーの写真の選び方はこのようになります。写真の大きさ、鮮明さ、さらにどの写真にすればよいか選び方は、プロフィールムービーの成否を決める重要な要素になります。

新郎新婦が自分たちで選び、プロフィールムービーを作り上げていくのも思い出になりますが、データが古く小さい、あるいは写真が剥げているなど問題がある場合、専門業者に依頼して修復もかねて、素晴らしい仕上がりにしてもらうのも1つの選択肢になります。

本稿で紹介した選び方を参考に、これまでの人生の各ステージからとっておきの写真をピックアップしてください。

素晴らしいプロフィールムービーには写真の選び方もとても重要なポイントになります。漫然と選ばずぜひ熟慮をお願いいたします。