結婚式は、新郎新婦さまにとって、一生に一度の大イベントです。
とくに新婦さまは、プロポーズをされるとこれまでに感じたことのない幸せな気持ちになり、結婚式に対しても夢が膨らむことでしょう。
しかし、いざ結婚式の準備となると、「何からしたらよいのかわからない」「すごく大変ってよく聞く・・・」と、不安もいっぱいですよね。
そこで、今回は「結婚式準備リスト徹底解説!最新版のスケジュール」を大公開します。
結婚式は、おふたりだけのイベントではありません。
一番大切なのは、「列席してくれるゲストの皆さまに楽しんでもらうこと!」です。
筆者であるプロフィールムービー学園の元ウェディングプランナーが、徹底的に解説しますので、しっかりと☑チェックして、素敵な結婚式にしましょう!
「この記事を読んで、どんなことがわかる?」
・結婚式の準備は、いつ何をすれば良いのかのスケジュール
・結婚式場選びのポイントや何会場くらい見るのがよいのか
・結婚式準備をスムーズにするための時期ごとのポイント
結婚式の準備はいつから?スケジュール&リスト
結婚式準備は、「いつ」「どんなこと」をしたらよいのか、初めてなのでわからないですよね。
結婚式場に見学に行ったり、決定するのは、大半の新郎新婦さまは約1年前からになります。
まず、「いつ、何をするべきなのか」のスケジュール&リストをご紹介します。
1年前~半年前
1年前~半年前にするべきことは、以下です。
式場を決定すると、すぐに衣装スタッフから衣装説明があります。
式場提携のショップでレンタルをするか、外注するかを早めに決めましょう。
※衣装を外注したい方はこちらも☑参考にしてみてくださいね。
【プレ花嫁必見!】ウェディングドレスのおすすめレンタルショップ・ブランドを徹底解説!
また、オープニングムービーやプロフィールムービーで使用する幼少期の写真が実家にあるという方も多いでしょう。
ムービー制作は4カ月くらいからでも間に合いますが、とくに実家が遠方という方は、この時期に写真集めだけはしておくことをおすすめします。
※オープニングムービーとプロフィールムービーの違いを知りたい!方は以下を☑チェック!
結婚式「オープニングムービー」「プロフィールムービー」の違いを解説!
4カ月前
4カ月前になると、いよいよウェディングプランナーとの打ち合わせが始まります。
ウェディングプランナーとの打合せは、多くの式場で4~5回くらい実施しています。
打合せだけではなく、衣装試着やアイテムの購入などで、平日は仕事・週末は結婚式準備と慌ただしくなります。
演出ムービーは「①式場に依頼する②外部業者に依頼する③自作をする」かを決定し、自作する場合は制作に取り掛かりましょう。
3ヵ月前
結婚式の3ヵ月前には、2回目の打合せが始まります。ここでは、料理やドリンクなど、アイテムの紹介を受けますので、具体的に打合せが進んでいきます。
2次会は、披露宴のお開き時間にもよりますが、結婚式には招待できなかった友人たちを招いたり、同僚や友人たちを中心としたカジュアルな会を開きたいおふたりにおすすめです。
披露宴での緊張もほぐれて、ゆっくりゲストと会話をしながら楽しめるでしょう。
2次会を予約するときは、披露宴お開き時間の1,5時間後に受付時間を設定し、おふたりは2時間後に会場に到着するようスケジュールしておくことをおすすめします。
2,5カ月前
結婚式の2,5カ月前には、3回目の打合せが入ります。
フローリストとの装花相談は、一度で決まらないことも多々あります。
一回の打合せは2~3時間ですが、衣装が決まっていれば、ブーケ・ブートニア、また親御様への贈呈花束も一緒に決めます。
イメージがなかなかわかないという場合は、サンプルを作って持ってきてくれたりしますので、遠慮せずお願いしてみましょう。
※会場装花やテーブルコーディネートについて、もっと知りたい!という方はご覧ください!
結婚式おしゃれテーブルコーディネートのアイデアをWプランナーがご紹介!
2カ月前
結婚式の2か月前になると、4回目の打合せがあります。
ここで必ず決定しなければならないのは、引出物関連です!
自分たちの準備だけではなく、遠方から来てくれるゲストの方のさまざまな手配もしなければなりません。
とくに、親族は親御様のご意向もあるので、必ず親御様に確認をした上で手配するようにしましょう。
また、招待状の発送は必ず2か月前になりますので、忘れずに手配してくださいね。
3週間前
結婚式の3週間前までには、最終打合せがあります。
ここでは、結婚式に関するすべてのことを最終決定しなければなりません。
数量の変更は、7日前まで出来る式場もありますので、成約時の規約を確認していつまで数量変更ができるの把握しておきましょう。
受付周りの飾るアイテムが、なかなか思いつかない!という方も多くいます。そんなおふたりは、ぜひ以下も参考までにご覧くださいね。
結婚式のオシャレなウェルカムスペースアイデア集【実例まとめ2022最新】
10日前~前日
結婚式の10日前になると、いよいよゴールが見えてきます。
この時期は、体調管理も大切になります。
準備が終わっていないからといって、徹夜をしたり無理をすると、とくに新婦さまは肌が荒れてしまったりするので注意しましょう。
※謝辞や花嫁の手紙って、どんなことを言えばよいのか分からない!という方は、是非ご覧ください!
【両親への感謝を伝えたい!】結婚式花嫁の手紙を書くコツ・構成や文例をご紹介!
結婚式の挨拶&スピーチ文例集をご紹介!【ウェルカムスピーチ・主賓・乾杯・余興・謝辞】
結婚式場はいつ決める?
そもそも、結婚式場はいつごろから見学に行って、いつ決めたらよいのでしょうか。
早すぎても現実味が沸かないですし、遅いと好みの会場や挙式形態が予約で埋まってしまっているなんてこともあります。
について、詳しくご紹介します!
1年前~半年前がベスト
リクルート調べによると、以下のアンケート結果表を見るとわかるように、結婚式場を検討する時期は平均して12,2カ月前(約1年前)で、決定時期の平均は、10,2カ月前です。
1年前~遅くとも半年前くらいまでに、式場を決めるのがおすすめです。
参考文献:ゼクシィトレンド調査2022
結婚式場の中でも、窓のある会場やオシャレな会場など、人気の会場があります。
また、別館で貸し切り感のある会場は1年以上前から予約が入っていることも多いです。
招待するゲストの人数によって、予約できる会場は変わりますので、見学に行く際には大まかでよいので、招待人数をある程度計算してから行くようにしましょう。
結婚式場の見学は何会場行く?
結婚式場の見学件数は、2~3件くらいがおすすめです。
もちろん、1会場だけみてネックが何もなく、気に入れば即決する新郎新婦さまもいます。
しかし、成約するとキャンセル料も掛かるので、後になって「もう少し他も見ておけばよかった」とならないように、以下のようなさまざまなタイプの式場を見ておくとよいでしょう。
どのタイプがしっくりくるか、またゲストが列席しやすいかなども含め、色々なタイプの式場をみることで、自分たちにぴったりの会場を見つけることができるでしょう。
結婚式場のチェックポイント
結婚式場の見学をする上で、見ておくべき大切な☑チェックポイントを3つご紹介します。
①玄関ドアマン・コンシェルジュデスクの対応
会場の顔ともいえるのが、玄関ドアマンやコンシェルジュデスクのスタッフです。
自分たちから何も言わなくても声を掛けてくれるか。また、場所がわからず聞いた際に、言葉だけで説明するのではなく、その場所まで案内してくれるか☑チェックしましょう。
おふたりの大切なゲストが、結婚式当日迷ってしまったときに、どのような対応をしてくれるのか見極める必要があります。
入ってきたときに対応が丁寧だと、ゲストの皆さまも気持ちよくお過ごしいただけます。
②設備の内容をチェックする
化粧室や授乳室、控室も必ずチェックしましょう。
お子様連れの方や、親御様や親族様が過ごす控室はとても大切な空間です。
控室がうす暗かったり、授乳室にミルクを作るウォーターサーバーがあるかどうか、汚れたオムツは捨てられるか、化粧室はアメニティが置いてあったり匂いが良いかなど、ゲストの皆さまが当日使用する場所は、細かなところまでチェックしてください。
③スタッフの対応
見学時の担当スタッフだけではなく、すれ違うスタッフが挨拶をしてくれるか、周りのスタッフは無駄な私語をしていたり笑顔がないなど対応が悪くないかを必ずチェックしましょう。
見学時のスタッフは、こちらが質問しなくても丁寧に教えてくれることが第一条件です。
質問しないと説明してくれないスタッフの場合、打合せをしても同じような対応なので、不安やフラストレーションが溜まってしまいます。
スタッフの対応が悪く、結婚式で嫌な思いをしたりクレームを出すことが多々あります。
後々トラブルにならないよう、スタッフの対応はしっかりと見ておくことをおすすめします。
結婚式1年前~半年前に準備することは?
結婚式場が決まり、ホッとしたのも束の間・・・衣装試着は約半年前から、ウェディングプランナーとの打ち合わせは約4カ月前頃から始まります。
それまでの間、一体何をすれば良いのか心配な新郎新婦さまも多いでしょう。
そこで、打合せが始まるまでにできることや、しておくと打合せが始まってからスムーズに進められることをご紹介します!
打合せが始まると、あっという間に式当日なんてこともありますので、必ずチェックしてできることから進めておきましょう。
ゲストのリストアップ/ゲストへの連絡
まず、招待するゲストのリストアップをしておきましょう。
最終的に、席次表を作るので、スムーズに配席できるよう、リストアップの段階から以下のようなグループごとにしておくことをおすすめします。
新郎側・新婦側でそれぞれリストアップしましょう。
また、人数に偏りがあると、とくに親御様が気にされますので、だいたい同じくらいの割合で招待するようにするのが一般的です。
親族でどこまで招待するかは、おふたりで判断はできませんので、必ず親御様に確認をすることが大切です。
リストアップをしたら、直接連絡をして、結婚式がいつ・どこであるのか・列席して欲しい旨を伝えましょう。
同時に、「祝辞・乾杯・余興」を誰にお願いするか決めて、お伺いを立てるとき一緒に依頼するようにしましょう。
友人など近い関係の場合はメールや電話などでも構いませんが、会社の上司や先輩など目上の方へは失礼のないよう直接対面にてお伺いを立てましょう。
衣装試着の予約/試着
結婚式場での成約時に、多くの式場では衣装スタッフからの衣装説明があります。
その際に、試着の予約をするのが一般的です。
衣装試着は、提携ショップにもよりますが、半年くらい前から試着が始まります。
予約の空き状況を考えると、早めに予約をしておくことをおすすめします。
式場によっては、ドレスを事前に画像で数着選ばなければならないところもあります。
ドレスには、Aライン・エンパイア・マーメイドなど、さまざまな形がありますので、まずはどのタイプが好みか、また自分に似合いそうかで選んでみるとよいでしょう。
※ドレスの選び方がわからない・・・という新婦様は、ぜひ☑チェックしてください!
【プレ花嫁必見!】ウェディングドレスのおすすめレンタルショップ・ブランドを徹底解説!
また、衣装をお気に入りのドレスショップなどで外注したい新婦さまは、見学時にその旨をプランナーに伝え、持込料や持込方法などを必ず確認しましょう。
前撮りを検討
前撮りをしたいおふたりは、この時期にいつ頃前撮りをするか決めましょう。
どの季節で写真を残したいかにもよるので、1年以上前に決めることも多いです。
「結婚式当日は2着しか着ないから、他の衣装でも写真を撮りたい」
「結婚式とは別の季節で写真を残したい」
こんな理由で前撮りをする新郎新婦さまが増えています。
式場での前撮りだけではなく、東京や京都など、各地の観光名所での前撮りも人気です。
※前撮りについてもっと知りたい!という方は、こちらを☑チェックしてみてください!
【前撮り】フォトウェディングの費用相場は?プロが徹底解説!
ブライダルエステの予約
ブライダルエステは、どの新婦さまもやってみたい!と思うのではないでしょうか。
中には3ヵ月くらい前から通う方もいますが、結婚式の半年くらい前からじっくり通うのが一般的ですので、この時期に予約を確保しておきましょう。
【結婚式】初回の打合せ(4カ月前)
結婚式の打合せが、いよいよ4カ月前から始まります。
初回の打ち合わせは、何をするのか、何を持っていけばよいのか不安ですよね。
持ち物は、式場によって変わりますが、基本的には筆記用具とメモ帳、予定のわかる手帳があれば問題ないです。
一般的に、初回の打ち合わせでどのような打合せをするのか、詳しくご紹介します。
打合せのスケジュール決定
まず、初回打合せでは、今後のウェディングプランナーとの打ち合わせスケジュールを決定します。
多くの式場では、打合せは4~5回くらいです。
月に1度くらいのペースで、1回の打合せは約3時間行ないますので、おふたりの予定をすり合わせつつ、早めに予約を取るようにしましょう。
週末の打合せは、とても混雑していますし、予約も取りにくいので、1回くらいは有休を取り平日にゆっくりと打合せするのもおすすめです。
披露宴の進行・演出を検討
披露宴の進行やどのような演出があるのかをプランナーが教えてくれます。
進行では、祝辞・乾杯・余興・謝辞などを早めに決めるようアドバイスがありますが、1年前~半年前のところで、しっかりと準備しお願いしていればスムーズですね。
この段階で決めなくても大丈夫ですので、どのような演出があるのか知ることが大切です。
また、「結婚式のテーマ」を決めることで、アイテムを選びやすくなります。おふたりが結婚式でゲストの皆さまに何を伝えたいのかを明確にしましょう。
司会者の選定
司会者は式場によっては、既に披露宴会場ごとに決められていることもあります。
司会者を選べる場合は、初回の打ち合わせにて決定します。
司会者が自己紹介をしているムービーを観たり、プロフィールを確認して選ぶところが多いです。
外注する新郎新婦さまも増えてきていますが、外部の司会者は式場の勝手がわからない場合が多く注意が必要です。
披露宴当日は、式場提携のフォトグラファーやBGM担当、ムービー担当、会場キャプテンとの連携が大切になります。
外注する場合は、式を挙げる会場での経験なども含めしっかりと事前調査することをおすすめします。
引出物・引菓子・プチギフトの検討
引出物・引菓子・プチギフトの選び方いつまでに決めなければならないのか等の案内があります。
基本的に、発注が1ヵ月前のところが多く、数量変更は物にもよりますが7日前までできます。
サイト上で商品が見れますので、気になった商品はお気に入りに入れておくことをおすすめします。
また、引出物は地域によって品数が変わります。とくに親族に渡す引出物については、親御様のご意向がありますので、必ず両家それぞれに確認しましょう。
演出ムービー制作
オープニングムービー・プロフィールムービー・エンドロールムービーなどの演出ムービーを上映するかどうか決めましょう。
とくに、プロフィールムービーはおふたりが中座中に上映する演出なので、披露宴には欠かせない演出の1つでもあります。
制作方法は、①式場に依頼する②外注する③自作するという3つの方法があります。
自作する場合は、この時期から制作しておくと余裕を持って仕上げることができるでしょう。
また、エンドロールは当日の撮って出しを入れる場合は、式場に撮影を注文しなければならないので、どのようなプランがあるのか初回打合せでしっかりと確認しておきましょう。
【結婚式】2回目の打合せ(3カ月前)
2回目の打合せでは、招待状や2次会の有無、料理やドリンクなど、いよいよ具体的な打合せが始まります。
それぞれのポイントを詳しくご紹介します。
2次会の有無を決定
2次会をするかしないか、する場合は場所や時間、幹事を誰にお願いするかなど、この時期までには決めておきましょう。
新郎新婦さまは、結婚式の打合せだけでとても大変です。2次会まで準備をするのは相当大変ですので、気の置ける友人たちにお願いするようにしましょう。
2次会会場を決めたら、両家の幹事の方々と顔合わせをし、大まかな予算やプログラムなどの大枠を決めたら、あとは出来る限り幹事の方々にお任せすることをおすすめします。
料理・ドリンク・ウェディングケーキの検討
料理・ドリンク・ウェディングケーキなど、ゲストをおもてなしする上で一番大切な部分の打合せに入ります。
料理は、基本的なプランが価格ごとにありますが、一部分をオリジナルに変えられる式場が多いです。
たとえば、「おふたりの思い出の料理、ドイツ料理に因んで、生ハムとバジルの野菜包み」など、思い出やゆかりの地に因んだ、おふたりならではの料理でおもてなしをするとゲストの皆さまにもより印象深い料理になるでしょう。
お酒を飲むゲストが多い場合は、お酒のランクアップすることをおすすめします。
乾杯酒は一般的にはスパークリングワインですが、シャンパンにするだけでも、ゲストの皆さまはテンションが上がります。
また、ウェディングケーキも最近はオリジナルにする新郎新婦さまが増えています。
写真映えするケーキや、野球好きの場合、新郎新婦さまのマスコットにチームユニフォーム風のアレンジをしたりと個性豊かでユニークなケーキが多くあります。
オリジナルにする場合は、シェフと直接打合せをするので、貴重な経験にもなりますし、とても楽しい打合せ時間になるのでおすすめです。
招待状・席次表・席札のデザイン選定
招待状は2か月前の大安・友引に提出するのが一般的です。
招待状発注の手配がありますので、2回目の打合せでは、デザインを必ず選定しましょう。
席次表や席札などペーパーアイテム類は、すべて同じ種類にすることで、披露宴の統一感が出ます。
招待状を自作したり外注する場合も同様に、この時期にはデザインを決めておくことをおすすめします。
また、外注・自作の場合、式場の地図は別売りで販売していますので、必ず事前に購入しておきましょう。
招待状リスト提出
招待状リストの提出も大切な作業の1つです。
名前・住所を間違えのないようにリスト化する必要があります。
また、夫婦や家族連名で出す場合も多いので、名前での連名にするか、家族が多い場合は「ご家族様」にするか等、親御様にも確認をしておきましょう。
このリストは、ゆくゆくは席次表でも使用しておくので、それぞれの肩書もリストに入れておくことでスムーズになります。
衣装決定
半年前くらいから衣装の試着をしていくと、3ヵ月前頃にはすべての衣装が決まります。
悩みに悩んでなかなか決まらない・・・となると、そのあとの小物合わせや美容相談に響くので、3ヵ月前には決めておきましょう。
衣装が決まったら、小物合わせと美容相談の予約を必ずしましょう。
同日でできるところが多いので、1度でできるように予約をとるとよいですね。
また、ヘアメイクリハーサルが別途有料でできるところもありますので、衣装が決まり美容相談日が決まったら、その後の日程で予約を取りましょう。
【結婚式】3回目の打合せ(2.5カ月前)
3回目の打合せでは、会場装花の打合せがメインになります。
結婚式のテーマや、テーマカラーが決まっていると、決めやすくなります。
その他、招待状の発送準備やアルバム選定・指輪を購入したりと少しずつ忙しくなりますので、ポイントをご紹介します。
装花の決定
装花は、フローリストと打合せをします。
また、会場装花だけではなく、以下のような装花も一緒に相談しましょう。
成約時の見積書を見ると、メインテーブルとゲストテーブルはプラン内で入っています。
しかし、プラン内の装花では少し物足りなさを感じてしまうことが多いです。
実際に、プラン内装花がどのような装花なのかを確認し、会場の大きさに合わせて追加することをおすすめします。
装花の種類がわからない・・・という場合は、季節のお花を取り入れるとよいですよ。
招待状の封詰め/発送準備
招待状は、結婚式2か月前の「大安・友引」で郵便局に直接持って行き発送します。
そのため、この頃には招待状が一式出来上がり、宛名に間違えがないか確認したり、1通1通封詰めをします。
封筒に入れる順番もありますので、ご紹介します。
封をして、シールを貼って投函します。
地図を一番上に入れることで、返信ハガキが汚れることを防ぎます。
返信ハガキと本状に切手を貼るのを忘れないようにしましょう。
ムービー決定・アルバム選定/打合せ
その他のアイテムとして、ムービー撮影をするかどうか決めましょう。
友人や家族がムービーを撮ってくれたりもしますが、ゲスト目線での撮影とプロが撮影してくれるムービーはクオリティが変わります。
また、エンドロールムービーでは当日の撮って出しを入れ込むのが定番でもあります。その場合、ムービー撮影を申し込んでないとできませんので注意しましょう。
フォトアルバムも同じく決める時期になります。データだけのプランを申し込んで、自分たちでアルバムを作るということもできますが、結婚式の写真は800枚~1,000枚くらいあります。
そこから、写真を選んだりレイアウトを決めていくのは、プロでも相当な時間が掛かります。
結婚式後にそのような時間を作るのは難しく、後回しになってしまう新郎新婦さまも多いので、プロに頼んでおくのが無難です。
自分たちの思い通りにアルバムを作りたいという場合は、「校正」をオプションで申し込むとよいでしょう。一度プロが組んだレイアウトをデータで確認して、写真を入れ替えることができるのでおすすめです。
指輪購入/新婚旅行の予約
忘れてはいけないのは、「指輪購入」です。
指輪は、仕上がりまでに1ヵ月以上掛かることがあります。結婚式までに間に合わない・・・ということのないように、余裕を持って選びにいきましょう。
結婚式の打合せを午前中に入れて、そのまま指輪を見に行くという新郎新婦さまも多くいます。
※指輪の選び方がわからない・・・という方は、ぜひ以下を参考にしてみてください。
結婚指輪のブランドって?花嫁必見!「人気おすすめランキング」10選
また、結婚式後にあまり日にちを空けずに行きたい!という場合は、新婚旅行も申し込む時期になります。式場の中に、提携している旅行会社が常駐していることもありますので、早めに相談するとよいでしょう。
【結婚式】4回目の打合せ(1,5カ月前)
4回目の打合せでは、招待状の発送が完了したのも束の間、引出物・引菓子・プチギフトを決定しなければなりません。
また、ゲストの席の配席も決める時期ですので、とても忙しくなり、やるべきことは何なのか優先順位を決めて取り組むとよいでしょう。
4回目打合せの時期にやるべきことをポイントでご紹介します。
引出物・引菓子・プチギフトの決定
引出物・引菓子は、式場で発注するか、持ち込むかどちらかになります。しかし、持ち込む場合は、持込料が1個につき500円程掛かる場合もありますので、事前に必ず確認しましょう。
また、引出物を選ぶときは、必ず両家の親御様に相談することが大切です。
勝手に決めてしまって、親御様と喧嘩勃発してしまったという新郎新婦さまもいましたので、注意しましょう。
引出物と引菓子は、自由に選ぶことはできますが、人によってプレゼントのように変えてしまうと、式場側が間違えてしまう可能性もあり、平等性もなくなってしまうので、友人・上司・親族など3種類くらいにすることが一般的です。
プチギフトは、手作りクッキーにしようとする新郎新婦さまもいますが、衛生上の問題もありますので、持ち込み不可の式場も多いです。お菓子など食品にする場合は、必ず販売されている商品をお渡しするようにしましょう。
席次の決定
席の配置を決めるときは、招待状リストを用いてグループごとに配置するとスムーズです。
配席と肩書のコツを以下にまとめます。
上記は、よく迷う肩書です。また、新郎大学友人など、いつの友人かまで肩書記載をする方もいます。いつの友人か親御様や周りのゲストにわかりやすくしたいという場合は、詳細を入れても間違えではないですが、一般的にはすべて「新郎友人」の方がシンプルで見やすいです。
また、上司や先輩の肩書は、間違えのないようダブルチェックするようにしましょう。
披露宴BGM打合せ
披露宴のBGMは、演出のクオリティを上げるのに大切です。
BGM次第で、披露宴の盛り上がりや感動が変わると言っても過言ではありません。
打合せでは、音楽スタッフと曲を聴きながら決めていきますが、その場で1から決めるとかなりの時間を要するので、事前に気になる曲があった場合は、その都度メモしておくことをおすすめします。
※演出BGMなども含めて、BGM選びに悩んでいる方はぜひ以下も☑チェックしてみてください!
プロが厳選!プロフィールムービーおすすめ曲35選【2022最新】
美容相談/ヘアメイクリハの実施
衣装や小物が決まると、美容相談をします。
実際にヘアを作ったり、メイクをしてイメージを決めていきます。自分がどのようなヘアメイクが似合うのか分からないという新婦さまは、ヘアメイクアーティストが提案してくれるので安心してくださいね。
心配な場合は、新郎さまではなく、親御様や同性の姉妹など一緒に付き添ってもらうと安心です。
一人で行って、自宅に帰って新郎さまに写真を見せたら「あまりに合わないかも」と言われてしまい、落ち込んでしまう新婦さまもいます。
「こだわりのヘアメイクが特にない!」という新婦さまは、とくに一人では決めず、第三者に見てもらうことをおすすめします。
心配な方は、有料でヘアメイクリハをすると良いでしょう。
受付周りの飾り決定・準備
そろそろ、受付周りの飾りを決めて、必要なアイテムを購入しましょう。
受付け周りはシンプルに飾る方もいれば、特大パネルを置いたり、春には桜の木を入れたりと大掛かりな飾りをする方もいます。
挙式がおわり、披露宴が始まる前にゲストの皆さまが過ごすスペースなので、あまりガチャガチャしたものは置かず、シンプルかつオシャレに飾りたいですね。前撮りをした場合は、ウェルカムボードにすると素敵ですよ。
※ウェルカムスペースの飾り方を知りたい!という方はぜひ☑チェックしてください!
結婚式のオシャレなウェルカムスペースアイデア集【実例まとめ2022最新】
ゲストの宿泊・着付け・ヘアメイクの手配
忘れてはならないのが、ゲストの方の宿泊や着付け・ヘアメイクの手配です。
とくに、親族さまや遠方からくる友人などへは、こちらからお伺いを立てるようにしましょう。
また、親御様の留袖やモーニングは、早めにレンタル予約することをおすすめします。
試着も必要になりますので、ブライダルフェアや衣装打合せなど、親御さまが式場にいらっしゃるタイミングで予約を取るとスムーズです。
【結婚式】5回目(最終)の打合せ(3週間前)
いよいよ最終の打合せです。
最終打合せでは、すべてのことをクリアにしなければなりません。
1つずつポイントを絞ってご紹介します。
全てのアイテムを決定
初回打合せから料理やドリンク、写真、装花、席次など、さまざまなアイテムや内容を打合せしてきましたが、ここで全てのアイテムを決定します。
最終打合せは、どちらかというと決定した事項の最終確認の時間になります。
ここで迷っている時間はないので、保留事項は打合せまでにおふたりで結論を出しておくとスムーズです。
披露宴の進行決定/司会者との打ち合わせ
披露宴の進行も全て確定となります。
進行は悩んでしまって、保留事項が多くなってしまいがちです。
進行が決まらないと、司会者との打ち合わせもできませんので、必ず保留を解消しましょう。
また、司会者との打ち合わせは、進行を確認するだけではなく、「司会者からのプロフィール紹介」や、中座時に一緒に中座する兄妹や親御さまと歩くとき、どのようなコメントを入れるかなど、演出上でとても大切な打合せとなります。
おふたりに代わって、ゲストや家族に感謝を伝えられますので、どのようにコメントして欲しいか、事前に考えておくことをおすすめします。
進行上必要なプレゼントの準備
進行でプレゼント渡しがあったり、ゲームの景品がある場合は、プレゼントの準備が必要です。
間際になって焦って買うこともあるので、この時期にまとめて購入しておくとよいでしょう。
あまり大きなプレゼントだと持ち帰りが大変なので、コンパクトで且つ喜ぶプレゼントがおすすめです。
演出ムービーの試写
演出ムービーを自作する場合は、オープニング・プロフィールムービーの試写は必ず披露宴会場でしましょう。
「文字切れをしていないか」「ゲストの顔が途中できれていないか」「文字が見やすいか」などを確認して修正しましょう。
※演出ムービーについて知りたい!という方は、ぜひ☑チェックしてみてください!
【プロ監修】結婚式ムービー自作するときの注意点を大公開!
【プランナー監修】結婚式プロフィールムービーのコメント例文集!
式場に依頼した場合も試写は必ずしましょう。エンドロールは、名前間違えがないか、全員が入っているか、必ずチェックしてくださいね。
衣装サイズ確認
衣装試着は、結婚式から約半年前にしますので、とくにドレスはサイズが変わってしまうことがあるため、サイズ確認を行ないます。
新婦さまは結婚式に向けてダイエットをする方が大半です。あまり細くなり過ぎてしまうと、決めたドレスが似合わなくなってしまうこともあるので、過度なダイエットはおすすめしません。
適度な運動とエステで健康的に当日を迎えられるよう、体調管理にも気を付けましょう。
結婚式10日前~前日に準備することは?
最終打合せが終わり、いよいよ結婚式も間近となりました。
ここでは、結婚式10日前~前日に準備すべきことをご紹介します。
ここまでにやるべきことが終わっていても、10日前からやるべきことは多々あります。
前日の夜中までバタバタにならないように、計画的に準備を進めましょう。
ペーパーアイテムの校了
席次表・メニュー表などの校了は結婚式の1週間前~5日前を締め切りにしている式場が多いです。
最終の出席者や肩書などを再度確認し、急遽欠席する方がいる場合は、削除したり席配置を入れ替えたりするなど、間違えのないように修正しましょう。
校了したら印刷に入るので変更ができないため、注意してくださいね。
席札メッセージを記入
席札へのメッセージ記入は、思っているよりも時間がかかり、ぎりぎりまで追われている新郎新婦さまが多いです。
席札は、席次表よりは早めに校了をしますが、早くても結婚式の2週間前位に手元に届きます。
そこから記入をしていくので、そもそもあまり時間がありません。
1日何枚書くなど、計画的に進めることをおすすめします。
お車代・お心付けの準備
遠方から来るゲストや、祝辞・乾杯の発声・余興をしてくれる友人等へのお車代やお心付けの準備をします。
小さなポチ袋に用意し、相場は以下になります。
◎主賓・乾杯:1万円~3万円
◎受付・余興:3千円~5千円
◎お車代:交通費の半額~全額
お車代は、往復の交通費が2万円を超える場合はお渡しすることが多いです。
悩んだときは、気持ちとしてお渡しすることをおすすめします。
また、お渡しするのは親御様からになります。
披露宴開宴前か中座中に、席次表に予め記載したものを親御様にお渡し、親御様が分かりやすい方法にしましょう。
ブライダルネイル・シェービング
結婚式の1週間前にはシェービングをします。あまり間際にしてしまうと、肌が荒れてしまったときに赤くなってしまうので、実施する日はサロンのスタッフともよく相談しましょう。
ブライダルネイルは、逆に間際にする方が良いでしょう。
あまり早々にしてしまうと、爪を傷つけてしまったり、生活する上で邪魔になってしまう可能性もあるので、前日等に実施することをおすすめします。
謝辞・花嫁の手紙準備
謝辞や花嫁の手紙の下書き準備があります。
2,3日前に準備する新郎新婦さまが多く、とくに花嫁の手紙は親御様とのことを思い出しながら書くので、涙で目が腫れてしまうなんていうこともあります。
前日に書いてしまうと、結婚式当日に目が腫れてしまいますので、注意してくださいね。
謝辞や花嫁の手紙をどのように書いたらよいのか分からない!という方は、ぜひ以下を参考にしてみてください。
【両親への感謝を伝えたい!】結婚式花嫁の手紙を書くコツ・構成や文例をご紹介!
結婚式の挨拶&スピーチ文例集をご紹介!【ウェルカムスピーチ・主賓・乾杯・余興・謝辞】
まとめ
結婚式準備リストを徹底解説!最新版スケジュールも大公開しましたが、いかがでしたでしょうか。
約1年前に、結婚式場を決定してから当日まで、「意外にあっという間だった!」という新郎新婦さまは多いです。
とくに、仕事をしながらの結婚式準備はとても大変です。
また、結婚式はお二人だけではなく、両家での初めての共同作業でもあります。
親御様への確認事項も多いので、1つ1つ決定するのに時間が掛かります。
「結婚式の準備で喧嘩が勃発!」ということもありますが、計画的に、お互い協力し合い、歩み寄りながら進めていくことで、トラブルを回避して楽しみながら準備しましょう。
・何会場くらい見に行くのか
・結婚式場見学時のチェックポイント