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結婚式のアイメイク、“つけまつげ”?それとも“まつげエクステ”?

人生最大級の幸福を感じることのできる結婚式は、女性が思いっきり華やかなメイクを満喫できる場です。主役の花嫁のメイクは、誰よりも美しく、幸せそうに仕上げるようにメイク担当さんも心がけているもの。
そんな花嫁のブライダルメイクでは、目元を美しく華やかに仕上げるのがポイントのようです。絶対的に重視しているのが、まつげに対するこだわり。
“つけまつげ”を盛り盛りにする花嫁もいれば、式の前に“マツエク”を施す花嫁も少なくありません。でもやっぱり使い慣れた“マスカラ”という花嫁さんも多いのでは?

ブライダルメイクのまつげ事情を検証してみました。

 

 

◆ブライダルメイクに相応しいまつ毛アイテム3つ

ブライダルといえば、華やかなドレスに合わせた「おとぎ話の世界」を思わせるようなメイクではないでしょうか。いつもはナチュラルメイクを心がけている女性でも、この日だけは特別なメイクで幸せ感をアピールしたいものです。

そんな時、やっぱり重点を置きたいのが目元。これでもかと思わせるくらいのまつ毛カールでお人形さんのように仕上げたり、長さを強調して大人っぽく仕上げたり…。

そこで大活躍してくれるのが、“つけまつげ“や“マスカラ”、”まつげエクステ”の3大アイテムです。
結論から言ってしまえば、どれがベストかは好みによります。自分が式当日に使いやすいアイテムをセレクトすれば良いのです。

 

それでは、この3大アイテムは、それぞれどんな役割を担ってくれるのでしょうか。

 

 

◆つけまつげ・まつげエクステ・マスカラの活用方法や注意点

つけまつげ・マスカラ・まつげエクステは、それぞれにメリットとデメリット、良い点と注意点があります。

 

つけまつげ編

若い女性の間では、もはや常識化しつつある“つけまつげ”。まつげメイクには必須!という人もいるでしょう。定番アイテムだけあって、相場も100円ショップで購入できるものからハクオリティで数千円するものまでと幅広く揃っています。
さまざまな種類があるので、自分の目のフォルムに合わせた形状のつけまつげが見つかるのはもちろん、自由にカットしたりと微調整も可能で、自分のまつ毛のように馴染ませることもでき、オリジナリティをつけることができるのも魅力です。

簡単にボリュームを出せるので、結婚式のブライダルメイクの時だけ目力やアイメイクを強調したい花嫁にとっては一番オススメのまつ毛アイテムですよ。

ただし注意したい点は、つけまつ毛の“接着のり(グルー)”でしょうか。肌に合わなくてかぶれてしまったり、接着が甘くてダランと剥がれてきたり…というトラブルも起こりえます。
また、何度も使用したつけまつげには雑菌が付着している場合があるため、衛生面を考えて使い捨てタイプを使いたいですね。

 

マスカラ編

どの世代でも使用しやすいアイテムなら、やはり“マスカラ”でしょう。繊維のたくさん配合されたマスカラは、まつ毛のインパクトを素早くアップしてくれます。

普段からマスカラでメイクをしている女性なら、結婚式当日も違和感なくメイクできますね。最近は上まつ毛だけでなく、下まつげにもマスカラを使用して、目のインパクトをさらにアップさせる人も少なくありません。下まつげには、まつげエクステやつけまつげよりも、マスカラの方が断然使いやすいですね。

結婚式当日は涙のシーンが多くなりそうなので要注意です。黒い涙だけは避けたいもの。汗や水に強いタイプのウォータープルーフをセレクトしましょう。

 

 

まつげエクステ編

まつ毛エクステのメリットは、何と言ってもマスカラやつけまつげでは出せない自然体のボリュームや質感です。国家資格を持つ美容師が、“太さ”“長さ”“カール”などを総合的にカウンセリングして施術するので、いかにもバッチリメイクという仕上がりにはなりません。それでいて自然に目力をアップできるという、ありがたい最新技術なのです。

ただ気になる点は、やはりコスト面でしょう。数百円から購入できる“つけまつげ”や千円前後で購入できる“マスカラ”と比較しても“まつげエクステ”は割高になってしまいます。

例えば、某まつ毛エクステ専門店の価格帯は、

・50本3,500円
・90本5,000円
・制限なし:7,000円

という状況です。マスカラやつけまつげに比べると断然お高いイメージがありますね。

また、まつげエクステは1ヶ月ほどで半分の量のエクステが抜け落ちてしまうため、その度にリペアとして抜けた分のエクステを埋めていくことが理想です。キープするのも大変なのです。

普段からこのようなコストをかけられないという方は、結婚式のような特別なイベントにだけチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 



◆衣装が決まってからアイテムをセレクト!

結婚式をするにあたり、大切なスケジュールのひとつに“衣装合わせ”があります。純白のウエディングドレスを筆頭に、お色直しのカラードレスや着物など、花嫁を輝かせるための衣装を選びます。

この衣装合わせが終わった後は、いよいよメイク合わせがスタートします。
専属のメイクさんとの打ち合わせでは、ドレスに合わせたメイクスタイルがしっかりと提案されていくはず。その時、メイクさんに対してアイメイクのこだわりがあるのであれば、切り抜きやイラストなどヲ持参して、わかりやすく伝えましょう。

特に、

・目ヂカラを強調させたい

・目元の肌荒れが生じやすい

・目を擦るくせがある

・逆さまつげである(まつ毛のくせ)

・まつ毛が抜けやすい

・涙もろい

などの、まつげや目周りについての情報を伝えることが大切です。

 

メイクさんからは「このようなカラードレスにはカラーマスカラがいいですよ」「繊細な毛質が演出できるマツエクにチャレンジしましょうか」などと提案をしてもらえるでしょう。

マスカラやつけまつげは当日準備されていることがほとんどです。または、自分のお気に入りのものがあれば持参しても良いでしょう。

でも、まつげエクステにチャレンジする場合は、式から逆算して数週間前には施術を受けておく必要があります。
マツエクの扱いに慣れていないと、式当日にエクステがはがれ落ちるなどのトラブルが生じます。マツエクにするなら本番の結婚式に備えて念入りに前準備が必要となることを理解しておきましょう。

 

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◆カラーコンタクトレンズとの相性も考える!

最近は、アイメイクをさらにインパクトあるものにしようと、カラーコンタクトレンズを着用している女性も多いですよね。もし、結婚式もカラコンで臨む場合は、バランスを考えて目元を強調しすぎない方が良いかも。ボリュームよりも、カラコンに合わせたカラーのマスカラを使い分けるなどで目元の印象アップにつなげましょう。

こうした正装の場でカラコンを使うのは賛否両論あるかもしれませんが、最近のカラコンは肌馴染みが良く、違和感ない商品が多くあります。華やかに目元を演出したい時には絶好のアイテムです。

 

 

◆結婚式での涙に耐えられるメイクを

 

いくら強がっても、結婚式では感極まって泣いてしまうこともあります。
特に、“親への感謝の手紙”や“友人の挨拶”、“新郎新婦のメモリアル”などのシーンは涙を誘うものです。そんな感動の瞬間に、黒い涙がポロポロこぼれるなんてありえません。

涙もろい人はマスカラよりも、まつげエクステやつけまつげの方が安心かもしれませんね。でも、どうしても束感のあるマスカラ仕上げにこだわるなら、水に強いウォータープルーフ処方のマスカラをセレクトしてください。

 



◆二次会の席でも浮かないメイク

無事に結婚式が終了しても、ブライダルメイクはまだ落とせません。結婚式の参列者をお見送りして、すぐに二次会移動ということもザラです。

二次会では、結婚式のドレスは着用せず、少しカジュアルなドレスやワンピースなどに着替える花嫁もいますよね。その時に、ドレスを着用した時のバサバサまつ毛のままでは、カジュアルダウンしたファッションにはバランスが悪くチグハグになることも。
二次会は式のドレスメイクよりもナチュラルな目元にしたいもの。ブライダルメイクは二次会のことまでを考えて、施したいですね。そう考えると、ずっと自然体のまつ毛でいられる“まつげエクステ”がベストかもしれません。

 

 

◆アフターケアもしっかりと!

まつげは非常に繊細で、少し刺激を与えただけでも、抜け落ちてしまうほどです。結婚式当日も、帰宅後はしっかりアフターメンテナンスが必要です。

つけまつげは、剥がした後にしっかりとノリを取り除き、じゅうぶんに保湿をします。ノリが残ったままだとかぶれたり、雑菌が繁殖したりして、目の炎症につながることもあります。清潔を第一に考えましょう。

マスカラのアフターケアは、ポイントメイクリムーバーをしっかり使うことが大切です。落とし残しがないようにするためにポイントメイクリムーバーを使いますが、ゴシゴシと摩擦を与えるのはNG。優しく拭き取りましょう。洗顔後はもちろんしっかり保湿をしてくださいね。

まつげエクステならば、水溶性のローションタイプのクレンジングをコットンに含ませて上から下方向に優しく拭き取る作業が必要です。なるべくサロンで購入した専用のクレンジングを使用するとベストですね。

 

また、眠る前に「まつげ専用美容液」を使えば、地盤となる自分のまつ毛にハリやコシを与えてくれます。こうした「まつげ専用美容液」にはコラーゲンなどの保湿成分が含まれているため、まつ毛の内側からケアしてくれるのです。
普段からのケアで地盤がしっかりしているまつげは、つけまつげ・マスカラ・まつげエクステのいずれを使用しても美しく決まりますよ。

 

 

 

◆まとめ

結婚式のためのスペシャルなブライダルメイクには、つけまつげやマスカラ、まつげエクステなどのアイテムが目元を印象づけるために必須であるということがご理解いただけたと思います。

結婚式で自分がなりたいイメージが決定したなら、メイクさんと相談したり、評判の良い「まつげエクステ専門店」を探したりと、やることはたくさんあります。
また、結婚式が終わったからといってそのまま負担のかかったまつ毛を放置するのではなく、まつ毛のアフターメンテナンスをしっかりしてあげると、結婚式後のまつ毛メイクを引き続き楽しめるでしょう。