1. はじめに
結婚式準備も進んできた頃、多くの場合、式場から「結婚式のプランに含まれているフォトスナップ(写真)やビデオはこちらです」とカメラマン業者を紹介されます。その時、式場専属カメラマンによる写真やビデオ撮影代金が、意外と高額であることに気がつくかもしれません。実際、結婚式のプランに含まれる撮影料は割高になることが多いのですが、過去の作品やサンプルを見て、気に入ればそのまま契約を進めていくのが一般的です。
もし多少割高でも、式場のサンプルが気に入れば、もちろんそのまま契約して問題ありません。しかし納得しないまま契約するのは、後悔が残ることに繋がりかねません。
そんな時、実は結婚式の外部のカメラマンに依頼する「持ち込みカメラマン」という方法があります。この方法を使うと、自分の好みに近いカメラマンを自分で見つけることができる上、式場専属カメラマンに依頼するよりも費用を安く抑えることが可能です。
「でも安いカメラマンって、技術面が不安・・・」いえいえそんなことはありません。正しくチェックすべき項目を確認すれば、高い技術力を持つカメラマンに費用を抑えつつ撮影をお願いすることができます。今回は持ち込みカメラマンに依頼するときのチェックポイントと、お願いすべき事項をお伝えしていきます!
2. 式場専属カメラマンと持ち込みカメラマンの違い、メリットデメリットは?
結婚式のカメラマンには、大きく分けて「式場専属カメラマン」と「持ち込みカメラマン」の2種類があります。式場専属カメラマンの場合、結婚式の初期見積もりに「スナップ写真」や「エンドロール」などの項目ですでに含まれていることが多く、自分たちでカメラマンを手配する必要がありません。一方、持ち込みカメラマンの場合、自分たちで好みのカメラマンを見つけ、プランを立てて、当日結婚式に来てもらうことになります。
式場専属カメラマンと持ち込みカメラマンには、それぞれメリットとデメリットがあります。まずはどちらも確認した上で、自分たちの結婚式では誰に撮影を依頼するか考えてみましょう。
<式場専属カメラマン>
式場専属カメラマンのメリットは、「現場慣れしている」ことです。普段からその式場に出入りしているため、ゲストのお出迎えから挙式・披露宴、お見送りまでの「オモテ」の動線はもちろんのこと、ブライズルームや家族のお支度部屋、受付や会場、身につけているこだわりの小物など、「ウラ」の部分までモレなく記録に残してくれることが多いです。
一方、デメリットはやはり「費用が高い」ということでしょう。カメラマン手配費用の中には、撮影技術料や人件費のほか、式場に支払う中間マージンも含まれていることがほとんどのため、大抵の場合費用が高くなる傾向にあります。
メリット:
・式場に慣れているため、新郎新婦やゲストの動線および進行を遮ることなくスムーズな撮影が行われる
・カメラマンが結婚式の流れを熟知しているので、詳細な打ち合わせをしなくても、一連の撮影をお任せできる
デメリット:
・コストが高い
★式場専属カメラマンは、特にこだわりがない二人にオススメ!
<持ち込みカメラマン>
持ち込みカメラマンのメリットは、式場専属カメラマンに比べて「撮影料や写真・ビデオ代金などのトータル費用が安い」という点です。式場専属カメラマンと違って自分たちで手配するので、式場にかかる中間マージンが発生せず、全体的に費用を安く抑えることができます。また持ち込みカメラマンは、様々な挙式会場での結婚式を撮影している場合が多く、豊富な知識や経験をもとに撮影プランの提案をしてくれることもあります。
一方、デメリットは「手配や打ち合わせに時間がかかる」ということでしょう。専属カメラマンと違って、二人の結婚式の進行表や撮影プラン、希望の撮影内容を求められることがほとんどのため、自分たちでどのような写真やビデオを撮影して欲しいのか、時間をかけて考える必要があります。またカメラマンによっては当日の式場の動線に不慣れだったり、式場からは持ち込みカメラマンの立ち入り禁止場所(ブライズルームや挙式会場)が定められている場合があります。
メリット:
・費用が全体的に安く抑えられる傾向にある
・こだわりや希望があれば、撮影プランに組み込むことができる
・カメラマンの知識や経験を活かした、オリジナルの写真やビデオを残すことができる
デメリット:
・手配や打ち合わせ、撮影プランの検討に時間がかかる
・式場の動線に不慣れな場合がある。式場との契約上、写真やビデオ撮影ができない場所や時間があることも
★持ち込みカメラマンは、費用を安く抑えたり、撮影にこだわりのある二人にオススメ!
3. 持ち込みカメラマンを手配するときのチェックポイント
式場専属カメラマンと持ち込みカメラマンのメリットとデメリットを比べた結果、持ち込みカメラマンを手配すると決めたら、以下のポイントに注意しながら契約を進めていきましょう!
全国どこでも手配できるカメラマン?出張費など追加費用は発生する?
気になるカメラマンやカメラ業者が見つかったら、まずはそのカメラマンが普段どこを拠点として活動している人なのか、手配するのに出張費用はかかるのか、という点をチェックしていきましょう。例えば普段は東京を拠点としているカメラマンの場合、都内での結婚式の撮影は可能でも、大阪での撮影は断られる、ということがあります。あるいは交通費や宿泊費を追加で負担すれば、出張してきてくれるという場合もあります。
撮影費用はトータルで式場専属カメラマンと比較して安く抑えることができる?
カメラマンの出張費用が発生するorしないを確認したら、今度は撮影料金や写真・ビデオ代金を確認します。持ち込みカメラマンの場合、式場から持ち込み料を請求されることがありますので、それらを含めた最終的な金額が式場専属カメラマンよりも安く抑えることができるか、必ずチェックしておきましょう。
結婚式場は持ち込みカメラマンO K?N Gだった場合はどうする?
式場によっては、「持ち込み料を頂ければ持ち込みカメラマンによる撮影O K」としていたり、「場所や時間に制限はあるものの、持ち込みO K」としていたり様々です。厳しいところになると、「持ち込みカメラマンは一切N G」ということも。もし持ち込みN Gと言われた場合、業者やカメラマンが一緒に対策を考えてくれるか確認しておきましょう。これから結婚式場を予約するカップルは、見積もりをもらう段階で外部のカメラマンが入っても良いか確認して見るのも◎
事前にカメラマンの撮影技術をチェックする仕組みがある?
費用が安いカメラマンだと、撮影技術に不安を覚えるかもしれません。そんな時、カメラマン業者によっては申込の前後でカメラマンの撮影したサンプルを見せてもらうことが可能です。業者によっては、ホームページに利用者の声や口コミを掲載しているかもしれません。過去の実績があればより安心ですね。
カメラマンのインスタやSNS、ホームページなどは用意されている?もしあれば事前にチェックしておこう
最近はカメラマン自身がSNSやホームページなどを開設して、過去に撮影した作品やサンプルを投稿していたり、DM(ダイレクトメール)で連絡を取れる場面が多くなってきました。特にInstagramだとカメラ技術がわかりやすく、プレ花嫁さんがこぞって検索しているツールとあって、インスタを開設しているカメラマンも年々増加しています。お気に入りのカメラマンさんと出会ったら、「インスタアカウントを教えて欲しい」とお願いするのもいいでしょう。
4. 後悔しないために!持ち込みカメラマンにお願いすべき4つのポイント
持ち込みカメラマンに依頼する時、一番重要なこととも言える「撮影プラン」は、ふたりの希望を叶えてくれることが多い反面、打ち合わせ時に伝えもれてしまったため、撮影されてなくてショック・・・という事態にも繋がりかねません。撮影プランを検討する際、ぜひ参考にしていただきたい4つのポイントをお伝えします!
1.撮って欲しい場面や写真、こだわりの小物撮影などは事前に伝えておく
結婚式に向けて準備するものは、挙式会場やウエディングドレス、お料理だけではありません。きっとメイクや髪型、花嫁小物やブライダルシューズ、ウエディングケーキやインテリア、装花やブーケにもこだわりを持って準備を進めているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか?こだわり抜いたものも、せっかくなら写真に収めて欲しいですよね。カメラマンとの打ち合わせの際には、ぜひ撮って欲しいものリストを作成し、伝えもれがないよう計画していきましょう。
2.撮影場所を事前に決めておく
式場専属カメラマンの場合、挙式・披露宴中の撮影場所とタイミングはあらかじめ段取りが決まっていることが多く、たとえ新郎新婦の二人が伝えていなくても、挙式開始から終了まで一通り撮影してくれます。しかし持ち込みカメラマンの場合、撮影できる場所やタイミング、シーンが制限される場合があります。よくある例として、ブライズルーム(お支度部屋)や親族控室、チャペルや廊下などに制限があることが多いです。
もしこれらの場所で撮影を希望しているのであれば、制限がかかっていないか会場に確認しつつ、二人の撮影を希望する場所や場面を決めておくと安心です。
3.ゲストや親族とは、どのタイミングで写真やビデオを撮るか打ち合わせておく
結婚式当日というのは、新郎新婦の二人はもちろんのこと、親族も意外とバタバタ忙しくなりがちです。後で振り返ってみると、ゲストとはたくさん写真を撮っているのに、親族との写真が本当に少なかった・・・ということも。ゲストや親族とは、「いつ・どのタイミングで・どこで撮影するのか」という点もしっかり確認しておきたいですね。
4.撮影指示書を作っても良いか確認しておく
上記を踏まえると、カメラマンにお願いする事項が多く、伝えもれてしまうのでは?と心配になってしまいますよね。そこでオススメは「撮影指示書」の作成です。撮影指示書はいわば、二人がイメージする当日の撮影プランを具体的に示したものです。これがあれば、バタバタ忙しい当日でもスムーズに進行してもらえるはずです。カメラマンによっては、二人の撮影指示書を元に、より良いシーンを撮影してくれたり、新しいアイディアを提案してくれるかもしれません。
5. わたしたちの結婚式だからできる6つのオススメポイント
式場の見積もりと比較しつつ、最終的に持ち込みカメラマンに依頼しようと決めた場合、次に悩むのが「どの持ち込みカメラマン業者に依頼しようかな?」ということではないでしょうか。
わたしたちの結婚式では、当社厳選のプロカメラマンによるハイクオリティな写真撮影・ビデオ撮影を行なっており、ここでは皆様に自信を持ってオススメできるポイントを6つご紹介したいと思います。
①全国各地の結婚式を一律料金で撮影!
わたしたちの結婚式では、北海道から沖縄までどこへでも伺うことが可能です。撮影料金も全国一律料金でご提供しております。
※ただし一部のエリアではカメラマンの交通費として「エリア交通費」を頂戴しております。
②写真撮影59,000円、当日撮影エンドロール98,000円という低価格でご提供!
式場専属カメラマンの場合、通常15万〜20万円のサービス料金がかかるところ、わたしたちの結婚式では式場価格の約1/3を目指して、業界最安値の料金でご提供しています。写真+ビデオ撮影116,000円、写真+ビデオ撮影+当日撮影エンドロール210,000円、といったセットプランもございます。
③厳選されたプロカメラマン、注文後にカメラマンの作品を見ることも可能
わたしたちの結婚式では、全国のプロカメラマンから厳選した方だけをご紹介しますので、撮影技術もご安心ください。どのような作風か気になる方には、ご注文後に紹介予定カメラマンの作品をご覧いただくことも可能です。
④満足のボリューム
スナップ写真は500カット以上、ビデオ撮影はノーカットで最後まで撮影します。撮影は挙式の2時間前からスタートし、集合写真やテーブルラウンドフォト、2人だけのお写真などももちろん撮影いたします。
⑤充実のサポート
持ち込みカメラマンN Gと言われてしまった場合の対応方法も万全です!ご注文後から納品まで、担当スタッフが最初から最後まで丁寧に対応いたします。
⑥申込〜納品まで簡単で分かりやすい
WEBからお申し込みいただいた後、弊社スタッフより確認のお電話及び書面にて申込内容の確認をさせていただきます。料金をお支払いいただいた後は、挙式14日前までに各種書類をご提出いただき、カメラマンとのお打ち合わせ後、当日撮影に伺います。当日はめいっぱい結婚式をお楽しみください!
皆様に安心してご依頼いただけるようなサービスを徹底しておりますので、ぜひ当社厳選のプロカメラマンによる撮影をお任せくださいね!
まとめ
結婚式にカメラマンを持ち込むことは、式場専属カメラマンに依頼することに比べると確かに手間がかかります。しかし手間をかけた分、自分たちのこだわりや希望を叶えやすくなりますし、何よりもコスト削減につながります。
結婚式は少しのことで費用がかさみがちです。ポイントごとに費用を少しずつ削ることができれば、削った費用を新婚旅行や新婚生活に回すことができそうですよね。
最高の結婚式に向けて、ぜひ持ち込みカメラマンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。