結婚式で新婦さまが手に持つものと言えば「ブーケ」。ブーケを持たない新婦さまは、ほとんど見たことがないですよね。
ドレスをより引き立たせてくれる素敵なブーケですが、なぜブーケを持つのか、どのような種類があるのか全く知らない!という新郎新婦さまも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プロフィールムービー学園の元ウェディングプランナーより、
「ウェディングブーケ造花と生花どっち?最新のトレンドランキング7選」をご紹介します。
それぞれのメリットやデメリット、またブーケの基礎知識も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
✔ウェディングブーケの基本的なことを知りたい
✔ウェディングブーケの種類が知りたい
✔どのようなウェディングブーケが人気なの?<最新トレンド7選>
✔ウェディングブーケで使うおすすめのお花を知りたい<ランキングTOP10大公開!>
ウェディングブーケとは?
結婚式で必ず新婦さまが手に持つ「ウェディングブーケ」は、当たり前のアイテムとして誰もが持っていますが、実はしっかりとした意味があるのをご存じでしょうか。
ブーケを持つ意味や新郎さまが持つブートニア、ブーケトスについて、結婚式を挙げる新郎新婦さまに必ず知っていて欲しい基礎知識を解説します。
基礎知識①ブーケを持つ意味とは?
ブーケは、19世紀のヨーロッパの風習で、新郎さまが新婦さまにプロポーズするときに、自分の家から歩く道に咲く花を1輪1輪摘んで、1つの花束にしてプロポーズをしたことから始まりました。
新郎さまから新婦さまへの想いが詰まったお花を、結婚式という一生に一度の日に持つのです。
ブーケは、新婦さまがお花やデザインを選んで決めることが多いですが、ブーケの由来を考えると、新郎さまが新婦さまに似合うお花を選んであげるのも素敵ですね。
基礎知識②ブートニアとは?
ブートニアとは、新郎さまがタキシードの左胸につける花飾りです。
新婦さまのブーケに合わせてお花を選びます。
新郎さまがプロポーズしたときに、OKであれば新婦さまはブーケの中から1輪抜いて、新郎さまの胸にさすというところからきています。
ブーケもブートニアも、ドレスやタキシードがより華やかになるからという意味だと思っている新郎新婦さまも多いですが、そこには素敵な物語があります。
ぜひ、この意味を理解した上でブーケやブートニアを選ぶようにしましょう。
基礎知識③ブーケトスとは?
ブーケトスは、いろいろな説がありますが、14世紀のイギリスから始まったと言われています。
挙式後に、女性のゲストが新婦さまの幸せのおすそ分けをしてもらおうと、ドレスやブーケを触っていたようです。
そこから、新婦さまが後ろを向いて、ブーケを投げて取った女性が次に結婚するというようになりました。
ブーケに女性ゲスト分のリボンをつけて引っ張ってもらい、1本だけブーケと繋がっているという「ブーケプルズ」もあります。
✔ブーケは新婦さまの持つブーケだと、そのあと新婦さまが持つブーケがなくなってしまうし、重すぎて投げられないので、ブーケトスorプルズ用の小さなブーケを用意するよ。(相場は5,000円~10,000円くらい)
✔基本的には、独身の女性ゲストが参加します。しかし、ブーケトスのときに、「独身女性の方は前へ来てください」とはなかなか言いにくいですよね?そのため、「女性の方どうぞ」とお声がけすることがほとんどです。
ウェディングブーケのデザインの種類は?
ウェディングブーケには、実はたくさんのデザイン(カタチ)があるのをご存じでしょうか。
せっかくなら、自分に似合うブーケを持ちたいですよね。
そこで、先輩花嫁さまがよく持つ人気のブーケのデザインをご紹介します。
ラウンドブーケ
ラウンドブーケは、名前の通り「丸い」形をした可愛らしい印象を与えるブーケです。
全体の面積のうち、3/4くらいをお花で作ります。
可愛らしい小ぶりのバラなどで作るのが定番で、レースやチュールなど柔らかい質のドレスにぴったりのブーケです。
✔バラ ✔ガーベラ
✔シャクヤク ✔カーネーション
✔トルコキキョウ ✔ラナンキュラス
「大人っぽくしたい!」という場合は、蘭・カサブランカ・カラーなどもGOOD!
クラッチブーケ
クラッチブーケは、お花の茎を長めに残して束ねて作るブーケです。
「クラッチ」は英語で掴むという意味を表しているので、茎を掴むというイメージです。
お花そのものの素材を自然な形で作るので、カジュアルなブーケからアーティスティックなブーケまで、幅広いデザインが叶います。
✔一般的なブーケのようにスポンジや水を吸わせたりしないので、軽量で持ちやすい
✔通常より少ないお花で作れるのでコストダウンが可能!
✔デザインが幅広く、自由度が高い
キャスケードブーケ
キャスケードブーケの「キャスケード」は、「小さな滝」という意味です。
流れるようなブーケがキャスケードブーケの一番の特徴です。
上の部分が丸く、下にいくにつれて細くなるので、逆三角形のような形になります。
王道派のクラシカルなAラインドレスや、トレーンの長いドレスと相性がよいブーケです。
細身のマーメイドドレスで持つと、オシャレさがグッと高まります。
✔多くのお花を使用した華やかで贅沢なブーケ
✔どの会場でもよく映えるデザイン
✔背の高い新婦さまにもよく似合うブーケ
ボールブーケ
ボールブーケは、名前の通りボールのように丸いブーケです。
ドレスよりは和装のときに持つブーケが定番です。
持ち手は、お花の茎ではなく、紐やリボンなどを付けてぶら下げて持つイメージです。
可愛らしい印象を持つブーケで、白無垢では緑ベース、色打掛では打掛の色を取り入れると相性抜群です。
✔生花は重いので造花がおすすめ
✔古風な和装を着るときは、つまみ細工がGOOD!
✔身近にある道具や材料で簡単に手作りができる
リースブーケ
リースブーケは、「輪」になっているブーケで、2,3年前から人気が出てきています。
可愛らしさという点だけではなく、リースは丸い円なので、「永遠の縁」「終わらない愛」という意味が込められていることから、多くの新婦さまに選ばれているブーケです。
広がりのあるAライン・プリンセスライン・ベルラインなどのドレスに似合うブーケです。
✔挙式のときも持ちやすい
✔比較的安価に作れる
✔挙式後も自宅で飾りやすく思い出のブーケをインテリアにできる
ウェディングブーケ造花と生花のメリット/デメリット
ウェディングブーケは、「造花」「生花」どちらで作るか悩んでいる新郎新婦さまも多いのではないでしょうか。
披露宴会場のテーブル装花は生花なので、それに合わせてブーケも生花がよいけど、予算もあるし決めがたいですよね。
そこで、造花・生花それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
これを見たらどちらにするか決められること間違いなし!?
◎造花のメリット
✔前撮りや挙式当日など何度も使える
✔季節に関係なく好みのお花でできる
✔結婚式後もずっと記念に残せる
✔金箔やコーティングがしやすい
◎生花のメリット
✔一生残せるプリザーブドフラワーが作れる
✔季節感があり、ゲストの皆さまにもより季節を感じて貰える
✔特別感が味わえる。自分のために持つ、自分だけの生花は一生に一度しかない貴重な経験
✔造花として作られていないお花も選べる
△造花のデメリット
✔挙式後にプリザーブドフラワーにできない
✔結婚式場で持込料が掛かることも・・・
✔生花の香りや繊細さが表現できない
△生花のデメリット
✔造花に比べて価格が高い
✔結婚式当日しか使用できない
✔繊細で傷つきやすい
ウェディングブーケのドライフラワーとは?
生花や造花のブーケをご紹介しましたが、実は、「ドライフラワー」のブーケがあるのを知っていますか?
ここでは、ドライフラワーのブーケの魅力や使用するときの注意点についてご紹介します。
ほかの新婦さまとはちょっと違う、あまりみたことがないブーケにしたい!という新婦さまは、ぜひ☑チェックしてください!
ドライフラワーのブーケとは?
ドライフラワーのブーケとは、よく生花を下向きにして飾ることで、乾燥したフラワーになるのを見たことがありますよね。
お花屋さんや雑貨やさんにも最近は置いてある、オシャレなお花です。
お花や草、茎、枝などを吊るして乾燥させて作っているので、3ヵ月は飾っておくことも可能です。
アンティークで落ち着いた雰囲気がお好きな新婦さまにぴったりです。
ドライフラワーブーケの魅力
それでは、ドライフラワーの魅力や、どのような結婚式に合うかご紹介します!
ドライフラワーブーケが気になっている新婦さまは、3つ以上あてはまる場合、ドライフラワーブーケがぴったりです。
ぜひ、✔チェックしてみてくださいね。
✔生花を1日でも長く持たせることができる
✔オシャレさがアップし大人な雰囲気になる
✔結婚式後も思い出のブーケとして飾れる
✔生花よりも低コストで作れる
✔ガーデンウェディング・・・緑豊かなお庭でアットホームな結婚式
✔ナチュラルウェディング・・自然をテーマにしていて、野花を摘んだようなコーディネートの結婚式
✔カジュアルウェディング・・形にとらわれず、新郎新婦さまの自由なスタイルを取り入れた結婚式
✔アウトドアウェディング・・アウトドアのようなキャンプやBBQを再現した結婚式
ドライフラワーブーケにする場合の注意点は?
ドライフラワーブーケにする場合の注意点をご紹介します。
「ドライフラワーは素敵だけど、保管に自信がない・・・」という場合は、プリザーブドフラワーブーケにするのも1つの方法です。
ドライフラワーは水分を全て取り乾燥させて作りますが、プリザーブドフラワーは生花のうちに色素を抽出し、特殊加工をするので、保管も楽ですし、永久的に保存が可能です。
ウェディングブーケで使用する人気のお花は?
ここまでは、ウェディングブーケの基礎知識や、種類について解説しましたが、実際どのようなお花が人気なのか知りたいという方も多いはずです。
好きなお花があまりないという新婦さまや、人気のお花をできるだけ使いたい!こともありますよね。
そこで、ウェディングブーケで使用する人気のお花を1位~10位まで一挙にご紹介します!
第1位:バラ
プロポーズは「バラ」のお花を使うのが定番ではありますが、ブーケもやはりバラが人気です。
それぞれのカラーの花言葉もご紹介します。
✔<赤いバラ>花言葉:あなたを愛しています/愛/美/情熱
✔<白いバラ>花言葉:私はあなたにふさわしい/純潔/深い尊敬
✔<ピンクのバラ>花言葉:上品/しとやか/感銘
第2位:かすみ草
かすみ草は、ここ2,3年で一気に人気のお花になりました。
ナチュラルウェディングやガーデンウェディングにもぴったりです。
数本だと寂しさがありますが、たくさん束ねるととても豪華になり、とくに丸みを出したいときに使うと可愛らしい印象になります。
とても簡単に作れるので、日本だけではなく欧米など海外でも人気です。
1位のバラと合わせたり、グリーンと合わせると、ナチュラルさがアップします。
第3位:ガーベラ
ガーベラは、お花がとても華やかで、白・赤・黄色・ピンク・オレンジとカラーも豊富なので人気のお花の1つです。それぞれの花言葉に合わせて想いを乗せるのも素敵ですね。
✔<白いガーベラ>純潔/希望/律儀
✔<赤いガーベラ>神秘の愛/前向き
✔<ピンクのガーベラ>崇高の愛/思いやり/感謝
✔<イエローのガーベラ>究極の愛/やさしさ
✔<オレンジのガーベラ>神秘/冒険心
第4位:チューリップ
チューリップは、子どもの頃から慣れ親しんでいるお花でもありますね。
実は、「真実の愛」「純愛」などの意味があります。
とくに、春のウェディングで人気のお花です。
小花に合わせたり、かすみ草と合わせると可愛らしい雰囲気になりますよ。
第5位:コスモス
秋のウェディングで人気なのが「コスモス」です。
可愛らしいウェディングにしたいという新婦さまにおすすめです。
✔花言葉:乙女の真心/調和/謙虚
第6位:アジサイ
ジューンブライドとも言われている6月に人気なのは、「アジサイ」です。
アジサイは、どの世代にも人気のお花で、小さな花びらの集まりがとても可愛らしい印象を与えます。
かすみ草、チューリップ、バラ・シャクヤクなど、さまざまなお花との相性がよく、アジサイを入れることで、華やかにもなります。
✔花言葉:乙女の愛/家族団らん
第7位:胡蝶蘭
胡蝶蘭は、ヘアードでも人気のお花です。
上品で大人な印象を与えるので、落ち着いた雰囲気やオシャレさを求めている新婦さまにおすすめです。
胡蝶蘭は、「胡蝶」と「蘭」がくっついてできたと言われています。
「胡蝶」=蝶々なので、お花が蝶々が舞っているように見える蘭ということで、胡蝶蘭と言われるようになったそうです。
✔花言葉:幸福がとんでくる/純粋な愛
第8位:アネモネ
アネモネは、種類が多数あり、一重から八重咲のものなど、お好みの種類を合わせてオシャレにコーディネートできるのが特徴です。
また、色見も多く、濃い紫色もあるので、大人な雰囲気がお好きな新婦さまにおすすめです。
✔花言葉:真実/君を愛する/希望
第9位:トルコキキョウ
トルコキキョウは、「草原のリンドウ」とも呼ばれています。
すっと伸びた茎の先に、豪華なお花が咲くのが特徴です。
爽やかな色合いで、どのお花とも相性がよいので、結婚式の会場装花やブーケでは王道のお花でもあります。
✔花言葉:永遠の愛/美しさ/変わらぬ美
第10位:ダリア
ダリアは、結婚式では定番のお花でもあります。
広がりが大きく、赤・白・黄色と、とても華やかに見えるので人気です。
色味によって、ナチュラル・華やか・シック・可愛らしさを自由自在にアレンジできます。
✔花言葉:気品/華麗
ウェディングブーケ相場は?
ブーケは高い!というイメージもありますが、実際、ウェディングブーケの相場はどのくらいなのでしょうか。
造花・生花・プリザーブドの相場について解説します。
結婚式の費用は、成約時から100万円くらい上がるとも言われています。
相場を✔チェックしたら、おふたりの予算に合うかどうか相談してみましょう。
造花の相場
造花は基本的には価格が安いものが多いです。
式場ではあまり造花のブーケは販売していませんが、外注する場合は、\10,000円~¥20,000くらいが相場です。
ただ、式場に持込となるので、式場によっては持込料がかかる場合がありますので、事前に必ず確認しましょう。
生花の相場
生花は、使うお花によって価格が変わりますが、\30,000~¥50,000くらいが相場です。
式場と提携しているお花屋さんは、式場に必ず売上30%くらいの手数料を払います。そのため、価格が高くなる傾向があります。
外注したり手作りをすると、その分手間が掛かるので、式場のお花屋さんにお願いするのが一番楽ではあります。
プリザーブドフラワーの相場
プリザーブドフラワーのブーケは、近頃オシャレで人気ですが、相場は、\3,000~\30,000くらいです。
\3,000のものは、ミニブーケになりますが、豪華なブーケでも\30,000程で作れます。
プリザーブドフラワーも、和装のボールブーケでも人気です。
ウェディングブーケの手作り方法
ブーケは、式場のお花屋さんにお願いするのが一番安心ですが、「少しでもコストダウンしたい!」「作れるものは自分で作りたい!」という場合、手作りも可能です。
そこで、手作りのときに準備するものや手順を解説します!
STEP1) 準備するもの
まず、準備するのもは以下です。
✔ブーケにするお花
✔フローラルテープ
✔茎などが切れるハサミ
✔リボン
✔輪ゴム
お花は、造花がおすすめで、100均やホームセンター、また造花専門ショップではさまざまな種類の造花があり、100均より高額とはなりますが、質も良いので一度見てみるとよいでしょう。
STEP2) 下準備
下準備をすることで、スムーズにブーケを作ることが可能ですので、しっかりと準備しましょう。
✔余分な葉や茎は事前に切っておく
✔枝の下の方についている葉は必ず切っておく
✔茎を必要な長さに切る
✔生花の場合は、水揚げをする
生花で作る場合、水揚げをしないとしおれてしまったり、色が変色してしまうので注意しましょう。
STEP3) 花を束ねる
軸にしたいお花をまず決め、軸の花を持ちます。
そして、高低差を出すために、お花は、らせん状に必ず束ねていきます。
らせん状に束ねることで、お花がふんわりとした仕上がりになります。
途中で崩れないように、しっかりと茎を持ちましょう。
STEP4) グリーンを加える
お花を全てらせん状に束ねたら、グリーンや小花を束ねます。
小花を束ねてからグリーンを入れるとスムーズです。
また、ブーケの大きさがどんどん大きくなりますので、葉の枚数や長さも微調整しましょう。
STEP5) 紐で縛る
全てのお花と葉を束ねたら、紐で縛ります。
コツは、茎を握っている部分を縛りますが、片手で縛るのが難しい場合は、ゆっくりとテーブルに乗せて縛りましょう。
新郎さまが近くにいらっしゃるときは、一緒に手伝ってもらうと、より想いが込められたブーケになるでしょう。
STEP6) 茎をカットする
しっかりと縛ったら、余分な茎をカットします。
茎の長さを長くするとスタイリッシュな印象になり、短くすると可愛らしい仕上がりになります。
茎の長さは揃えると綺麗に見えます。
STEP7) 装飾ペーパーで束ねる
式場に持っていくのにお花が丸出しでは崩れてしまうので、装飾ペーパーで束ねるとよいでしょう。
装飾ペーパーを綺麗に巻くコツは、角を出すように巻くと綺麗に見えます。
また生花の場合は、ティッシュに水をしみ込ませたものを茎に巻き、アルミホイルで巻くことをおすすめします。
ウェディングブーケは結婚式後はどうする?
ウェディングブーケは、結婚式の後は自宅に飾って、枯れたら処分すると思っている新郎新婦さまも多くいらっしゃいます。
実は、アフターブーケといって、写真立てのようなものに加工して生涯残しておくことができるのです。
ここでは、アフターブーケはどのような物なのか、また相場についてご紹介します。
アフターブーケとは?
アフターブーケは、4つの加工方法があります。
✔押し花・・・・・・・・・押し花にして額に入れます。結婚証明書と併せて作るものもあります
✔ドライフラワー・・・・・ご自身でも作ることができます。乾燥させて数カ月お花を楽しむことができます
✔プリザーブドフラワー・・生花に近い状態で残すことができる加工方法です
✔アイスフラワー・・・・・マイナス30℃で加工するので繊細で自然な色合いを残せます
押し花にする場合は、おふたり用と別に、ご両家の親御様へのプレゼントとして、写真と一緒に額に入れるのも素敵ですね。
アフターブーケの相場は?
アフターブーケの相場は、加工方法により変わります。
✔押し花:¥30,000~
✔ドライフラワー:¥40,000~
✔プリザーブドフラワー:\50,000~
✔アイスフラワー:¥50,000~
アフターブーケは、意外にも高額となりますが、思い出のブーケを残したいという新婦さまが多くいます。
加工にはかなり時間を要しますので、注文してから4,5カ月後くらいの納品になります。
失敗しない!ウェディングブーケの選び方
結婚式は、決めることがたくさんで、途中から悩み過ぎて選べなくなってしまうことも・・・。
ヘアメイクに会場装花に引出物、進行・・・だんだんよくわからない沼にはまってしまうこともあるでしょう。
そんな新郎新婦さまに朗報です!ウェディングブーケには、選ぶコツがありますので、ポイントを一気にお伝えします!
ドレスや着物など衣装に合っているか
まず、ブーケの形を決めますが、選んだドレスに合ったものにしましょう。
<ふわっとしたドレス>
ラウンドブーケ/キャスケードブーケ/リースブーケ
<スラっとしたドレス>
キャスケードブーケ/アームブーケ/クレッセントブーケ
<和装>
ボールブーケ/クラッチブーケ
体型に合っているか
新婦さまの身長や体格によって、似あうブーケが変わります。
<身長の高い新婦さま>
✔ボリュームや長さのあるブーケがGOOD!
<身長の低い新婦さま>
✔どのブーケを選んでも似合いますが、あまり豪華すぎないものがおすすめ!
<細身の新婦さま>
✔キャスケードブーケ/クレッセントブーケ/アームブーケが良く似合います
<大きめの新婦さま>
✔キャスケードブーケ/縦長のオーバルブーケだと縦ラインが綺麗に見えます
会場の雰囲気にマッチしているか
会場装花に使用していないお花を使うよりは、同じお花を取り入れると統一感がありオシャレさがグッとあがります。
そのとき、同じお花をたくさん使うのではなく、会場装花でメインにしているお花を1輪使うのがポイントです。
統一感がないと、ちぐはぐになってしまいます。
また、入場時、各テーブルの横を通りながら入場しますが、写真や動画にも映るので統一感がある方が素敵です。
季節感に合っているか
お花を選ぶときに気を付けて欲しいのは、「季節感」です。
また、お花の価格は、季節によって変わりますし、季節ではないお花を選ぶと高いわりにクオリティが低くなってしまう可能性があるので、要注意です。
1年を通して使用できる、ダリアやガーベラなどもありますので、お花屋さんと相談し、一番きれいな時期のお花を選ぶようにしましょう。
<2023>ウェディングブーケトレンド大公開!
最後に、ウェディングブーケの2023年度、最新のトレンドを大公開します!
どのようなブーケがトレンドなのか知りたい!という新婦さまも多いのではないでしょうか。
トレンドを知ることで、さらに引き出しが増えて、より自分に合ったブーケが見つかるとよいですね。
ボヘミアンスタイル
ボヘミアンというと、少しレトロなイメージをする方も多いです。
70年代に流行ったスタイルではありますが、近年ウェディング業界でも人気が出ています。
自然で自由奔放なスタイルをボヘミアンスタイルと言いますが、色見も白・ピンク・ブルー・オレンジなど、さまざまな色を融合させてオシャレにアレンジします。
ドライフラワー
ドライフラワーの中でも、くすみ色は人気があります。
色鮮やかなお花も素敵ですが、ドライで独特な色合いであるドライフラワーは、大人な雰囲気を醸し出してくれます。
子供っぽくカジュアルになるがちな、ナチュラルウェディングにも調和し、より大人っぽく演出されるでしょう。
ワイルドフラワー
ワイルドフラワーって言葉って知っていますか?
聞きなれないお花ですが、実はニュージーランドやオーストラリア、南アフリカなどにあるお花のことを言います。
アンティーク調のブーケに仕上がります。
シンプルなドレスから、和装にも案外似合うので人気です。
韓国風
韓国ファッションは、今や若い方にも人気が爆発しており、ウェディング業界でも人気です。
とくに、InstagramなどのSNSを見る方は、憧れもあるでしょう。
パステルカラーやヌーディーカラーもあり、可愛らしい印象を与えます。
少量でもボリュームがでるので、シンプルさをイメージしている新婦さまにもおすすめです。
リース
リースブーケは、2022年ごろから急激に人気が出ています。
輪のブーケなので、可愛らしさだけではなく持ちやすさやナチュラルな印象を与えます。
かすみ草だけで作っても素敵ですし、他のお花を入れると印象もグッと変わります。
異なる種類のお花を入れる場合は、色のトーンを合わせることがポイントです。
クリア素材
オーロラカラーのセロファンや、透明バルーンを入れて作るクリア素材も、人気が出てきています。
とくに、プール付きの披露宴会場があるゲストハウスでの結婚式と相性の合うブーケです。
会場コーディネートと合わせると、さらにGOOD!
クラシック
王道のシンプルでクラシックなブーケは、また人気が出始めています。
また、キャスケードブーケは、長さもありオシャレさもグッと増すので、おすすめです。
王道でシンプルな結婚式をイメージしている新婦さまにぴったりです。
まとめ
「ウェディングブーケ造花と生花どっち?<2023トレンドランキング7選>」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
結婚式ではいろいろなことを決めますが、ブーケは新婦さまが決めるもの!と思いがちです。
しかし、由来を考えると、新郎さまのプロポーズのときのお花からきているので、新婦さまに合うお花を新郎さまが選んで欲しいものです。
この記事は、新婦さまがご覧いただくことが多いので、ぜひ、こちらで得た情報を新郎さまにもお伝えしてくださいね!
素敵な結婚式になりますよう、心よりお祈りしています。
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