きろくヴぃでお
結婚式の記録ビデオには、「フルバージョン」と「ダイジェスト(シネマムービー)」の2種類があります。
一生に一度の結婚式だからこそ、どちらにしようか迷ってしまいますよね。
フルバージョンとダイジェスト(シネマムービー)には、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
お互いの長所と短所を知った上で、一生に一度の思い出を素敵なビデオとして形に残しましょう。
結婚式の記録ビデオには種類があるって知ってた?
前述した通り、結婚式の記録ビデオには
- ・フルバージョン
- ・ダイジェスト(シネマムービー)
の2種類があります。
まずは、この2種類の記録ビデオがどんなものかを紹介していきます。
記録ビデオの「フルバージョン」とは?
従来から知られている一般的な結婚式のビデオ撮影の方法で、挙式~披露宴までの様子をほとんどノーカットで撮影する方法になります。
カメラマンや業者によってカット編集がされる場合もありますが、基本的には挙式~披露宴の様子をずっとビデオで撮り続けているようなイメージです。
記録ビデオの「ダイジェスト(シネマムービー)」とは?
通常のビデオカメラではなく、一眼レフカメラや4Kなど高画質なカメラを使って撮影を行い、感動的なシーンのみをピックアップしダイジェストに編集する方法です。
「ダイジェストムービー」と呼ばれるほか、「シネマムービー」や「プロモーションムービー」と呼ぶこともあります。
フルバージョンとは違って5分前後の短いムービ―になり、まるで映画のようなストーリー性のある動画になるのが特徴です。
「フルバージョン」のメリット
それでは、「フルバージョン」の記録ビデオにはどんなメリットがあるのでしょうか?
メリット①結婚式の記憶が余すことなく形に残る
やはり、「フルバージョン」の記録ビデオの良いところは、“結婚式の記憶が余すことなく形に残る”という点でしょう。
一生に一度の2時間少々の結婚式。
実際に当日になってみると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまい、
- 「当日どんなことがあったっけ?」
- 「あっという間に時間が過ぎて覚えていない」
なんてことになりやすいんです。
でも、「フルバージョン」の記録ビデオがあれば大丈夫。
挙式の始まりから披露宴まで、当日そのままの時間をビデオに収めることができるので、見るたびにその日の思い出が新鮮に蘇ります。
メリット②スピーチや祝辞がそのまま記録に残る
スピーチや祝辞、乾杯の発声などをゲストにお願いしているのなら、そのまま記録に残したいもの。
また、新婦の手紙や余興なども同じことが言えますよね。
やはり、当日一生懸命聞いていたとしても、日が経つとどんなことを言っていたのか忘れてしまうものです。
でも「フルバージョン」の記録ビデオがあれば、当日のスピーチや祝辞の言葉もそのままの形で、始まりから終わりまでの様子をビデオとして残すことができます。
メリット③撮り逃しのリスクが少ない
「フルバージョン」の記録ビデオは、基本的に業務用のビデオカメラで行われます。
明るさ補正、音声収録、ズームなど、たくさんの機能が揃っているということもあり、撮り逃しのリスクを減らすことができるのもメリットのひとつです。
昔から結婚式の記録ビデオとして「フルバージョン」が起用されていたのも、こういったメリットがあるからなんですね。
「フルバージョン」のデメリット
「フルバージョン」の記録ビデオには素敵なメリットがあるということがわかりましたが、反対にデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
デメリット①長時間撮影になるため気軽に見ることができない
「フルバージョン」の記録ビデオの場合、挙式のはじめから披露宴の終わりをフルで撮影するため、収録時間が100分を超えることもあります。
映画並みの長時間のビデオになるため、“気軽に”見ることはできないでしょう。
これに関しては皆さんも経験があるかもしれませんが、“一度見たら押し入れの中”なんてことも・・・。
せっかく高いお金をかけてフルでビデオ撮影をしたのですから、一度見てもう満足となってしまうのは勿体ないですよね。
デメリット②ノーカット編集で退屈してしまうことがある
「フルバージョン」の記録ビデオは、基本的にノーカット編集になるため、見ている間に退屈してしまうこともあります。
結婚式が終わった後、友人を呼んでみんなで一緒にビデオを見たけど途中で飽きてしまった・・・。
なんて経験がある人も多いはず。
この点はカメラマンの腕によっても大きく異なりますが、臨場感があまりなく、ただの記録映像になるので退屈してしまうのも無理はありません。
デメリット③著作権の関係で使用したBGMをそのまま収録することができない
音楽著作権の関係で、権利の都合上、挙式や披露宴で流したBGMや生演奏が収録できないことがあります。
この場合、上からフリー楽曲をかぶせて対応するため、当日とは違った雰囲気になってしまったり不自然な仕上がりになってしまったりします。
著作権の承諾申請をして著作権料を支払えば、そのままのBGMで対応できることもありますが、その分お金がかかったり大変な申請が必要になったりするので大変です。
特にBGMにこだわりのある新郎新婦には辛いデメリットかもしれません・・・。
「ダイジェスト(シネマムービー)」のメリット
続いて、「ダイジェスト(シネマムービー)」のメリットを紹介していきます。
メリット①感動的なシーンのみを集めて映画のような作品になる
「ダイジェスト(シネマムービー)」の記録ビデオの場合、「フルバージョン」とは違い、感動的なシーンのみをカットして撮影するため、まるで映画のような作品のビデオを残すことができます。
「フルバージョン」の記録ビデオのように一日の様子を垂れ流しのように撮影するのではなく、イベントで行われた内容の情景や人々の反応を印象的に魅せるための撮影を行うのです。
新郎新婦の表情だけではなく、両親やゲストの表情なども臨場感あふれるような形で撮影し、より魅力的な仕上がりになります。
エンドロールムービーなどの取り方と同等と考えればイメージが付きやすいと思います。
メリット②高画質ビデオでの撮影で美しい仕上がりになる
「ダイジェスト(シネマムービー)」の記録ビデオは、前述した通り、一眼レフカメラやミラーレスカメラ、シネマレンズなど、高画質カメラで撮影をします。
そのため、どこを切り取っても写真のように美しく、本当に“ひとつの作品”のようなムービーを残すことができます。
高画質だからこそ、そのときの感動的な思い出が蘇りやすい・・・というのもメリットのひとつですね。
メリット③収録時間が短く気軽に見ることができる
「フルバージョン」の場合、収録時間が100分を超えることがあるため、気軽に見ることができないのがデメリットとお話をしました。
一方で「ダイジェスト(シネマムービー)」の場合は、5分程度の短い収録時間になっているため、いつ何時も“気軽に”見ることができるのです。
スマートフォンやパソコンなどにムービーを保存しておけば、いつでも見て、あの日のことを思い出すことができます。
「ダイジェスト(シネマムービー)」のデメリット
反対に、「ダイジェスト(シネマムービー)」の記録ビデオには、どんなデメリットがあるのでしょうか?
デメリット①スピーチや祝辞の言葉は全て記録することができない
「ダイジェスト(シネマムービー)」の場合、感動的なシーンを要所要所で編集するため、「フルバージョン」のようにスピーチや祝辞の言葉を丸々記録として残しておくことはできません。
そのため、「○○ちゃん、スピーチでどんなことを言ってくれたっけ?」と忘れてしまうこともあるため、勿体ない部分もあります。
当日はゆっくり聞くことができないから後からビデオでスピーチをゆっくり聞きたい・・・という新郎新婦には向いていないかもしれません。
デメリット②撮り逃しのリスクが高くなる
「ダイジェスト(シネマムービー)」は「フルバージョン」のように、四六時中カメラを回しているわけではなく、一部のシーンを撮影したら一旦停止ボタンを押して、再度一部のシーンを撮影する・・・
と言った形で、後から繋ぎ合わせて編集をするような方法で撮影をしています。
結婚式は、当日かぎりのイベント。
当日、どんな感動的なシーンがあって、どんなよきハプニングがあるかもわかりません。
もし、“あのシーンが良かった”という場面があっても、それが記録に残せているかどうかは保証できません。
デメリット③著作権の関係で使用したBGMをそのまま収録することができない
「フルバージョン」と同等に、「ダイジェスト(シネマムービー)」でも基本的にBGMはそのまま収録することはできないのはデメリットです。
「フルバージョン」に比べると、フリー楽曲に合わせてムービーを編集していくため違和感はありませんが、BGMにこだわりのある新郎新婦は少し納得いかないかもしれません。
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「フルバージョン」のデメリットにもあった、著作権によるBGMのカットについてですが、弊社ではそのまま収録することが可能です。
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カメラマンの持込を禁止している式場でも対応が可能。
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記録ビデオだけではなく、スナップ撮影やエンドロールの撮影にも対応しています。
各種セットプランなどもご用意していますので、ぜひ気軽にお問合せお待ちしております!
まとめ
記録ビデオ撮影で後悔しないためには、「フルバージョン」と「ダイジェスト(シネマムービー)」それぞれのメリット・デメリットを知ることが大切です。
あなたは結婚式のビデオに何を求めるのか・・・それを明確にして、どちらを選ぶか検討してみると失敗の心配はありません♪
「フルバージョン」のノーカット映像をご希望の場合は、ぜひ弊社「わたしたちの結婚式」へのご依頼を検討してみてくださいね。