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100万円の節約もカンタン!結婚式の超賢い節約術

人生最大のイベントである結婚式。この日を迎えるカップルは、実際どのくらいの金額をかけて式を挙げているのでしょうか。
希望をすべて叶えようとしたら際限なくいくらでもお金をかけられる結婚式ですが、さすがに予算には上限があります。費用を抑えつつも、満足いく内容とコストを目指したいもの。

そこで、結婚式を上手に節約するための工夫を、体験談や口コミを交えてご紹介します!

 

 


 【自分達の節約ポイントはどこ?】

豪華な結婚式に憧れているなら「この日ばかりは、惜しみなくお金を使いたい!」と思うもの。
でも、結婚式は想像以上に費用がかかります。知識のないまま結婚式に臨めば、高額な金額を請求されることに…。
結婚後の生活やマイホーム、子どものことなどを考えたら、結婚式にすべての貯金を費やすことなどできません。

まずは、自分達にとって「絶対に節約したくないポイント」と「ここは節約しても良いポイント」を書き出してみることからスタートしましょう。

 

 

【結婚式はゲストのこともよく考えて】

新郎新婦が主役ではありますが、結婚式は参列してくれるゲストの心理も大切です。
なぜなら、安くないご祝儀を出し、わざわざお祝いに駆けつけてくれるゲストを蔑ろにすればするほど、結婚式の印象が悪くなってしまうから。

ここでは、ゲストの目から見た、節約しすぎてはいけないポイントを挙げてみます。

 

◆引き出物

ゲストの手元にいつまでも残る引き出物のチョイスは本当に難しいポイントです。あまりにも貧相な引き出物はゲストに対して失礼だと思われてしまいます。

カタログギフトはかさばらないので重宝しますが、安価なカタログギフトでは「何回見ても欲しいものが見つからない」「友人と同じ式場だからカタログのランクもバレバレだった」などのマイナスコメントも…。
カタログギフトが主流になりつつあるため、何度も結婚式に参列しているゲストには値段が分かってしまうようです。

「引き出物でケチったな…」と思われずに、ほんの少しだけ節約するのであれば、大手通販などから購入して式場に持ち込む方法もあります。
ただ、仲介料こそかかりませんが、一品につき持ち込み料が数百円かかることがほとんどです。
「自分でセレクトして持ち込んだ引き出物+持ち込み料」が、式場で用意する引き出物よりも安ければ、そちらを選んでも良いでしょう。

また、意外と高額なのが式場ロゴマークの入った紙袋です。ちなみに、ロゴマーク入り袋の相場は400円程度です。
それに対して、100円ショップなどで無地の引き出物袋などを自分で準備して、その費用を浮かせるだけでもかなり節約できるでしょう。
これだけでも差額300円になるので80名の引き出物袋を用意したとしたら、300円×80名=24,000円の節約になりますよ。

 

◆お料理

お料理は節約しやすい部分でもありますが・・・そこは思い留まってください!!
特に、料理の品数やメインディッシュのクオリティはゲストがチェックするポイントです。たとえ少し安いコースを選んだとしても、フランス料理なら7品〜8品、和食なら10品は最低限並べたいものです。
そして、一番印象に残るメインディッシュだけはゲストの脳裏にしっかり記憶されるように、クオリティの高い料理を選びましょう。

さらに、ドリンクメニューも節約しすぎてはいけない部分です。
最近は「フリードリンクコース」をセレクトすることも多いようですが、ドリンクの種類が多いコースは当然ながら値段も上がります。でも、ここを節約して最低限の種類にすると「ケチっているな」とゲストから思われてしまいます。
そこでオススメしたいのは、低価格設定のフリードリンクに追加注文できるオプションです。メニュー外のものを飲みたい人に対して配慮できるので、「ケチ」だとか「節約した」と勘ぐられることもありません。

その際は、式場スタッフの人から「フリードリンクですが、ここにない他のドリンクも追加注文もできますよ」と説明を加えてもらうと良いですね。

お料理の相場は30,000円のご祝儀に対して15,000円程度〜です。
それを、1品程抜くことでゲスト一人当たり、1,000円程度差額が出るでしょう。また、フリードリンクも品数が一番多いタイプから一番少ないタイプに変えると2,000円程度の差額が出ます。
お料理とフリードリンク合わせての差額が1人あたり3,000円出るとすれば、80名のゲストに対して80名×3,000円=240,000円が節約できる事になります。

 

◆お花

式場のお花代などはあまりゲストには関係ないことと思われがちですが、最近のSNS流行りの影響もあり、注意すべきポイントになってしまいました。
ゲストが結婚式の様子をインスタグラムなどに上げることも多くなり、中でも写真映えするものがまさに人物のバックに映る色鮮やかなボリューム感ある生花なのです。
投降した写真を見た時に、「花が少なくてインスタ映えしないわ…」なんて思われたらとても残念ですよね。

とは言え、生花は意外に高くつくので、節約したい気持ちも分かります。そんな時はフラワー担当の方としっかり交渉してみましょう。
季節に関係なく手に入る花ならば、季節限定の花よりも安く仕入れられます。また、花よりもグリーンをベースに多く取り入ることでボリューム感が出ながらもお得に仕上がるでしょう。
「このくらいの予算で、このメインテーブルだけはボリューム感を出してください」などと打ち合わせしておくことが大切です。

メインテーブルの生花は、70,000円〜各ゲストテーブルは5,000円〜というところが相場のようです。
季節限定の花を外したり、グリーンを多めに取り入れたりする事で、メインテーブルは5,000円程度の差額、各テーブルは1,000円程度の差額ができるため、80人のゲスト(10テーブル)とすれば、5,000円(メインテーブル差額)+1,000円×10(各テーブル10テーブル分)=15,000円 。最低でも15,000円程度からの節約になります。

 

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【結婚式のどの場面をメインにしたいのか?】

ここまでは、ゲストに節約を感じさせないポイントを解説しました。次は、主催者である新郎新婦側の結婚式における節約です。

 

◆日程の選定

昔は、結婚式は“大安吉日”が常識でした。「お日柄もよく〜」など挨拶文句にもありますよね。でも、最近では大安にとらわれない人も多くなってきました。
そこで、仏滅に式を挙げることで式場側が与えてくれるサービスを挙げてみましょう。

・会場費を安くしてくれる

・1組貸し切り状態

・ムービー動画を格安提供

この他にも式場によって様々なサービスを提供しています。仏滅は今や式場選びの穴場なのですね。

ただ、地域によっては“大安吉日”にこだわるので注意が必要です。
またご年配の方は日の良さを気にしがちなので、日程は新郎新婦2人だけで決めるのではなく、両親や近い親戚にも相談してからの方が良いでしょう。

9月〜11月は式場の繁忙期なので価格設定が高めです。一方で、7月の高温期や、12月、1月の低温期はヒマな時期にあたり、低価格で利用できる場合もあります。
結婚式場は利用時期を少しずらすだけで価格が抑えられる場合も多く、式場予約する段階でしっかり確かめたいポイントです。

こうした繁忙期以外の時期に式場予約をした場合、ゲスト1名につき2,000円程度の割引相場となります。80名のゲストを呼んだとすれば、2,000円×80名=160,000円が節約できる計算になりますね。

 

◆お色直し

ウエディングドレスはもちろんですが、カラードレスや着物などお色直しは何回だってしたいもの。でも、こうしたドレスもかなり高額で、現実的に何着かは妥協しなければならないでしょう。

そんな時は、中古ドレスを自分でアレンジしてみるのもオススメです。親から譲り受けた古い着物をドレスに作り変えて和洋折衷の装いを振る舞うのもステキですよね。
たとえ自分で縫うことなどはできなくても、今は格安で素敵にリメイクしてくれる個人店や業者もたくさんあります。世界で一点だけのオリジナルドレスは、思い出にもなるし、とてもロマンティックです。

ウエディングドレスやお色直しのカラードレスをレンタルした場合でも、最低相場でも300,000円~500,000円してしまいます。
それをリメイクドレスにすると、3着で50,000円~150,000円以内に収まったというケースも。ということは、ドレスにおいては200,000円程度の節約が見込めそうですね。

 

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◆ヘアメイク

式場専属のヘアメイクの料金も結構な額がかかります。ぶっつけ本番だとヘアスタイルやメイクが不安なので、予行練習を兼ねて別料金でヘアメイクさんに打ち合わせをお願いすることもあります。
こうしたヘアメイクは20,000円〜30,000円くらいが相場で、お色直しのたびに追加料金もかさみます。

専属スタイリストでなくても良いという式場ならば、メイクが得意な友人にお願いしたり、行きつけの美容師さんに出張して来てもらったりする手もあります。
いつもお願いしている美容師さんは、髪の質や似合うヘアスタイルなどを熟知しているため、スムーズにヘアメイクをアレンジしてくれるでしょう。

この時に注意して確認しておきたいのが、ヘアアクセサリーやメイク品の持ち込み料です。
でも、たとえ持ち込み料などの手数料がかかっても、外部の美容師さんを派遣してもらう方が安く済むケースがほとんどなので、検討してみる価値はありますよ。

お願いする美容室の出張費用やメニューなどにもよりますが、交渉次第では20,000円程度の節約に成功するかもしれませんよ。

 

◆撮影カメラマン

大切な思い出を残すアルバムやDVDも、式場で手配すると非常に高額。アルバムで200,000~300,000円、記録ビデオで150,000~250,000円程度です。
友人に依頼することでこの費用が無くなる(お礼として各30,000~50,000円必要)とはいえ、クオリティを期待するわけにはいかないので、難しい選択となります。

そこで、外部のウェディング撮影業者に依頼することでプロのクオリティで費用を抑えることができます。式場によっては外部カメラマンの持ち込みNGという場合もありますので、事前の確認が必要です。

外部業者に依頼することで写真とビデオの合計250,000~400,000円の節約になる為、非常にインパクトが大きい部分と言えます。

 

全国に信頼できるカメラマンはいます☆

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◆ブーケトス

花嫁が投げたブーケを受け取った未婚女性は、次に花嫁になれる。
そんなジンクスもある恒例のイベント「ブーケトス」のブーケも、意外と高額なのをご存知でしょうか。生花ブーケであれば、30,000円〜50,000円が相場でしょう。

もしもブーケトスに特別こだわりがないのなら、「ギフトトス」などに変えて費用を浮かすのも一つの方法です。
ブーケトスは未婚女性がターゲットですが、ギフトトスにすることでたくさんの人達が楽しめるというメリットもあります。
中には、ブーケトスに参加すると結婚願望をアピールしているようで嫌だという人もいるため、ブーケトスをしないからといってケチだと思われることはないでしょう。

ちなみにブーケトスを5,000円程度の縫いぐるみなどのギフトトスにした場合、最低でも20,000円は節約できる事になります。もっとゲストに楽しんで欲しい気持ちがあれば、ギフトトスを2回やれる余裕も出てくるでしょう。

 

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◆ムービー動画映像

式の前後に流れるメモリアル映像などは、式場と提携している制作会社が制作することがほとんどです。こうした制作会社にお願いすると、最低相場でも150,000円程度の制作費がかかります。
でも、今やこれらの映像は素人でも簡単に作れる時代です。それこそスマホの画像や動画からでも手軽にできるので、ソフトやアプリが使えるなら自分たちでメモリアルを作ることができます。

または、友人に映像関係に詳しい人がいれば、早めに頼んでおくのもおススメです。その時はしっかり謝礼などを準備しておきたいですね。

友人に“ソフト”や“謝礼”込みでお願いしたとしても、50,000円程度の予算で素晴らしい仕上がりになるでしょう。そう考えると、制作会社に頼むよりも100,000円の差額が出る事になります。かなりの節約が期待できそうですね。

 

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◆ウェディングケーキ

結婚式の中でも、ウェディングケーキ入刀はメインシーンでもありますよね。でも、ウェディングケーキも人数分の生ケーキにすると、お値段が跳ね上がります。
ここをイミテーションケーキにすることで、ウェディングケーキにかかる費用がグンと抑えられます。

実際のところ、結婚式ではコース料理ですでに満腹になり、「ケーキまでは完食できなかった」というゲストも少なくありません。デザートをケーキではなく、サッパリしたフルーツに変えても良いですね。

ウェディングケーキはゲスト一人当たり1,000円程度が相場です。ディナーの最後に出されるケースが殆どですね。
それを500円程度のフルーツに変えると、単純に500円の差額になります。80人のゲストなら500円×80人=40,000円が節約できるでしょう。

 

生ケーキに比べて、こんなメリットもありますよ♪

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 【まとめ】

結婚式は一見どこも妥協できないようでいて、意外と節約ポイントがあることが分かっていただけたでしょうか。
以下のように節約しながらも十分満足のいく結婚式を挙げることができます。

 

・ゲストが直接関係する“引き出物” “料理・ドリンク” “生花”の3つは節約しすぎない

・“仏滅割引”“安い期間”などを選ぶ

・ムービーなどは制作会社に頼まず自分達で

・高額なドレスは中古アレンジにチャレンジ

・ヘアメイクはいつもの美容室に出張してもらう

 

譲れない部分はしっかりお金をかけて、自分達でできるところは手をかけることで、だいぶ結婚式の費用が浮きます。でも、ゲストに対しては、「いかにも節約しました」という対応は控えるべきでしょう。
ゲストあってこその結婚式ですから、みんなが気分良く盛り上がるためにもメリハリをつけた節約を心がけたいですね。